そらるside
部屋に、一人。
俺は、どうしたらいいんだろう。
気持ちを伝えるべきなのか…?
試しに、その言葉を口にしてみる。
そらる
名前を呼ぶだけで、鼓動が早まる。
そらる
そらる
そらる
ドサァッ!!!
目の前に、人が落ちてきた。
そらる
まふまふ
そらる
え、今の、聞かれてた?!
ど、どうしよう、 え、なんで居るの?!
心臓が破裂しそうなほど脈打つ。
そらる
まふまふ
まふまふは、耳まで真っ赤だ。
この、反応だと……
そらる
そらる
まふまふ
まふまふは
錆びた鉄のように、 ぎこちなく頷いた。
身体の芯が、一瞬で冷えた。
そらる
そらる
そらる
俺はまふまふに背を向ける。
そして、駆け足で その場から離れようとした。
そらる
腕が、引っ張られる。
振り返ると、 まふまふが俯きながら 俺の腕を掴んでいた。
そらる
まふまふ
まふまふが握る手に力が篭もる。
まふまふ
まふまふ
まふまふ
そらる
自分でも驚くほど、 間抜けな声が出た。
まふまふが顔を上げて、 俺の目を真っ直ぐ射抜く。
そらる
体中に熱が駆け巡って、 思わずまふまふから目を逸らした。
まふまふ
まふまふ
まふまふは ゆっくりとした口調で、 でも、はっきりと言い聞かせるように言った。
そして、にっこりと微笑む。
まふまふ
まふまふ
まふまふは 口元の布に指をかけ、解く。
まふまふ
そらる
まふまふ
俺は黙って、頷いた。
初めて見たまふまふの素顔は びっくりするほど、綺麗だった。
まふまふ
まふまふが、ゆっくり俺に歩み寄る。
赤い瞳が、 外から差し込む月明かりを 淡く反射する。
そらる
まふまふ
まふまふは柔らかく笑うと、 俺の頬に手を伸ばす。
そらる
月に照らされて、 畳に俺たちの影がくっきりと映る。
そらる
まふまふは長いまつ毛で その目をおおう。
まふまふ
まふまふ
俺は言われるまま、 ゆっくりと視界を塞ぐ。
………あ。
口元に、不思議な感覚。
影が、重なった。
ノンカフェイン
ノンカフェイン
ノンカフェイン
ノンカフェイン
ノンカフェイン
ノンカフェイン
ノンカフェイン
ノンカフェイン
ノンカフェイン
ノンカフェイン
ノンカフェイン
ノンカフェイン
ノンカフェイン
ノンカフェイン
ノンカフェイン
コメント
5件
うわぁぁぁあ!///←
やっと.......やっと.......結ばれたよ!嬉しい(⸝⸝⸝ᵒ̴̶̷̥́ ⌑ ᵒ̴̶̷̣̥̀⸝⸝⸝) 番外編も楽しみにしてます! 私もテスト期間なので勉強が....... ノンカフェインさんも頑張ってください!これからも応援しています! ( o≧д≦)oファイトー!!
ついに2人が結ばれた…!(*´ω`*)