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コメント
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お疲れ様← 楽しみにしてる!
みなみ 王様ゲーム←
何の罰ゲーム笑笑
"あ、見てみて!大西くんと鈴木さんが一緒に登校してる!"
"やっぱり付き合ってる…?"
学校の門を過ぎると、
男女問わず、ありとあらゆる人がこんにゃく風雅くんと鈴木さんの噂をしていた。
拓ちゃんと私は顔を見合わせ、
"偉い事になってるね"
と噂を避けるように歩く。
それでも、
下駄箱の近くに居たこんにゃく風雅くんと鈴木さん。
2人はまるで恋人のようで、
昨日の放課後同様、
腕を組んで楽しそうに笑ってた。
西村拓哉
みなみ
"一瞬ふぅ見て悲しそうな顔してた。"
つんつん、
っと私のほっぺをつつきながら、
拓ちゃんもしゅんっとする。
……そんな顔、してたっけ、
こんにゃく風雅くんを出来るだけ視界にいれないように拓ちゃんの方を見て、
ニコッと笑う。
みなみ
みなみ
西村拓哉
西村拓哉
大丈夫。
なんともない。
昨日のモヤモヤは…
うん、きっと気の所為。
それでも苦しくて泣いたのは、
多分感極まったから。
これまで一緒に居た仲良い友達が
私達を避けてくる。
その経験が無くて…
嫌だなって思った。だけ。
みなみ
何度も何度も"大丈夫"って呟いて、
そうすれば嫌でもポジティブになるかなって謎の思考。
大丈夫大丈夫大丈夫。
何これ、
魔法の言葉?
みなみ
西村拓哉
こんにゃく風雅くんと鈴木さんがイチャイチャしている横を通り、
自分の上履きを出し、
ローファーをしまった。
西村拓哉
西村拓哉
みなみ
みなみ
西村拓哉
みなみ
西村拓哉
ちょっと変わったいつも通り。
ただそれだけ。