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pe
si
kr
ri
それは、嵐のように突如として現れ 僕を指差して言った
ri
わけのわからぬ事をと周りを見れば、 正気の沙汰なし
ri
と言う奴を余所目に
袋小路
彼女(しにがみ)を餌にして先んじよう
待て、仲間を手に掛けるなんて
pe
どこかに打開策があるはず
さあ、思考を巡らすのだ
だだだだだだだ
ri
つられて俺も転んだ
pe
そのまま地面に伏せた
pe
名前は呼ばれなかった
ri
彼女が微かによろけた
si
ゆらりそちらを見やった
ri
名前呼ばれ彼女は捕まった
pe
それは、居るだけで汗の流れ落ちる暑い夏の日であった
ri
目の前の面白い子は豆鉄砲 くらった鳩のよう
動かぬ口の代わりに目で訴える 「正気の沙汰なし」
でもそんな雑念に囚われていては
袋小路
彼(クロノア)を囮にして裏かけば?
ああ、仲間を手に掛けるなんて
ri
更に荒唐な表情を見せとくれ
さあ、思考を巡らすのだ
ri
つられて僕も転んだ
pe
そのまま地面に伏せた
pe
名前は呼ばれなかった
ri
彼が僅かにふらついた
kr
ゆらりそちらを見やった
ri
名前呼ばれて彼は捕まった
pe
ri
ri
ri
ri
ri
ri
だるまさんがころんだ
だるまさんがころんだ
真剣勝負と云うには不条理な
この直線距離だけどうにか縮めたい
酸いも甘いも飲み込んで
さあ、思考を巡らすのだ
だだだだだだだだ だだだだだだだだだ
ri
全速力で駆けた
先の傷は痛くなかった
pe
痛みすら思考の外だった
ri
奴の背中に触れた
彼等は意識を戻した
pe
ri
全速力で駆けた
先の傷は痛くなかった
pe
痛みすら思考の外だった
ri
と手を挙げ叫んだ
身体が動かなくなった
si
kr
奴は真っ直ぐ近づいた
僕の前でぴたりと停止した
pe
ri