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私が中庭へ降りると

鈴木入間

あっ、要さん!

アスモデウス・アリス

か、要様!

坂本 要

よォー、って、なんでテメェらそんなボロボロなんだよ

鈴木入間

え、えっと実は、

ウァラク・クララ

あ!カナちゃーん!!

坂本 要

ぬおっ、

突然、私のお腹にクララが飛びついた

アスモデウス・アリス

要様!

坂本 要

うおっ、あっぶねぇ、!

坂本 要

あんがとな、アズ

アスモデウス・アリス

いえ!これぐらいお安い御用です!

私はアズに抱き止められ、なんとか転倒を防げた

ウァラク・クララ

ねぇねぇカナちゃん!一緒にお菓子食べる?

クララはそう言うと、ポッケから お菓子やジュースを出した

坂本 要

うおっ、すげぇ
四◯元ポケットじゃねぇか

ウァラク・クララ

入間ちとアズアズも!

鈴木入間

あ、ありがとう、

アスモデウス・アリス

、、、

坂本 要

おらっ、アズも礼言え

アスモデウス・アリス

うぐっ、感謝する、

アズは渋々といった感じで礼をいった

坂本 要

クララ、そのポッケ四◯元ポケット?

ウァラク・クララ

?ううん!私の家系能力!

ウァラク・クララ

見たことある物ならなんでも出せるよ!

鈴木入間

へぇ、すごい、

坂本 要

、、、

まーた知らねぇ単語が出てきたよ今畜生!なんだよ家系能力って! HUNT◯R×HUN◯ERかよ!

私がそんな事を考えていると、

男子生徒

あれー?クラりんじゃん!

チャラついた男子生徒がクララを呼び止めていた

男子生徒

また新しい飼い主が増えたのかぁ?

ウァラク・クララ

ふへへ〜うん!

男子生徒はクララの頭を撫でると

男子生徒

まぁいいや、ジュースちょうだい

ウァラク・クララ

うん!

坂本 要

、、、

鈴木入間

、、、

クララは能力でジュースを出し 男子生徒へと渡し、男子生徒達は去って行った

鈴木入間

今のって、

ウァラク・クララ

あのね!ああやって何かあげるとね喜んでくれて、たまに一緒に遊んでくれるの!

鈴木入間

それって、

坂本 要

入間

鈴木入間

ウァラク・クララ

でもね!こんなにちゃんと遊んでくれて、話してくれたの入間ち達が初めて、

ウァラク・クララ

だからね、あのっ、

ウァラク・クララ

また一緒に、遊んでくれる?

クララは不安そうに首を傾げた

鈴木入間

、!うん!

坂本 要

しゃあねぇな、特別だぞ?ガキの面倒は嫌いじゃねぇからな

ウァラク・クララ

、!!

その時、げっそりとしたアズが

アスモデウス・アリス

やめましょう入間様、要様、!アホが移ります、

ウァラク・クララ

あっ!アズアズ復活した?!遊ぶ?!

鈴木入間

き、今日はもうやめておこうか

坂本 要

、、、

入間達が会話している中、私は一人考え事をしていた

あのクソチャチャラ共、完全にクララを道具扱いしてんな

坂本 要

、、気に食わねぇ

私がそう呟いていると

ウァラク・クララ

カナちゃーん!

坂本 要

!へいへい、

クララの声でハッとし、私達は校舎の中へと入った

その後、私達がクララとつるみ始めて、一週間が経過した

私は、とある校舎の裏側の階段に来ていた

男子生徒

便利だからに決まってんだろ
あの能力がなきゃ誰があのバカ女と、

坂本 要

、、、

男子生徒がそう発言した瞬間、 私は男子生徒の前に現れた

坂本 要

ど〜も〜、特待生の坂本要で〜す

男子生徒

なっ、テメェは、

坂本 要

なんか〜、クララさんと私達の事について話してませんでしたか〜?

坂本 要

へぇー、

男子生徒

い、いや、特待生もあのバカ女の相手してよく飽きねぇなって、

その瞬間、私は男子生徒を 木刀で弾き飛ばした

坂本 要

良いかテメェら、

坂本 要

テメェらがどこでどうしようが、私には知ったこっちゃねぇ

私はチャラチャラ共に木刀を向け

坂本 要

だが、私のこの剣
こいつが届く範囲は、

坂本 要

私の国だ

坂本 要

無粋に入ってきて、私のモンに触れる奴ァ、

坂本 要

魔王だろうが、教師だろうが、隕石だろうが、

私は木刀を構え

坂本 要

ぶった斬る!!

ウァラク・クララ

、っ、!

