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願い叶える不思議な神社

第8話 - 季神社

2025年07月19日

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#少しグロあり

ヨザクラ

作者

こんにちは

作者

いつもこの小説を見ていただき、ありがとうございます。

作者

ちょっと今日、ご報告があるので、私が久々(？)に顔を出しました。

作者

まあ、それは置いといてですね

作者

報告の内容もそんな大したことじゃないんですが…

キャラクターアイコン、変えます！！！

作者

ただ、それだけです。

作者

これからもこの小説をよろしくお願いします。

作者

では本編へどうぞ↓

妖神神社は、名前こそ違うが、実は、九州、四国、本州に八つずつある。

神社で働く妖神たちは、10年に一度、別の県の妖神神社に行く。

それが、今日だ。

舞香

…

舞香

…そろそろですかね。

澪

舞香さん、連れてきましたよ。

舞香

ありがとうございます。

優香

えっと…これから、「季(とき)神社」に行くんですよね…？

舞香

ええ。そうですよ。

季神社というのは、この神社からかなり離れた県にある神社で、主にここのような動物の神や妖怪ではなく、植物の妖神が働く神社だ。

颯太

季神社か…

颯太

今まで2回しか行ったことがなかったな…

伊織

僕は何回も行ったことあるけど、ちょうど50年前に新しく来てくれた子が今働いてるって電報がこの前来てたなあ…

日向

へぇー、あの神社、確かに三人しかいなかったもんな。

優香

(何が三人なんだろ…)

澪

お前たち、そろそろ黙れ。もう戌の刻だぞ。

戌の刻というのは、午後七時から九時までを表す言葉で、今はもう午後の7時だ。

舞香

それじゃあ、出発しますよ。

舞香

皆さん、私に掴まっていてくださいね。

そう舞香が言うと、皆は舞香に掴まった。

そして、一瞬にして消えた

舞香

着きましたよ。

皆は舞香の瞬間移動で来たのだ。

舞香

多分、神主の和奏さんがいらっしゃると思うのですが…

和奏

こんばんは。

舞香

和奏さん！

澪

和奏さん、お久しぶりです。

和奏

久しぶり。

和奏

今度の土曜日だったかしら…？私たちがあなた方の神社に参るのは…。

舞香

そうですよ。

日向

あれ？そういえば、雫はどこだ？

和奏

雫…？ああ、あの子なら縁側でお茶を飲んでいたわ。行ってらっしゃいよ。

伊織

分かった！日向、行こ！

日向

ああ！

そう言い、二人は念力で自分たちを持ち上げ、社務所へと飛んで行った。

和奏

…本当にあの二人は元気ね。

澪

申し訳ないです…後で2人にはきつく言っておきますので。

紗蘭

別にいいんですよ。あの二人に会えるの、きっと雫はとても嬉しいと思うので。

和奏

…紗蘭さんいつから？

紗蘭

妖神神社の方がおいでになってからですよー。

舞香

紗蘭さん、お久しぶりです。

紗蘭

お久しぶりです。

澪

そういえば新しい妖神を雇ったと聞いたが…

紗蘭

ああ、「彼」ならすぐ来ますよ。

紗蘭

新しく入った子の名前は「碧」って言うんです。

舞香

碧さん、ですか…

すると、突然、何もない所から伊織と日向と、「雫」と思われる人物が姿を現した。

伊織

雫、連れてきたよ！

雫

久しぶり！優香ちゃんに颯太くん！

優香

あ、お久しぶりです。

和奏

雫、あなた、碧がどこに行ったか知らない？

雫

ううん、知らない！

雫

碧くん、自分の能力ですぐ来ると思うよ！

日向

なあ、雫。その碧とかいう奴の能力って何なんだ？

雫

碧の？碧の能力は、「地獄耳」つまり、情報を察知するのが異常に早いの。

雫

あ、碧、気づいたみたい！

優香

…凄いね。何で、分かるの？

雫

あれ、前に話さなかったっけ。私の能力は、「相手の動きを遠隔で知ること、相手の動きを見切る能力」なの。

するとまた、何もない空間から一人の男子が現れた。

紗蘭

あ、碧。

雫

遅いよー！

碧

ははは…すみません。

和奏

皆さん、紹介します。この方が、新しく入ってくださった妖神、「碧」さんです。

碧

えっと…碧です。木霊と夏高津日神の妖神です。能力は「地獄耳」です…よろしくお願いします。

舞香

よろしくお願いします。

澪

よろしく。

伊織

キミが碧かー！よろしくね！

日向

よろしくな！

颯太

よろしく。

優香

碧くんだったかな？よろしくね！

紗蘭

碧、この方たちの名前はもう覚えたでしょう？

碧

は、はい！

碧

えっと…こちらの狐の方が舞香さん、黒猫の方が澪さん、茶色の犬の方が伊織さん、狸の方が日向さん、白兎の方が優香さん、そして、この方が颯太さん…でしたよね？

和奏

合ってますよ。

碧

ありがとうございます、でも、僕能力は…

舞香

じゃあ、私たちが紹介致しますね。

碧

あ、ありがとうございます…

舞香

まず私から紹介しますね。

舞香

私の能力は「創造力」生物以外なら何でも創れます。

舞香

妖神神社も、私が創ったんですよ。

碧

そうなんですね…！凄いなあ…

舞香

ありがとうございます。

澪

次は…私か。

澪

私は、「呪縛能力」身体を動かす事が出来なくなる。

日向

…だから俺たちがサボって街中に行こうとしても行けない訳か。

碧

あはは…

伊織

僕は「周囲の温度、標的の温度を調整する能力」風邪とかも治せるし、寒い日とか暑い日とか涼しくしたり暖かくしたりができるんだ！

碧

凄い。良いなあ…

日向

俺は「変化能力」普通の変化とは違って、幻も見せられるんだ！

碧

幻か…なんか色々役立ちそうだね。

優香

私は「歌や踊りで魅惑する能力」これで妖怪を倒す時凄く重宝するの。

碧

…今度、その歌とか踊り、見ていいですか？

優香

いいよ～！

颯太

俺は「毒耐性と毒生成」全ての毒が無効で、全ての毒が生成可能。

碧

凄っ…

舞香

こんな感じですね。

碧

…

碧

皆凄い能力だなあ…僕なんてこんなしょうもない能力なのに…

伊織

しょうもなくなんてないよ！

伊織

人が何話してるかすぐに分かるじゃん！

日向

その点俺らは、澪が何陰で話してるか分からねえんだよな…

和奏

…仲良くなったようね。

舞香

ええ。

紗蘭

ほら皆！そろそろ社務所に入ろう？

碧

…分かりました！

澪

お前たち、この神社の社務所に行くぞ。

澪

くれぐれも粗相の無いようにな。

舞香

何て言ったって、これは日帰りではありませんからね。

舞香はそう言い、和奏は皆を社務所に連れて行った。

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