ハル
将太、見て!こんな所にもいるよ!
将太
うわっ……すげえ!
将太は目を輝かせ、私が指を差す方向へと駆け出した。
ハル
本当にこんな自由に動物がいるんだね
将太
まじでびっくりした……
将太
なんか高校の修学旅行みたいで楽しいな
屈託のない将太の笑顔に、心臓がぎゅっと締め付けられる。
私たちは今、旅行に来ていた。
あの日から私たちは、休みが合えばこうして2人で時間を過ごしている。
まるで恋人のように。
ハル
あっちでウサギ用のおやつ売ってるんだって!
続きはVIPプランで読みましょう
10,000以上のストーリーが読み放題
VIP限定ストーリーが読める
広告表示なし
いつでもキャンセル可能。