凛華
鈴華
鈴華
鈴華
凛華
鈴華
鈴華
凛華
鈴華
凛華
鈴華
凛華
日本
ふらつく足で屋上に出た日本は屋上のフェンスを震える手で掴みゆっくりと登り始め夕日に染まったてっぺんに腰掛けた 夕日を乱反射させた海の眩しさに日本は顔をしかめた
黄金色に輝いた海は、日本の沈んだ心と相反するように思えた
日本
日本は、ため息をつき、煙草を咥えライターを弄り始めた
日本
日本は煙草の苦味に顔を歪ませながらため息と、混ざった煙を吐き出した
目を閉じると、無数の情景が無許可に浮かび上がってくる
父
幼少期)日本
日本
昔から、私を見る甘ったるい、いやらしい目つきが大嫌いだった
いつかこうなってしまう気がしていたでも私は、父を信じていた、信じたかった
涙が止まらなかった
何故、あんなに泣いていたのか、きっと父への失望、学校での虐め色々なことが、フラッシュバックしたのだろう
もう、消えてしまいたいその気持ちを再確認することになった
母
父
日本
でも、母が何とかしてくれるだろう、ほんの少しの安堵に包まれ母の言葉を待った
母
幼少期)日本
日本
日本
息子が犯されているてはなく、『夫を息子にとられた』との解釈だった
「私は愛されていない」そんなことを薄々と感じてはいた
日本
陽斗
幼少期)日本
幼少期)日本
陽斗
幼少期)日本
陽斗
幼少期)日本
陽斗
幼少期)日本
家は、裕福だった そのためか、私の友達だった人は口を揃えて羨ましい!と言う だが、そう言っている友達の方が私は、ずっと幸福そうに思えた
授業参観なんて、親に来てもらったことがない お弁当も、手料理も食べたことがない 家族でどこかにいくようなこともしたことがない 家族団欒なんてなかった 愛情を伝えられたことも
日本
日本
結局二人は離婚することになった 最後に母が言った「あんたのせいよ」あの言葉があの冷めきった声が頭に焼き付いて離れない 母は、その恨みなのか私を風俗店に売った、私はそこで働いている 断ったところで色々と面倒なことになっただろうでも、もう
どうでもいいや…
無意識の内に涙が出てしまったのだろう、こぼれ落ちる涙が黄金に輝いた
日本
そんな言葉も夕日とともに、消えていってしまった
日本
日本
にゃぽん
日本
にゃぽん
にゃぽん
日本
陸
海
空
日本
空
日本
海
陸
にゃぽん
日本
空
日本
夕食食べたり色々終わり
おやすみなさい
日本
日本は部屋を出、玄関の鏡の前で立ち止まった
日本
上手く笑顔を作ると、普段の声以上に高く甘ったるい声を作った
日本
日本
小さく呟いたその少年の、小さな身体は繁華街の人波に消えていった
この物語は、普通に憧れる日本の話
鈴華
鈴華






