よくイケメンなら許されるという言葉を聞くが、実際そうなのだろうか?
何をしてもイケメンなら許されるのか、それともイケメンでも許されないのか、その線引きはどこなのか?
考えても結論が出ない以上、この疑問を払拭(ふっしょく)する為に、今回は検証してみようと思う。
今回の被害者(ある意味)になっていただくのは、この6名だ。 秋元、守若、南雲、久我、岸本、花沢
お題は もしイケメンが変態だったら?である。 お題の通りなので、苦手な人はUターンしてくれ。平気な人、こんな変態も追加したらどうかな?って、提案したい人もまとめてどうぞ。センシティブ設定するか迷い中。なぐかぶが引っかかるかも
最初は軽いジャブからの、オーソドックスな変態なあきたかの場合
朝食を作りに下の階に降りていく。
キッチンに続く扉を開けると
高城蓮太郎
秋元詩郎
何故か床に秋元が大の字で寝転んでいた。
秋元と目が合うも無言である。
高城蓮太郎
高城蓮太郎
秋元詩郎
高城蓮太郎
こいつは何を言ってるんだ?
秋元詩郎
高城蓮太郎
秋元詩郎
高城蓮太郎
高城蓮太郎
秋元詩郎
秋元はストッキングを取り出してきた。
秋元詩郎
高城蓮太郎
秋元詩郎
うきうきとした様子で、変態行為を提案してくる秋元に
高城蓮太郎
俺は、なんでこんな奴と付き合ってるんだろうか、考えると頭が痛くなってくるのであった。
半グレを絞めた際に、浴びた返り血を落とす為、事務所でシャワーを浴びていた。
あらかた、血の臭いが取れたので、シャワーのコックを回し、お湯を止め、お風呂場から出る為に、脱衣場に続く扉を開けた。
佐古大和
そこでとんでもない光景を目(ま)の当たりする。
佐古大和
俺の使用済みのパンツを穿く守若の兄貴とご対面を果たしたのだ。
余りにも意味不明な光景に固まる俺。
佐古大和
聞くのも怖いが聞かないのも怖い。俺は覚悟を決め、恐る恐る守若の兄貴に尋ねる。
守若冬史郎
守若冬史郎
佐古大和
にこやかな笑みを浮かべ、使用済みのパンツを渡してくる守若の兄貴。
守若冬史郎
守若冬史郎
守若冬史郎
守若冬史郎
佐古大和
言っている意味は分かるが、脳が理解を拒否しているせいなのか、はたまた、理解したら終わりだと思っているのか、守若の兄貴の言っている事が一ミリたりとも頭に入ってこない。
守若冬史郎
佐古大和
混乱したまま、取り敢えず俺は渡されたパンツに足を通すのだった。
リコーダーとか舐める奴の延長線上がこれだと思うの、なぐかぶ編
華太は、フロント企業の案件を任されている。
その為、身なりは整えている。口臭エチケットも怠ったったりしない。
昼食を終えると華太は歯磨きをする。
しゃこしゃこと歯磨き粉を泡立てながら、歯の表面を磨いていく。
小峠華太
小峠華太
南雲梗平
俺は構わないと言ったのだが、華太は、俺を待たしたら悪いと思って、早々に歯磨きを切り上げてしまった。
本当に、別に急がなくても良かったんだけどな
小峠華太
南雲梗平
俺は華太を送り出す。
洗面所に誰も居ないのを確認してから、華太が使った歯ブラシを手にとる。
先程まで使用されていた為、歯ブラシは、ブラシの部分は濡れそぼっていた。
俺は躊躇(ためら)うことなく、歯ブラシを口に含み、華太がしていたように歯を磨く。
ほんの数分前まで、この歯ブラシが華太の口腔内(こうくうない)を蹂躙(じゅうりん)していたかと思うだけで、ゾクゾクとする。
それだけで、俺のあれが反応を示す。
歯を磨きながら、ついでに欲望も解放する。
手に吐き出した欲望を歯ブラシに塗り込んでいく。
可哀想な華太は、華太の知らないうちに、俺の欲望で口腔内を汚されていく。
このまま戻すと臭いでばれるので、水洗いをし、元の位置に戻しておく。
華太は明日も気づかずに、この歯ブラシで歯を磨くだろう。俺の欲望に濡れた歯ブラシを。
そう考えるだけで、俺の背筋を突き抜ける程の背徳感を感じた。
キャバクラのゴミ箱から、あれを持ち帰る客がいると聞いたので、こんな奴がいたとしても何ら、不思議じゃないよねの、くがかぶ編
