目を覚ますと、横には知らない男の人が寝ていました。しかも裸で。
あなた
あなた
ユンギ
ユンギ
あなた
ユンギ
あなた
ユンギ
あなた
ユンギ
あなた
あなた
服を着ていなかったのでとりあえず自分の着ているパーカーとスウェットパンツ、新品の下着を犠牲にしてユンギに着させた。
正直言うと猫のままがよかった。 例え猫であっても男性と暮らすのも気が引けるし。
ユンギ
あなた
ユンギ
あなた
そう言って、目玉焼きとソーセージとコンソメのスープとを2人分用意した。 食パンも2枚焼いた。
ユンギ
そう言って、ソーセージをまだ使い慣れないフォークに刺して驚くユンギ。
あなた
ユンギ
あなた
ユンギ
お行儀は悪いけど美味しそうに食べるユンギは猫の面影があった。
そうしてユンギはすぐに全部たいらげた。
あなた
ユンギ
あなた
ユンギ
ユンギ
少し寂しそうな顔と上目遣いでこちらを見てくる。 やっぱり猫そっくりだ。(猫です)
あなた
今日は土曜日でいつもよりお客さんが 多かったから遅くなってしまった。
ユンギ大丈夫かな…
いやでも、見た目成人済男性だしな…
あなた
ユンギは私のベッドの上で 私の着ている服をぎゅっと抱きしめて ぐっすり寝ていた。
あなた
ユンギ
あなた
ユンギはむくりと起き上がり こちらに擦り寄ってきた。
ユンギ
あなた
ぎゅっ、と私を背後から抱きしめてきた 自分より背が高いからなんか…不思議な気持ち。
猫は甘えたがる時があるって 本当なんだな…
ユンギ
ユンギ
あなた
ユンギ
あなた
ユンギが人間になってから食費が2倍になるから大変だけど、美味しく食べてくれるから嬉しい。
あなた
ユンギ
そっとはスプーンですくって口に運ぶユンギ。
ユンギ
あなた
私も熱いのは苦手な方だから ユンギと一緒に2分くらい待った。
あなた
ユンギ
猫舌は健在のようです。
それでも美味しいって喜んでくれて きちんと完食してくれた。
食後、ユンギとソファでテレビを見ていると
ユンギ
あなた
ユンギは私の手を取り自分の方に 持ってきて傷口をぺろっ、と舐め始めた。
あなた
ユンギ
ユンギ
ユンギ
私が大丈夫、と言ってもユンギは ずっと優しく舐め続けた。
その親切心は嬉しいけど…なんか… 変な感じ…
こうして私と人間になったユンギの 日々が始まりました。