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アジュガ
アジュガ
アジュガ
ミーンミンミンミーーン
夏をまだかまだかと待っていた蝉たちが 僕の鼓膜を突き破る五月蝿さで 鳴く
白鳥 忍
僕の足元には他の影よりも 濃く、目立つ影が おちている
今日はばあちゃんとじいちゃんが 経営している、旅館に 来ている
コンコンコン
白鳥 忍
白鳥 忍
白鳥 忍
白鳥 忍
ガラッ
白鳥 忍
ドアを開けたのは、 迷彩柄をした帽子を被った大柄の 男性だった
？？？
？？？
白鳥 忍
白鳥 忍
白鳥 忍
？？？
白鳥 忍
白鳥 忍
？？？
？？？
白鳥 忍
僕が持ち上げれなかった その男性は軽々と持ち上げた
白鳥 忍
？？？
白鳥 忍
？？？
白鳥 忍
？？？
白鳥 忍
白鳥 忍
白鳥 忍
ガサゴソ
白鳥 忍
そう僕がドアノブに手を 掛けかけたとき
ガラッ
後ろから鳴るはずのない音が 部屋全体に響いた
その瞬間、
背中から、一気に寒気が来て、 金縛りのような感覚に 陥る
(からだが動かない…)
白鳥 忍
？？？
白鳥 忍
白鳥 忍
グンッ
白鳥 忍
からだの力が抜ける
膝から崩れ落ちる… だんだん意識がなくなる
ガバッ
白鳥 忍
青木 凪
白鳥 忍
青木 凪
青木 凪
白鳥 忍
白鳥 忍
青木 凪
白鳥 忍
白鳥 忍
青木 凪
青木 凪
白鳥 忍
青木 凪
青木 凪
おばあちゃん
おばあちゃん
白鳥 忍
おばあちゃん
白鳥 忍
白鳥 忍
すると、 さっき感じたような 寒気が来る
白鳥 忍
白鳥 忍
白鳥 忍
白鳥 忍
おばあちゃん
白鳥 忍
アジュガ
アジュガ
アジュガ
アジュガ
白鳥 忍
青木 旭
青木 凪
アジュガ
アジュガ