嬉しい、初めて、そんな事を言われたから、

すると、カナちゃんは男子生徒を倒し終わって、声を上げた

坂本 要

これ、独り言なー
クララー、これだけ言っとく

ウァラク・クララ

坂本 要

テメェのペースで良い、もう「自分」を殺すんじゃねぇ

ウァラク・クララ

っ、!

分かってる、分かってる、 でも、

私はその場から去った

坂本 要

ふぁーあ、、ったく、つくづく手が掛かんな

私は手当てが終わり、中庭を眺めていた

どうやら無事、クララはアイツらと縁を切る事が出来たらしい

アスモデウス・アリス

!要様!

坂本 要

おっ、アズじゃねぇか

私が欠伸を掻いていると、アズと 偶然会った

、、服の所々に血が見えるのは気のせいだ絶対そうだ

アスモデウス・アリス

こんなところで、って、何だか、傷が増えてませんか?

坂本 要

えっい、いや、き、気のせいじゃない、?

アスモデウス・アリス

、、要様
正直に言えば魔シュークリームを差し上げます

坂本 要

クララを虐めていた連中と乱闘してきました

坂本 要

、、あっ、

やべ、

アスモデウス・アリス

要様?まだこの間の傷も癒えていないのですよ?

坂本 要

いやまじですんません

私は土下座する勢いで頭を下げた

いやだって、アズの顔怖ぇんだもん、今ならうずまき出してきそうな勢いだよ?

アスモデウス・アリス

全く、貴女という人は、

坂本 要

ほよ?

アズは私を抱き上げ、魔シュークリームを口へと丁寧に入れられた

坂本 要

モゴモゴ、

アスモデウス・アリス

ふふっ、少しそこで大人しくしてください

そう言い、アズは歩みを進めた

、、私一応中一なんだけど、

中庭に着くと、そこにはすっかり元気になったクララと、いつも通りの入間がいた

鈴木入間

あ、アズ君に要さん!

ウァラク・クララ

カナちゃーん!

坂本 要

おぉ、元気が良い事で、

私がアズから降りると、クララが抱きついてきた

ウァラク・クララ

、カナちゃん、

坂本 要

、私しゃあ何もやってねぇよ

私はクララの頭に手を置き

坂本 要

ただ、私のモンを取り返しただけ、ただそれだけだ

ウァラク・クララ

!カナちゃん!
やっぱ格好いい!!

坂本 要

うおっ!だから!抱きつくのやめろォ!

私はクララを受け止め、そのまま後ろへ転倒した

坂本 要

、、まぁ、こういうのも、悪くねぇかもな

私は慌てて駆け寄る入間達を見ながら、そんな事を思う今日この頃

坂本 要

くかー、ふへへ、
デカ盛りパフェがなんぼのもんじゃ〜、

鈴木入間

、、、

アスモデウス・アリス

、、、

ウァラク・クララ

、、、

翌朝、僕達を迎えに来たアズ君達に要さんを起こす手伝いをしてほしいと頼み、今この状況である

ウァラク・クララ

、カナちゃん寝顔可愛い、

アスモデウス・アリス

くっ、いつもの凛とした要様もお美しいが、今の可愛いらしい要様もお美しい!!

鈴木入間

僕も初めて要さんの寝顔見たけど、

可愛い、女子の寝顔ってみんなこんな感じなのかな、

鈴木入間

はっ、それより早く起こさないと!

アスモデウス・アリス

くっ、せめて写真だけでも、!

アズ君は要さんの写真を何枚か撮り、素早く保存した

ウァラク・クララ

カナちゃーん!朝だよー!!

坂本 要

んぐ、あー、、クララ?

要さんが目を覚ました

、何でクララが、ってか

坂本 要

、人の部屋で何してんだテメェら、

鈴木入間

ご、ごめんなさい!
要さんが中々起きなくて、アズ君達に手伝って貰ってたんです!

ウァラク・クララ

カナちゃんお寝坊〜

アスモデウス・アリス

要様の寝顔、しかと瞼に焼きつけておきました!

坂本 要

あー、そういう事、
それは、ごめん

坂本 要

後アズは後で殴るから覚悟しとけ

その後、私はささっと準備をし 学校へと向かった

坂本 要

、、でっけぇ、ここ、マジの学食堂か?

アスモデウス・アリス

はい!午後のクラス発表まで時間がありますし、何か食べていきましょう!

アスモデウス・アリス

新入生が今入れるのはここと庭園ぐらいですが、

アスモデウス・アリス

授業が始まれば他の施設も開放されますよ

鈴木入間

サッ、サヨウデスカ!!