ソファに持たれて寛いでいると久我がやって来た。
久我虎徹
そう言って久我が見せてきたのは、女物の下着だ。
まだそこまではギリギリ、本当にギリギリ許容出来る範囲だ。まだ、な。
小峠華太
その女性物の下着のクロッチ部分には、あれが貼られていた。
それだけでも既に気持ち悪いのだが
問題はそれから漂ってくる血生臭い臭気の方だ。
臭気の元は、下着に貼られた生理用品。そこから導き出される答えは一つ。下着に貼られている生理用品は、使用済みの物ということだ。
久我虎徹
久我虎徹
久我虎徹
小峠華太
俺は中指を立てて
小峠華太
とだけ、久我に返しておいた。
キモさを緩和させる為に、幼稚園パロにしてみたよと託(かこつ)けた、ただ、室屋におねしょをさせたかっただけの話な、きしむろ編
岸本隆太郎
岸本隆太郎
声を掛けると、のっそりと園児達が目を覚ます。
目が覚めた子達から、順番に自分の布団を畳んで、所定の位置に持ってくる。
その中で、一人だけ起きているのに、布団から出てこようとしない園児がいた。
岸本隆太郎
柊斗君は、先程から茫然自失といった様子で固まっている。
室屋柊斗
俺が声を掛けると、柊斗君の肩がビクッと跳ねる。
室屋柊斗
岸本隆太郎
室屋柊斗
室屋柊斗
お漏らした恥ずかしさと、悪い事をしてしまったという後ろめたさから、感情の高ぶりを抑制しきれず、とうとう、柊斗君は泣き出してしまった。
室屋柊斗
室屋柊斗
岸本隆太郎
岸本隆太郎
岸本隆太郎
室屋柊斗
柊斗君に着替えを持たせた。柊斗君は着替える為に、トイレに向かっていった。
誰も居なくなった教室。
岸本隆太郎
ネットで、寝ている人の手をぬるま湯につけておくとお漏らしをすると書いてあったが、半信半疑だった。
岸本隆太郎
おしっこで濡れたシーツをつまみあげ、臭いを嗅いでみる。
岸本隆太郎
つーんとしたアンモニア臭が鼻をつくが、俺は気にせず、肺いっぱいに臭いを吸い込む。
しばらく臭いを堪能した後、持ってきていたジープロックの袋に、柊斗君のシーツを入れる。
岸本隆太郎
柊斗君の泣き顔をまた見る為に、岸本は策略を巡らせるのであった。
5つの事例を検証した結果、イケメンでも、キモいもんはキモい。やはり、イケメンでも、何でもかんでも許容しては貰えないようだ。
おわり
あとがき この中なら、断トツで久我が優勝。あれはきつい。最初は、のじくがでするか、くがかぶでするか迷った。何となく、久我と野島は、とち狂ってる感があるよねっていう偏見から選んだ。守若のは、実際にあった靴トレード事件をパンツしただけ。この犯人の凄いとこは、その場では盗らず、観察して、同じメーカーの靴買ってきて、傷み具合まで再現して、靴をトレードしてた事。こんなん、靴入れ替えられてても気づかん自信あるわ。日本の変態、世界の変態の動画見てて、世の中には、凄い変態いるもんやなって、思い付いた話。
おまけ
花沢伊織
花沢の手には、何故かリードと首輪を握りしめられていた。
海瀬将悟
海瀬将悟
花沢伊織
海瀬将悟
花沢伊織
器用に花沢は、自分の首に首輪を取り付けていく。
花沢伊織
首輪にリードを着けて、そのリードを海瀬に渡してきた。
海瀬将悟
花沢伊織
海瀬将悟
花沢伊織
海瀬将悟
花沢伊織
どうしても海瀬に散歩させて貰いたい花沢は交換条件として、カップ麺三個を提示してみる。
どう考えても、こんな条件に応じる奴はいないと思うのだが
海瀬将悟
まさかのまさか、海瀬はつれた。
花沢伊織
この日、花沢にリードを着けて歩く、海瀬の姿を目撃したキャバ嬢達から、海瀬はドン引かれた。
こうして、花沢の思惑通り、キャバ嬢が海瀬に近寄らなくなったのであった。
おわり
あとがきのあとがき 受けが首輪とリードつけられて、強制散歩させられるのも好きだけど、書くのは面倒い。誰か、華太にリードつけて散歩させる話を書いておくれ。
コメント
3件
うん、せやねどんなイケメンでもやっていいことと悪いことはある、そして最後の奴自分描こうか?