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#アレンジ浦島太郎
フルーツ飴
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ちょこ
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この世界には、 特別な力を持っている人なんていない。
誰かを救うヒーローがいるわけでもない。
でもーー
何気ない一言で誰かを笑顔にしたり、 そっと寄り添うことで誰かの心を軽くしたり。
そんな小さな優しさは、毎日の中にたくさんある。
?
教室に入ると、明るい声が聞こえる。
この声の主は────
陽葵ちゃん。
陽葵
陽葵
いつも笑顔で、周りを明るくする。
陽葵ちゃんがいるだけで、 教室の空気が少し明るくなる。
私は、そんな陽葵ちゃんをいつも見ていた。
波瑠
私は小さく呟いた。
陽葵ちゃんは、困っている人にすぐに気付く。
落ち込んでいる人がいたら話しかける。
一人でいる子がいたら自然に輪の中に入れる。
私にはできないことばかりだった。
波瑠
ある日の放課後。
教室に忘れ物を取りに戻ると、 陽葵ちゃんが一人で机を動かしていた。
波瑠
陽葵
波瑠
陽葵
波瑠
私が驚くと、陽葵ちゃんは笑った。
陽葵
その言葉を聞いて、また思った。
やっぱり陽葵ちゃんはすごい。
私はこの気持ちを心の中で言っていたと思っていた。
陽葵
突然、陽葵ちゃんが言った。
陽葵
波瑠
私の心の中の言葉は声に出していて聞こえていた。
陽葵
陽葵
私は何も言えなかった。
自分では、何もしていないと思っていたから。
次の日。
教室で、困っている子がいた。
前の私なら、
波瑠
波瑠
って迷っていたと思う。
でも────
波瑠
自然に声が出た。
クラスメイト
その子が笑った瞬間、胸が少し温かくなった。
私は気付いた。
陽葵ちゃんみたいになる必要はない。
私は私のやり方で、誰かを助けられる。
大きな光じゃなくてもいい。
小さな光でも、誰かの役に立てる。
帰り道。
陽葵
陽葵ちゃんが隣に並ぶ。
陽葵
波瑠
陽葵
陽葵ちゃんは笑う。
陽葵
太陽みたいな陽葵ちゃん。
海みたいな波瑠。
違うからこそ、支え合える。
そしてこの日から────
小さな光が、少しずつ広がり始めた。
コメント
1件
あおいです🌷 第2話、じんわり沁みました……。陽葵ちゃんの明るさに憧れつつ自分は何もできていないと思っていた波瑠ちゃんが、実は誰よりも相手の変化に気づける優しさを持っている——その気づきの流れがとても自然で、読んでいて温かい気持ちになりました。特に「陽葵ちゃんみたいになる必要はない」という波瑠ちゃんの一歩が、自分らしさを認めるようで胸が熱くなりました。続きも楽しみにしてます📖💫