このシリーズでは
いくつかの長い長い「編」をはさみます
今回は、「運動会編」
何話か並列して運動会について長々とやっていきます
お付き合いください
では、〜えと〜から
どうぞ
君に出会ったのはまだ
片手で数えても指が余るほどしかない
とても真面目で、頭も良くて
ちょっぴりツンデレで、照れ屋で
弟がいたら、こんな感じだったのかな
それでも数少ない君の笑顔
思い出すだけで、胸がほんのちょっぴり暖かくなる
まるで"あの人みたいに"
二人の後輩の笑顔が心に残る
無邪気で可愛らしい
見守ってあげたくなるような、
なのになぜ
こんなにも心に残っているんだろう
生暖かい風が頬を撫でる
おもむろに顔を見上げると、懐かしい校舎
また、左右を見ると
たくさんの生徒の保護者と思われる人が立っていた
まさか私がこっち側に立つ日が来るなんて…w
えと
ゆっくりと校舎をくぐると
見覚えのある人影があった
彼はすぐ私に気づいて
駆け寄ってくる
⁇
⁇
なおきり
えと
えと
えと
なおきり
なおきり
えと
えと
えと
なおきり
なおきり
えと
えと
なおきり
なおきり
なおきり
えと
特別席なんてそんな、たいそうな身分じゃないのに…
なおきり
なおきり
なおきり
シンプルに褒められて
嬉しくないわけがない
えと
えと
なおきり
意気揚々と走る彼の背中を追いかけながら
懐かしい気持ちに浸っていた
どこまでも広がる青空
なれない早起きをしたからか、ひどく体がこってるように思う。
ゆあん
ググっと軽く伸びをして、辺りを見回す
ゆあん
見慣れた人影が視界を横切る
ゆあん
背が高くて、長く風に靡く艶やかなオレンジ色の髪の毛
とても楽しそうな表情をしているのは
ゆあん
ほんとにきてくれたんだ…!
信じられないくらいの喜びが胸をいっぱいにする
ゆあん
どうやら追いかけている人がいるようだ。
艶やかな微笑み、
爽やかな青色の髪の毛、
無駄な肉一つない細身の長身。
我が校が誇る、最高で最強の生徒会長
なおきりさん、と言っただろうか。
ゆあん
ゆあん
もぶもぶ
もぶもぶ
もぶもぶ
もぶもぶ
もぶもぶ
もぶもぶ
なんでこういう時に限って
噂話は、こんなにもはっきり聞こえてしまうんだろうか
まぁ別に
そんなの気にしない
気にしない…けどさ、
なおきり
えと
えと
なおきり
なおきり
えと
リレーと聞いて
赤メッシュのあの男の子を思い出す
あの子もリレーに出ると言っていたな
応援すると約束したっけ…
えと
なおきり
ブースの中を軽く見回す
生徒会といえば…の、あの男の子がいない
えと
えと
"彼"という表現だったが察したのだろう
すぐに納得したように頷いた
なおきり
なおきり
なおきり
えと
えと
久しぶりの出会いに
心を躍らせながら、向かった
えと
えと
⁇
⁇
そう言って振り向くと彼は
昔と全く変わらないくせで
神経質そうに、メガネをくいっとあげた。
⁇
⁇
えと
えと
もふ
もふ
もふ
えと
もふ
もふ
もふ
えと
体育祭
ゆあえと編
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⇄❤︎100
コメント
27件
あなたの小説の書き方に強く惹かれました。本当に神作品だと思います、これからも頑張ってください!
最近投稿してなかったのはこのためだよね?((((合ってる??神作品だね✨大丈夫だったらして欲しいことがあっていい?