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美波
いい加減とぼけるのもやめにしたら？
美波
紗良ならよくわかってるはずよ？
私がこういう事するの初めてじゃない って事
七海
は!?
七海
紗良！お前わかってたのか!?
紗良
…ごめんなさい…ｯ
七海
なんで黙ってたんだよｯ！
紗良
ち、違う…っ
美波
私が脅したのよ（ﾆｺ
数時間前
紗良
あ〜、食べた食べた〜
美波
紗良
紗良
ん？
ドンッ！
紗良
え…っ？（ｸﾞﾗｯ
紗良
痛った…っ
紗良
ちょっとｯ！何するのよ！
美波
さっき私が言った事冗談だと思ってる？
紗良
さっき…？
美波
颯斗くんの事よ…
紗良
何言ってんの…っ
紗良
冗談じゃなきゃ私が許さないからっ！
紗良
てか謝ってよｯ！
紗良
なんで押したのよ！
美波
はぁ…うっさいわね…
ｸﾞｯ！
紗良
あ″ｯ！痛いってｯ！
美波
この足が使えなくなるのが嫌なら
美波
私の言う事聞いてくれる？（ﾆｺ
紗良
……美波っ…？
美波
私たち友達だよね？（ﾆｺ
七海
（ﾀｯﾀｯ！）
紗良
…これでいいの…？
美波
ふっ、ありがとね（ﾆｺ
紗良
なんで七海を…
美波
知りたいなら着いてくれば？
美波
そしたらわかるよ
紗良
…
現在
紗良
ま、まさか…っ、こんな事になってるなんて
紗良
知らなくて…ｯ
七海
紗良……
美波
ま、そういう事よ
七海
待てよ…
七海
さっき初めてじゃないって言ったよな？
七海
じゃあ犠牲になってる人がもっといるって事か？
美波
犠牲って言い方いやだな〜
美波
私は颯斗くんみたいになるまで
美波
年下の男の子をいじめるのが好きなの♡
美波
でも、その子たちすぐへばっちゃうから
美波
つまんなくて〜
美波
けどね、颯斗くんは無駄なプライドが高いから
美波
一気に好きになっちゃった♡
颯斗
っ…（ｷﾞﾛｯ
七海
お前…そんな事を…
七海
颯斗はいつ治るんだよ！
美波
まぁ、そのうち治るんじゃない？
美波
じゃ、そういう事だから
七海
は!?待てよｯ！
美波
（ｽﾀｽﾀｯ）
七海
紗良！止めろ！
紗良
ｯ…
紗良
（ｽｯ…）避ける）
美波
ふっ、ありがと（耳元
七海
おい！
ﾊﾟﾀﾝｯ（🚪
七海
なにしてんだよ…っ
紗良
…（ﾌﾙﾌﾙ…ｯ
七海
紗良ｯ!!（ﾀﾞﾝｯ！
紗良
もう嫌なのよぉｯ！（泣
七海
は…？
紗良
家族も、家も…っ
紗良
無くなってｯ…
紗良
……彼が私の唯一の生きる希望だった
七海
彼って…元彼の事か……？
紗良
私の事を一番に大切にしてくれたのｯ！
紗良
でもｯ…変わちゃった…
七海
変わった…？
七海
ちゃんと別れたんじゃ…
紗良
ごめん…それも嘘…
紗良
急に…っ
紗良
洗脳されたかのように…家を追い出されたの…ｯ
紗良
あの時の顔…すごく怖かった…ｯ
七海
…まさか
紗良
……ほんとはずっと前から気付いてたよ
紗良
これも全部…
美波の仕業だって…
七海
…あいつ、どこまですれば気が済むんだよ…ｯ
紗良
でも…私にはもう行き場がないの…
紗良
だから…美波に頼る事しかできなかったの…
紗良
…従うしか、なかったの…ｯ
七海
…
紗良
ほんとに…ごめんなさい…ｯ
紗良
もう…顔も見たくないよね…
紗良
（ｽﾀｽﾀ…）
ﾊﾟﾀﾝｯ（🚪
七海
…はぁ…ｯ
七海
くそ…ｯ（ｸｼｬ、
颯斗
七海…（ｷﾞｭ
七海
あ…颯斗……
七海
もう治まったのか…？
颯斗
ん…さっきよりはだいぶ…
七海
そっか…よかった…
颯斗
…俺のせいだよね
七海
え？
颯斗
俺が…弱いから
颯斗
こんな狙われちゃうんだよね
颯斗
それに…紗良さんとも、
颯斗
もう…ｯ（ｼﾞﾜ、
ぎゅ
七海
大丈夫、すぐ泣くな
七海
俺はな
七海
颯斗がいれば十分なんだよ
颯斗
…でもっ
七海
わかってる…
七海
紗良とも話し合おう
七海
その後に
七海
美波とも…な
颯斗
七海…
颯斗
怒ってないのか？
七海
そんなの頭ん中では爆発してるぜ？
七海
けどさ
七海
俺が暴れたらお前の事守れなくなっちまうだろ？
颯斗
ふっ笑
颯斗
…七海、俺の事ほんとに好きなんだね
七海
今更か？
颯斗
いや…嬉しい、
七海
ん、（ﾆｺ
七海
当然だろ
ぽん（頭
颯斗
でも…美波さんがあんな人だなんて思わなかった
七海
俺も気付かなかったよ
七海
とんだ悪魔だな…
紗良
なに…？
七海
お前休みすぎ
紗良
それが言いたかったの…？
七海
…まだ美波の家にいんのか？
紗良
そうだよ
紗良
私にはもう美波しかいないから…
七海
…寝れてねーんだな
七海
クマ酷いぞ
紗良
当たり前でしょ!?
紗良
寝てる間になにかされるかもしれないんだよ!?
七海
お前矛盾してんぞ
七海
美波の事を信じたいのか
七海
俺に助けを求めたいのかどっちなんだよ
紗良
……っ（ｸﾞｯ
七海
正直に言えよ
七海
もう、終わらせよう
七海
何日も待ったんだ
七海
颯斗だって心配してた
紗良
……助けてほしい
七海
……
紗良
私…美波のせいで〇にたくない！
紗良
あの人から解放されたい！
七海
その言葉を待ってた
紗良
七海…っ…（ｽﾀ、
グサッ
七海
…
七海
は…？
紗良
あれ……
シュパッ…！
紗良
…ぁ（泣
紗良
（ドサッ…）
七海
紗良…っ？
美波
あーあ
美波
紗良もここまでかー
美波
七海くん、次は君だよ
七海
はｯ！（ﾊﾞｯ！
颯斗
あ、起きた？
颯斗
大丈夫？ずっとうなされてたけど…
七海
あ……夢か…
颯斗
怖い夢でも見たの…？
七海
いや…なんでもない
七海
風呂行ってくる、
颯斗
あ、うん
ﾊﾟﾀﾝ（🚪
ジャーっ
ｷｭｯ
七海
…（早く止めなきゃ…
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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