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比奈
比奈
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比奈
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比奈
注意⚠ 水さんメンバー以外に嫌われてます 水さん出来損ない設定 水さん青さんと兄弟、不仲設定 ご本人様には関係ありません
気づけばいつも比べられていた。
僕のお兄ちゃんは優秀だ。
僕のお兄ちゃんとは裏腹に、僕は何も出来なかった。 僕は僕なりに頑張ってたんだけどな
どうしたら愛される事が出来てただろう。 もう少し勉強を頑張ったら良かったかな、もう少し運動を頑張ったら良かったかな。
どうしたら僕は出来損ないじゃなくなっただろう。
僕は僕でいたいだけなのに。
一人の人間として見て欲しかったな。 それも個性だよ。
お兄ちゃんは小さい頃から優秀だった。 僕は小さい頃から出来損ないだった。
僕とお兄ちゃんとでは天と地ほどの差があった。
もう少しだけ、夢の御伽噺に浸っていたかったな。 夢の御伽噺では僕は出来損ないじゃなかったのに。 夢の御伽噺の僕と現実の僕。 同じ人なのに違うみたいだ。
あの僕はなんでも出来たし、みんなに愛されていた。 現実の僕とは違う。
もうちょっとだった夢の御伽噺。 あったはずの白い翼は宙に舞って散ったようだった。
水
水
水
母
水
母
母
水
水
母
水
inほとけルーム
水
水
水
水
この時の僕は自信に満ち溢れてた。
今とは大違いだ。
今の僕は__@/&:だから…
青
壁に背中を預ける。
ある日から毎日聞こえる、ほとけがすすり泣く声。
助けてやりたい、見捨てたくない。
だけど、そんな助ける勇気なんて俺にはあるはずもなく、ただ毎日ほとけの声を壁越しに聞くだけだった。
俺なんかよりもうんと元気で、明るくて、みんなのことを笑顔にできるほとけ。
それに対して、勉強しかできない俺。
青
差は一目瞭然だった。
青
あいつのことはあいつの友達が助けてくれる、そう思った。
だけど、どれだけ待ってもあいつの友達が家に来ることは無かった。
青
母
青
母
青
水
青
小さく足音が聞こえて、後ろを振り向く。
すると、そこに居たのは…
久しぶりに顔を見る、ほとけだった。
水
水
青
水
そう焦りながら告げるほとけ。
確かに、あの日からほとけは学校に行っていなかった。
俺がいることでほとけの救いになればいいんだがな…
水
青
水
青
兄ちゃん…いや、いふくんが扉をそっと開ける。
先に行けとでも言っているように、扉を開けたままこちらを見つめている。
水
家の前にある1、2段の階段を駆け下りる。
青
と、鍵を閉めながらいふくんが言った。
水
青
水
そんな僕を慰めるようにいふくんが頭を撫でる。
どこか、心地良かった。
教室に入るのも緊張して、足がすくむ。
あの日までは、全然そんなこと無かったはずなのに。
水
青
水
いふくんが勢いよく、目の前の扉を開けた。
そんないふくんに、クラスメイトも、そして僕も目を丸くした。
青
いふくんはなんの躊躇もなく、教室に入っていった。
水
と、焦りながらぼくも背中を追いかけた。
水
あの日から1年以上経ち、クラスも変わったので知らなかった。
ほとけが教室に入るのを躊躇していたので、勢いよく扉を開けてやった。
我ながらやりすぎたと思う、反省。
でも、こうでもせんとほとけは教室に足を踏み入れないだろう。
青
クラスメイト
水
青
水
水
俺がほとけ、と声をかけても服を掴んで離さないほとけ。
やっぱりまだ教室に連れてくるのは早かったか…?
赤
白
赤
白
水