アスモデウス・アリス

、?

坂本 要

、、、

私は入間にこっそり耳打ちし

坂本 要

おいおい入間、何でアズに敬語使ってんだよ

鈴木入間

だ、だって、友達って意識したら、き、緊張が、!

坂本 要

はぁ?んな好きな子とばったり会った中2男子じゃあるめぇし、

坂本 要

いつも通りに接すればいいだろうがよ

鈴木入間

そ、そんな事言われても、!

その時

ウァラク・クララ

入間ちー!アズアズー!カナちゃーん!

ウァラク・クララ

席とったよ!

クララの声がした

坂本 要

とにかく、いつも通りだからな!

鈴木入間

い、いつも通り、!

私はそう言い、席につきメニュー表を開いた

入間やアズも続けて席に座った

ウァラク・クララ

私でろでろランチ!

鈴木入間

わぁ、メニューがいっぱい、

坂本 要

?んだこれ、

アスモデウス・アリス

ランクですね

アスモデウス・アリス

以前お話したようにバビルスの成績は🟰ランク

アスモデウス・アリス

ランクによって注文出来る料理が違うんですよ

アスモデウス・アリス

我々はランク発表前なのでこちらです

鈴木入間

おおっ、せまい、

坂本 要

せっま、押し入れの広さじゃねぇか

アスモデウス・アリス

まぁ、苦手な物はシェアしましょう!

鈴木入間

あっ、ありがとう!

アスモデウス・アリス

では、私も注文、を

その瞬間、テーブルには大量の料理がなだれ込んできた

坂本 要

、よっしゃ入間食うぞ

鈴木入間

えっ、でもこれ食べていいんですか、?

坂本 要

良いだろ、なんか雰囲気的に良さそうだし

私はフォークを持ち、料理を食べていく

鈴木入間

う、うーん、まぁ、いっか、

私達がなだれ込んできた料理を食べ尽くすと、アズは驚いたような顔をした

鈴木入間

ん?!あれっ、これ食べちゃダメな奴だった?!だ、出す?!

アスモデウス・アリス

い、いえっ、!
よくお食べになるのですね、お二人共、

坂本 要

まぁ、最低でも三日は何も食わなくても良いようにしとかねぇとな

坂本 要

あっすんませーん
ついでにデカ盛りチョコレート魔パフェくださーい

鈴木入間

あ、僕もおかわりを!

悪魔「シェフが倒れた!」 悪魔「やっぱ特待生やべぇ!!」

アスモデウス・アリス

流石要様、入間様!

坂本 要

流石って言えんのか?これ、

その時、大きい音が学食堂に響いた

カムカムさん

お持ち帰れ

店員らしき悪魔には竹槍、それに吊るされていたのはクララだった

鈴木入間

い、一体何が、

ウァラク・クララ

遊んでもらった!

ウァラク・クララ

私が売店に行くとね!いつも遊んでくれるの!

カムカムさん

遊ぶ違う、「威嚇」
お前売店出禁

すると、悪魔はブラックノートを取り出し

カムカムさん

こいつの能力、見た物出せる。万引きとみなす

カムカムさん

万引きは竹槍で突く

坂本 要

、万引きは、木刀で斬る

鈴木入間

物騒すぎる!って、要さんは真似しなくて良いから!

その時

ナベリウス・カルエゴ

粛に!

ナベリウス・カルエゴ

全く、久々の出勤だというのに!!

モフ鳥中年が現れた

ナベリウス・カルエゴ

白昼堂々騒ぎを起こす阿呆はどこ、

入間・カルエゴ あっ、

坂本 要

あちゃー、こりゃあまた最悪な、

その時、中年の後ろから

ダンタリオン・ダリ

カルエゴ先生!置いていかないでくださいよ!

ジミーが現れた

坂本 要

おっ、ジミーじゃねぇか

ダンタリオン・ダリ

あっ、昨日の特待生!

ダンタリオン・ダリ

って!だから僕はジミーじゃなくてダリね!

坂本 要

変わんねぇだろ?ジミーもダリーも

ダンタリオン・ダリ

惜しい!伸ばしはいらないから!

坂本 要

んで、何でジミーはこんなとこにいんだよ

ダンタリオン・ダリ

あぁ、カルエゴ先生の後を追っかけて、

その時、入間達の方からボフンという音が聞こえた

坂本 要

おっ、モフ鳥中年

エギー先生

誰がモフ鳥中年だ!私はまだ中年ではない!!

その後、私はアズに抱っこされ、その場から去った

魔界にはどうやら、一人の侍がいるらしい

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ドラえもんッ

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