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氷翠(ひすい)

ん"ぅ"〜…(んぁれ…いつの間に……)

次に目を開けるとそこはいつもの私の 部屋だった

氷翠(ひすい)

きょぉは…ん"ん"〜〜ッ!!ふはぁ…お休みだー!!

ベッドに寝っ転がったまま体をググーっと伸ばし大きい欠伸をする

氷翠(ひすい)

(ま、ていうか休みじゃないなら昨日呑んでないし…あれ、呑んだよな?誘われて…呑んで……んで…あれ、昨日どうやって帰って来たんだっけ…)

チリンッ…

氷翠(ひすい)

んぁ…(通知?誰だろ……)

謎の通知が入りスマホを開くと…そこには玲音君の名前があった

氷翠(ひすい)

(写真…?)

ロックを解除してDチャットを開くと…そこには翔平君に抱えられている完全に酔っ払っている私が人様に迷惑(翔平君に熱烈なキス)をしていた

氷翠(ひすい)

!?

氷翠(ひすい)

あ、あわわわわ!!!!///

氷翠(ひすい)

違う違う!違うから待ってぇーー!!!///

その後…玲音君と翔平君に電話を掛けて猛烈に謝罪

氷翠(ひすい)

マジでごめん……私が悪かったわ…

翔平(しょうへい)

【いや、平気なんで】

玲音(れお)

【翔ちゃん満更でも無さそうだったよ〜笑】

と、各々返って来た

氷翠(ひすい)

まっじで…バカじゃないの……///

一人、部屋のベッドの上で顔を真っ赤に染めて後輩の唇を奪ってしまった自分の唇に触れる

氷翠(ひすい)

……翔平くんは推しだけど…そういう関係は望んでないっての…///

氷翠(ひすい)

他の推しでもそうだけど……///

氷翠(ひすい)

……好きって言ってくれたのは嬉しいけど…翔平君大丈夫かな…

一方翔平君はと言うと…

翔平(しょうへい)

はぁ〜……///

玲音(れお)

良かったね〜なんだっけ?舌まで入れて来たんだっけ?笑

翔平(しょうへい)

頼むからマジで黙ってろ……///‪💢

玲音(れお)

あそこに行くまでずーっと舌入れてキスしてたじゃん笑

翔平(しょうへい)

ちょッ、マジで黙ってろ!‪///‪💢

玲音(れお)

ほらほら〜、動画あるよ〜笑

玲音(れお)

あ、送っとこ〜笑

翔平(しょうへい)

マジでお前なぁ…‪💢

玲音(れお)

羨ましいなぁ〜翔ちゃんとキスしちゃって〜

翔平(しょうへい)

きっしょ…大人しく死ねよ

玲音(れお)

翔ちゃん直球過ぎない?

翔平(しょうへい)

別に付き合ってもねぇしただの事故に決まってんだろ

玲音(れお)

付き合っちゃえよ〜

翔平(しょうへい)

そのスマホそろそろ壊すぞ?‪💢

玲音(れお)

え〜、じゃあ…大好きなセンパイ貰っちゃって
いーい?♥

翔平(しょうへい)

はぁ?やるわけねぇだろ

玲音(れお)

え〜…じゃあ……盗っていい?

翔平(しょうへい)

奪えるもんなら奪ってみろよ

玲音(れお)

へぇ…いい度胸じゃん

玲音(れお)

こっちで付き合ったら毎日翔ちゃんの前でべろちゅーしーちゃお♥

翔平(しょうへい)

‪💢‪💢……

怪しい雰囲気がチラホラと見えますね

そして場面は戻り… 何も知らない氷翠ちゃん

氷翠(ひすい)

お風呂入って…さっさとご飯食べちゃお(確か今日は私がご飯作る日だったよね)

着替えを持ってさっさとお風呂に入り さっさと出て特待生ちゃんと自分の分のご飯を作り始める

特待生)o。.( ´O`)〜〜

氷翠(ひすい)

あ、おはよ!

特待生)ん"〜…

氷翠(ひすい)

あ、ちょッ……なぁに〜?

特待生ちゃんは寝起きだと良くこうやって来てスリスリと頭を擦り付けて来ることがある

特待生)いい匂いする…

氷翠(ひすい)

朝ご飯ですよ〜起きて下さいよ〜

特待生ちゃんの頬をぷにぷにと触り寝ぼけている特待生ちゃんを起こす

氷翠(ひすい)

おーきーてー、だーめーよー

特待生)ん"〜…ふぁ〜い……

氷翠(ひすい)

よしよし

特待生ちゃんの頭を優しく撫で洗面台に連れていく

特待生ちゃんは顔を洗って完全に目を覚まし私と一緒にご飯を食べ始めた

特待生)ん〜!♥ とっても美味しいね!✨

氷翠(ひすい)

そう?私、貴女が作るご飯も好きよ?

