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赤兎
赤兎
神社の掃除をしては暇を持て余す毎日
なにか面白いことでもないのか
そう思っても草木が風に揺れている音が響くだけだ
赤兎
赤兎
赤兎
赤兎
そんなことを考えていると
スタ スタ…
赤兎
赤兎
こんなボロボロの神社に来る人がいるとは
驚きと感動で胸がいっぱいだ。
僕は弾んだ気持ちで
音のした方へ草をかき分けて行った。
赤兎
赤兎
赤兎
青兎
赤兎
頭しか見えず
顔も見たくなった僕は思い切って近づいてみた。
ガサガサ…
赤兎
赤兎
その子の横顔から目が離せない。
赤兎
赤兎
赤兎
無意識に自分の口から出た言葉に驚く。
青兎
その子は辺りを見回している。
その様子がなんだか可愛くて
赤兎
僕はその子にさらに近づいていった。
赤兎
そう思い、隣に腰かけると
青兎
ぼそっとそうつぶやく声が聞こえ
幻聴かと疑う。
赤兎
僕と同じように、目の前の子も驚いた顔をしている。
僕は嬉しさのあまり
赤兎
と何も考えずに質問していた。
青兎
赤兎
赤兎
質問に答えてくれたことで更に嬉しくなって
たくさん質問を投げかけた。
青兎
赤兎
青兎くんが不思議そうな顔をしていることなんて気にせず
僕は青兎くんを引き留めることに必死になっていた。