どこから踏み外した？

こんな甘い日々が続けばいいと思っていた時

(夢主)の前に立つ

あれ？私ってなんでここに居たっけ

元々は鬼殺隊だったよね？

じゃあどうして鬼と一緒に居るの？

なんで？なんで？なんで？

いつもより低い声で猗窩座が言う

水の呼吸 拾壱ノ型 凪

破壊殺 流閃群光

冨岡は遠くに弾き飛ばされた

私はただ見ていることしか出来なかった

身体は何も動かなかった

前の仲間が助けに来てくれたというのに

今はそれすらも煩わしく思う

優しく頭を撫でてくれるが機嫌は治りそうにない

ﾍﾞｪﾝ

(夢主)を強く抱きしめる

少し機嫌を戻して抱きしめ返す

視線が絡み合いながら言う

照れて耳を赤くする

耳元で囁かれて顔まで赤くする

そういいながら(夢主)の頬に触れる

そう言うと猗窩座は満足そうに笑う

手を引かれて服が沢山ある部屋へ

真剣に選んでいる

桜の花の着物を差し出す

着てみせる

思わず見惚れて固まる

そう言われて照れながらくすっと笑う

自分が選んだものを好きな奴が着ていて独占欲が満たされる

嬉しそうに笑う

少し黙って言う

くすっと(夢主)が笑う

(夢主)の笑顔を見て顔を真っ赤にして目を逸らす

少し拗ねながらも(夢主)の方を見る

優しく静かに猗窩座の頬にキスをする

ぎゅっと抱きしめる

そんな猗窩座を見ながら優しく微笑む

2人で笑い合う

その時

"女の子の匂いがする"

そう言って(夢主)が隠れていたタンスを開ける

(夢主)の頬に触れようとする

(夢主)に触れようとした手を殴る

童磨を睨む

童磨が出ていく

ため息をつく猗窩座を心配する

独占欲がどんどん湧いてくる

抱きしめられる

強く抱きしめてくる猗窩座からは誰にも盗られたくない という気持ちが強く伝わる

抱きしめ合ったまま2人で眠る