特待生)本当!?

氷翠(ひすい)

うん、とってもね

氷翠(ひすい)

そうね…貴女の味ならお菓子とかも美味しいだろうね

氷翠(ひすい)

甘いの、好きでしょ?

特待生)ま、まぁ…

特待生)でもどうして…ここでお菓子なんてそんなに食べてないのに……

氷翠(ひすい)

ん〜?味付け……かな

氷翠(ひすい)

甘めの味付けが多いからね、何となく

特待生)え〜!バレちゃったァ〜……

氷翠(ひすい)

今度一緒に作ってみようか?

特待生)!!やったー!

氷翠(ひすい)

ほら、食べよ?

特待生)うん!

食事後

特待生)今日デザートある?✨

氷翠(ひすい)

あるある笑

氷翠(ひすい)

ちょっと待ってなさいな

特待生)デザート何?✨

氷翠(ひすい)

今日はね〜プリンだよ!

特待生)やったー!手作りプリン!✨

氷翠(ひすい)

ほら、どーぞ

特待生)はわぁ〜アラモードだ!✨

氷翠(ひすい)

奮発しちゃった♪

特待生)いただきマース!

氷翠(ひすい)

ふふっどーぞ

特待生ちゃんはウキウキとしながら スプーンを手に取り頬張っている

氷翠(ひすい)

どう?美味しい?

特待生)うん!

氷翠(ひすい)

そっか笑

満足そうに笑みを浮かべ頬張り…見ていて清々しい気分になる

ちなみに、前回言い忘れていたが…呪いの件は既にハイド先生から聴取済み

ハイド先生曰く……

ハイド)偶にね〜?面白いことが起きるんだ〜

ハイド)死に際、人は「もう一度生きたい」「会いたい人が居る」そんな願いが偶に【悪魔】に届いてしまう場合がある

ハイド)だから、奇跡的に生き返る…というのは難しいが、何か代償…例えば【片腕片足】【言語能力】【視覚、聴覚、 味覚、触覚】を支払って生き返る事が出来る

ハイド)そして【スティグマ】という加護みたいな物も与える

ハイド)ま、つまりこの世界に来た 【転生者】は全員「気付けば悪魔と契約してスティグマを持っている」って覚えて置いてね♪

ハイド)ま、転生者なんて 呼んでいるけど 結局はただの人に変わりは無いから笑

と…

まぁ……恐らく本当だろう、現に私がそうだから

氷翠(ひすい)

(死にたくない…よりも
【この世界に行きたい】【見たい】【推しに会いたい】と願ってしまったから…ここに来てしまったんだろうな)

特待生)氷翠ちゃん?

氷翠(ひすい)

!!ご、ごめんね…ボーッとしてた

特待生)なにか…あったの?

氷翠(ひすい)

ううん、なんにも(この子には自分の事を見ていて欲しいからね…)

氷翠(ひすい)

あ、そうだ…呪いのこと……何か分かった?

特待生)あの…すごい残念な話なんですけど……全員倒しちゃって…

氷翠(ひすい)

あ〜らら…

特待生)何にも…わかんなくて……

氷翠(ひすい)

そう…

氷翠(ひすい)

難しいわね…ホタルビ……伯玖さm_伯玖さんの所なら…いや、無理ね

氷翠(ひすい)

情報量が少なすぎるもの

特待生)んぅ…私……怖い

氷翠(ひすい)

そうね、怖いよね

氷翠(ひすい)

そうね…どこかの寮に入れば少なくとも…確保量は多くなると多く思うけど…

特待生)!!それはやめて!私から……離れないで…

氷翠(ひすい)

!!特待生ちゃん…

特待生)お願い…怖いの……いつか…1年後って言われているのに……もしかしたら明日…今日…直ぐに…あるかもしれない死が怖くて

特待生)何も出来ない私を…あなたは笑って私の傍に居て…守ってくれて……

氷翠(ひすい)

そっかそっか…

氷翠(ひすい)

でもね…特待生ちゃん

氷翠(ひすい)

あなたは死んじゃダメよ?

特待生)でも…でもでも……

氷翠(ひすい)

特待生ちゃん、ワガママ言っちゃダメよ?

特待生)ぅ"〜…

氷翠(ひすい)

ちゃんと毎日会うようにするから寮に入っていい?

※特待生ちゃんのわがままでずっとそばにいた保護者↑

特待生)わ、わか…った……

氷翠(ひすい)

(っしゃあ!推しと共同生活じゃ!←コイツはこういうヤツです)

死んだと思ったが…何故か生きて推しが居る世界に居た

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