nakamu
nakamu
nakamu
nakamu
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目覚めてしまった
nakamu
無意識に思って口に出す
薬一つじゃ、 しねないなんてわかってるのに
カーテンで作られた暗闇
瞼を擦った手で、ゆらゆらと 揺れるカーテンを開いた
瞳とカーテンは揺れだして
頬に違和感を感じた
nakamu
てっきり…9時ぐらいなのかと 思っていた
早めに起きて、 しまったようだ。
カチッ…ガラガラガラ……
大きめな窓を開け
風が前髪をなびかせる。
飛び降りるならここがいい
俺はそう決めている
ピコン!
響き渡る小さめの機械から
音が鳴った。
手に取って見る
『nakamu〜! 配信、忘れないでね〜』
ベッドに投げつけた
nakamu
忘れたくても、忘れられない
『あの配信にあれが居なくてよかった』
たったリスナーの一言
あれとは、 俺のことなんだろう
みんなには相談出来ない
心配掛けちゃうとかの 問題じゃない
ただただ、心配掛けられるのが 自分にとって迷惑だから
コメント
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お久しぶりのコメントです 一言で言わせて頂きます 神です。 続き楽しみにしてます