私が小学校に上がる頃のお話です。
ユウナ
サナ
ユウナ
ユウナ
サナ
サナは小さい頃の幼なじみです。 家族皆仲良しでした。
ユウナ
ユウナ
サナ
ユウナ
サナ
ユウナ
保育園より前からの親友の誕生日を 私は知らなかったのです。
大人になった今思い出すと、 サナだけ保育園のお誕生日どの月も 祝われていなかったのです。
ユウナ
サナ
ユウナ
サナ
サナ
ユウナ
ユウナ
サナ
近所の公園で、お昼過ぎ。 ブランコで遂に教えてもらえると 思ったその時です。
凄い強風が吹き、 目に砂埃が入ってしまい 風の音で聞き取れませんでした。
ユウナ
そこにサナの姿はありませんでした。
ユウナ母
ユウナ
ユウナ母
ユウナ
ユウナ母
ユウナ
母が何を言っているのか分かりませんでした。
すぐ、お隣に言ってチャイムを押しました鳴りませんでした。 幼かった私でも分かりました、 人の気配が無い事。
ユウナ
🌸入学式当日🌸
ユウナ母
ユウナ
ユウナ父
ユウナ母
ユウナ
結局サナは入学式にも来ませんでした。 そしてそれ以来会える事はありませんでした。
ユウナ
応答なし
ユウナ
ユウナ
大人になるに連れて 親友の顔を忘れつつあります。 彼女の誕生日は結局聞けないまま、 ですが、分からないのです。 彼女が本当に居たのか、幽霊だったのか。 幼い私の妄想だったのか。
妄想では、ありません。 サナがくれたビーズのキーホルダー -成人して、引越しの時に 押し入れから出てきた、懐かしい不思議な体験。 ビーズの配列を見ると英数字で R6♡0107 小さい時は気にも止まりませんでした。
ユウナ
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