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木名瀬
おいなつ！！
木名瀬
なつ？！
木名瀬
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不在着信
木名瀬
木名瀬
不在着信
なつとのLINEはここで途絶えた
木名瀬
おい！
木名瀬
ひかり！
ひかり
どうしたの？
ひかり
そんなに大きな声出して
木名瀬
お前嘘ついただろ！
木名瀬
なんでそんなことしたんだよ？！
かりん
えやば！
ひかり
なんのこと？
木名瀬
なつが俺の悪口言ったって！
木名瀬
お前言ってただろ！
ひかり
それは.......
かりん
(やばい）
ひかり
だってそうしないと木名瀬くんと付き合えなかったんだよ？！
ひかり
木名瀬くんも嫌でしょ？
木名瀬
嘘つかれる方が嫌に決まってんだろ！
木名瀬
もうお前とは絶好だ！
木名瀬
なつと連絡取れなくなったんだ！
ひかり
？！
かりん
？！
木名瀬
もしかして.......？！
かりん
どうするのひかり！
ひかり
どうしよう！！泣泣
木名瀬
(なつ！返事くれ！)
木名瀬
(ここのマンションにいるはず)
木名瀬
(早く行かねーと)
木名瀬
（ここは俺となつが初めてあった所)
木名瀬
(小学生の時に初めて2人で遊んだ場所！)
木名瀬
(体が思うように動かない早く行きたいと思うのに.......！)
木名瀬
(ハァハァ）
このマンションはもう誰も住んでいない。
屋上まで階段を登らなければいけない。
屋上は15階
木名瀬
ハァハァ
木名瀬
もう少し！
木名瀬
なつまってろよ！
なつ
(ばいばい。)
なつ
(大好きでした。)
木名瀬
？！！！
なつ
？！！
2人は目が合った
一瞬なのに長く感じた
階段から手をのばすのに届かない
待て！と叫ぶ
だがもう既におそい
その長く感じた一瞬の後に
どた！
音がした
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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