WT詰め

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はぁ、とため息をつきながらも カレンダーに予定を書く

二人きりでお出かけなんて久しぶり だから楽しみだ

〜約束の日〜

確かに楽しみすぎて1時間 早く来たけど！

せめて10分前とかあるでしょ！

とかは心の中に締まって まあまあ強引にスマイルの腕を 引っ張る

新作のパフェを頬張りながら スマイルの方を見る

スマイルは強引に買わせた クレープをチマチマと食べている

やっぱり無理矢理すぎたかな と今更ながら後悔する

最近二人で出かけてなかったな と思い目についたのが 新作スイーツだった

我ながら単純だと思う

結局楽しんでるのが自分だけで 悲しくなるなんて考えられなかった 過去の自分を殴りたいくらいだ

食べ終わりそうなパフェと まだ少ししか食べていないクレープを 見比べて嫌な事を考えてしまう

思わず涙が出そうになる

自分が悪いのに

思わずスマイルに抱きつく

クスクスと笑ってスマイルから クレープを受け取ろうと手を伸ばすが 渡してはくれない

それだけで察して口を開ける

するとスプーンで掬ったパフェが 口の中に入れられる

顔を赤くしながら押し付けてきた クレープを受け取って頬張る

やっぱり過去の俺！ スイーツに誘って正解だったよ！