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Dom👓×Sub🙂②
きりやんはスマイルのCollarに鍵をつけた
こればっかりは外すことを許せそうにない
Playだとしても本当に嫌だ
きりやん
スマイル
きりやん
きりやん
スマイル
スマイル
きりやん
スマイル
Collarは二人で選びに行った物だ
最初は首輪なんて犬みたいだと言って
スマイルは嫌がった
でも最終的に
二人で半分ずつ出し合って購入した
スマイルはきりやんの色でいいと言ってくれた
その時はなんとも思っていなかったけど
こうしてベッドの上で
黄色のCollarをつけている彼は――
スマイル
ゾクッ――
――所有感が満たされる
きりやん
きりやんとスマイルはパートナーであっても
今も昔も変わらず友人関係だ
Collarをすることで
きりやんの所有感が満たされている事など
スマイルに伝える必要はない
友人なのに所有物だと思われるのは苦だろう
例えそう思われる事で
幸せを感じるSubだとしても――
俺らは友達だから
それ以上でも、それ以下でもない
だけど――
なのに――
きりやんは今この状況に
激しくかき乱されている
このままこの生活を続けていると
自分がおかしくなっていく気がした
スマイル
きりやん
スマイル
きりやん
きりやん
スマイル
きりやん
きりやん
スマイル
きりやん
きりやん
スマイル
きりやん
きりやん
スマイル
きりやん
スマイル
スマイルは否定しながら顔を背ける
コマンドが効いていない
やはり弱いのだろうか――
そう思いつつ
きりやんは強めのGlareを発した
きりやん
スマイル
スマイル
スマイル
言い終えて
スマイルはカッと顔を朱く染めた
スマイル
きりやん
スマイル
スマイルの背筋がぴんと伸びる
きりやんはそんなスマイルの姿を見て
支配欲が満たされた――
きりやん
きりやん
上機嫌に両腕を広げる
スマイルはいつものように
おずおずと迷いながら
ゆっくりときりやんに近付く
しかし、まるで猫のように
きりやんの懐に入る前に止まった
スマイル
スマイルは少し気恥ずかしそうに
きりやんを見つめる
あまりにじれったい行為に
きりやんは思わず
今まで発したことのない強さの
Glareを出してしまった
きりやん
スマイル
びくっと震えたスマイルは
ぽすんっ
きりやんの胸に体を預けてきた
きりやんはスマイルの体を
ぎゅっと抱きしめる
それから頭を撫でてやった
きりやん
きりやん
スマイル
スマイル
スマイル
スマイルのとろんとした表情を見て
きりやんは固まった
スマイルが今まで見たこともない表情をしている
きりやん
スマイル
きりやん
スマイル
ビクビクッ
スマイル
名前を呼ぶだけで
スマイルの体が震える
きりやんは思わず笑みを浮かべる
――自分の言葉一つでスマイルが反応を見せる
気分が良くて仕方がなかった
きりやん
きりやん
スマイル
きりやん
スマイル
スマイル
スマイル
きりやん
スマイル
きりやん
スマイル
そう言うや否や――
スマイルの顔が青ざめていく
スマイル
スマイル
きりやん
スマイル
ドンッ!
