此岸帰り
二つの形代を用意し、片方の形代に自分の名前を書く。
その名前に間違いがないか確かめたら、形代どちらにも息を三度吹き込む。
名前を書いた方の形代を彼岸に。名前を書かなかった形代を口に咥える。
口に挟んだまま鳥居を抜ける。抜ける際喋ってもいけない。振り向いても行けない。
連澪
天音夏帆
奏
天音夏帆
私は形代に間違いなく天音夏帆と書いた
天音夏帆
奏
天音夏帆
形代に息を吹き込む
天音夏帆
この時、心がほっとした
奏
天音夏帆
本殿を出て門の前に来た
奏
天音夏帆
形代を口に咥える
連澪
連澪
天音夏帆
連澪
連澪
天音夏帆
私は連澪に"押され"歩き出した。
連澪
連澪
連澪
振り向かなくてもわかる。連澪は泣いている。涙を流して、大声で叫んでる。
それに私は形代を咥えているため答えることもうなづく事も出来ない。
やがて、鳥居を出るその時……
カホ…イカナイデ…カホ
ワタシカラハナレナイデ…!!
私は突然聞こえた声に形代を取り、答えてしまった。
天音夏帆
天音夏帆
奏
連澪
天音夏帆
天音夏帆
連澪
私は連澪に呼ばれ門の前に戻る
連澪
天音夏帆
天音夏帆
連澪
連澪
連澪
天音夏帆
奏
奏
天音夏帆
天音夏帆
奏
天音夏帆
本殿
奏
天音夏帆
奏
奏
奏
天音夏帆
連澪
本殿
天音夏帆
連澪
天音夏帆
連澪
連澪
天音夏帆
連澪
天音夏帆
連澪
天音夏帆
連澪
天音夏帆
連澪
天音夏帆
連澪
天音夏帆
連澪
天音夏帆
連澪
天音夏帆
天音夏帆
子供の供養が多いんじゃ…
連澪
天音夏帆
天音夏帆
連澪
シン
天音夏帆
連澪
シン
天音夏帆
連澪
天音夏帆
シン
天音夏帆
天音夏帆
シン
連澪
シン
連澪
天音夏帆
私達はいなくなったセイちゃんを探した
天音夏帆
連澪
天音夏帆
本殿のうしろの小さな殿にセイちゃんがいた
連澪
シン
奏
セイちゃんにはみんなの声が聞こえてないの?
天音夏帆
すると、私の声に答えるようにセイちゃんはこちら側に向いた
セイ
セイ
怖い…セイちゃんが怖いと思った。いつもの雰囲気じゃない。
天音夏帆
私はうしろへと後ずさり、セイちゃんが近づいてくる
連澪
連澪がセイちゃんのお面を取った
セイちゃんの目にやっと光が宿った
セイ
連澪
セイ
奏
セイ
奏
天音夏帆
連澪
天音夏帆
連澪
天音夏帆
セイ
シン
二人はお面を付けるが、特に変わっていない
天音夏帆
連澪
天音夏帆
奏
天音夏帆
奏
天音夏帆
連澪の布が気になるけど、言ったら言ったで話がごちゃごちゃになりそう…
天音夏帆
此岸帰りに使用した名前が書かれた形代と神社でよく使われる魔除のようなものを見せた
連澪
天音夏帆
奏
天音夏帆
連澪
天音夏帆
連澪
連澪
天音夏帆
一瞬ときめた私が馬鹿だった!!ほんとになんなのよ!
奏
天音夏帆
天音夏帆
天音夏帆
連澪
天音夏帆
天音夏帆
天音夏帆
連澪
天音夏帆
コメント
2件
何かこうじわぁとする言葉がたくさんあったな✨
ほー