まるで今きりやんの腕の中にいる事に気付いたスマイルは
きりやんの胸を押し退けた
きりやん
スマイル
スマイル
きりやん
スマイル
スマイル
スマイル
きりやん
スマイル
きりやん
ビクッ――
明らかに尋常ではないスマイルに
きりやんは思わず大声を上げた
Glareが出てしまったかもしれない
スマイルはその場に縮こまった
スマイル
スマイル
きりやん
きりやんは慌てて
スマイルの両腕を掴んだ
スマイル
きりやん
スマイル
きりやん
きりやん
スマイル
スマイル
スマイルは更に縮こまって
弱弱しく体を捩る
きりやん
きりやん
スマイル
スマイル
きりやんはあまりにも苦しそうなスマイルを見て
両腕を解放した
スマイルはその場に蹲る
小さくなったその背を
きりやんは触っても良いものか迷いながら
優しく撫でた
きりやん
きりやん
スマイル
きりやん
スマイル
きりやん
スマイル
きりやん
それはショックだった
Domは信頼されたいと思う欲がある
Subはそれに応えたいと思う欲がある
Domを信頼できていないのであれば
それを返される事もない
きりやん
スマイルは小さく顔を上げた
スマイル
きりやん
スマイル
きりやん
スマイル
きりやん
正しく伝えてもいいものなのか
きりやんは迷った
あれは、あの感情は
友人に抱くものではない
それ以上の関係でも、怪しいものだ
きりやん
スマイル
スマイル
きりやん
スマイル
スマイル
きりやん
きりやん
思わずきりやんはそっぽを向いた
気まずさよりも恥ずかしさの方が勝った
スマイル
きりやん
きりやん
きりやん
スマイル
きりやん
きりやん
きりやん
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
なんとなくきりやんは
スマイルの心境を察し始めた
きりやん
きりやん
きりやん
だからわざわざ監禁までさせて――
わざとスマイルを支配させて――
ルールを破るような行為をして――
きりやんにスマイルを管理させた
そうすると必然的に
管理者には支配欲が出てくる
ルールを守るためには
こいつを管理しなければならない
スマイルが反抗的であればあるほど
きりやんはルールを守るために
強くそれを抑圧する
実際にスマイルは強いコマンドで
Subspaceに入った
……と言うか、反応もおかしかった
確かにスマイルは嬉しそうではあったが――
きりやん
普通のコマンドでSubが
欲情するという話は聞いたことがある
しかしきりやんにはいつものコマンドと
どう違ったのかわからなかった
きりやん
きりやん
きりやんはじっとスマイルを見つめる
スマイル
スマイルはいつもの無表情で
小さく首を傾げながらも
きりやんを見つめ返してきた
きりやんは苦笑して
スマイルの頭に手を伸ばした
きりやん
スマイル
きりやん
スマイル
そう言いつつスマイルは
きりやんの手を振り払わない
きりやん
きりやん
スマイル
スマイルの顔が強張る
多分、スマイルは言うつもりがなかったのだろう
しかし、スマイルがSubdropに入った事で
きりやんは自分を責めてしまった
それに責任を感じて
スマイルは本当の事を言ってくれたのだろう
きりやん
スマイル
きりやん
スマイル
コマンドは使わなかった
それに戸惑いを感じているのか
スマイルの視線がうろうろとさ迷う
きりやん
スマイルは小さく頷いた
きりやん
スマイル
スマイル
きりやん
スマイル
きりやん
スマイル
きりやん
スマイル
きりやん
スマイル
スマイル
きりやん
スマイル
きりやん
スマイル
きりやん
スマイル
スマイル
きりやん
スマイル
きりやん
きりやん
きりやんはスマイルの首輪につけられた鍵に触れた
きりやん
スマイル
きりやん
きりやん
スマイル
つまり――
スマイルはきりやんに
煽情的な姿を見られるのが嫌だったのだろう
それを見られてきりやんに拒絶されれば
パートナーの関係もなくなるし
友人関係にも亀裂が走る
Subspaceから我に返ったスマイルは
すぐにその心配をした
だから忘れろなどと言ったのだ
スマイルが一時的にパニック状態に陥ったところで
きりやんはスマイルを落ち着かせようと
スマイルの意に沿わないコマンドを
強めのGlareと共に出してしまった
その結果――
スマイルはきりやんに怯え
Subdropに入ってしまったのだ
きりやん
スマイル
きりやん
スマイル
それでもスマイルは言い淀んだ
きりやん
スマイル
きりやん
スマイル
きりやん
スマイル
スマイル
きりやん
きりやん
きりやん
スマイルの目尻がとろんと下がった
きりやん
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
きりやん
きりやん
スマイル
きりやん
きりやん
スマイル
きりやん
スマイル
スマイル
きりやん
スマイル
きりやん
スマイル
スマイルはまたびくっとして
ぎゅっと胸を掴んだ
きりやん
スマイル
きりやん
スマイル
両腕を広げると
スマイルは先ほどと同じように
きりやんの胸に体を預けた
きりやん
きりやん
スマイル
きりやん
きりやん
スマイル
きりやん
きりやん
そうだ――
確かにきりやんは気分が良かった
もっともっとスマイルを服従させて
もっともっと
自分の言葉で乱れるスマイルの姿が見たかった
きりやん
きりやん
スマイル
きりやん
スマイル
きりやんの腕の中で
スマイルが顔を上げる
きりやん
スマイル
きりやん
スマイル
きりやん
きりやんはスマイルが
どのようにしてSubspaceに入ったか思い出す
きりやん
きりやんはスマイルの顔にかかっている髪を浚った
きりやん
スマイル
きりやん
スマイル
スマイル
強いGlareにスマイルは戸惑う
きりやん
スマイル
スマイル
スマイル
きりやん
きりやん
きりやん
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
きりやん
スマイル
スマイル