死神
今日の仕事は…
杏奈
お姉ちゃん…
杏奈
(私は杏奈、お母さんと2人で暮らしている。数年前、お父さんとお母さんが離婚してお姉ちゃんと離れてしまった。
杏奈
お姉ちゃんは優しくて、いつも相談事は聞いてくれた…会いたいなぁ…)
死神
おい、
杏奈
誰っ?
杏奈
不審者?
死神
違う、死神だ…
死神
唐突だが、お前の寿命はあと。
死神
5時間だ
杏奈
本当?
死神
あぁ、本当さ…
死神
お前がどこに行こうと自由だ。
死神
じゃあな。
杏奈
消えた…
杏奈
これって、
杏奈
地図?
杏奈
行ってみよう、
杏奈
お母さんには黙って行っちゃった。
杏奈
ありがとうって言えば良かったな。
杏奈
ついた…ここだ、
杏奈
大きい家だなぁ。
お姉ちゃん
えっ杏奈!?
杏奈
お姉ちゃん!!
お姉ちゃん
どうしてここに…
杏奈
そんなことは気にしないで。
お姉ちゃん
うん、分かった。
私は、こうしてお姉ちゃんと楽しい時間を過ごした… すごく…短く感じて、すごく…楽しかった。
杏奈
お姉ちゃん…
杏奈
私、死んじゃうんだ…
お姉ちゃん
え?
杏奈
本当なんだ…私にはもう時間がないんだよ。
お姉ちゃん
私…忘れないから、ずっと。
お姉ちゃん
杏奈のことを…
杏奈
うん…😢
杏奈
私も、忘れないから😭
お姉ちゃん
また、みんなで会おうよ。
お姉ちゃん
天国で…お父さんとお母さん達と暮らそう…
杏奈
うん、うん。
私は何度も頷いた。
杏奈
またね、
お姉ちゃん
うん…
杏奈
バタリッ
杏奈
(ありがとうね、お母さん。
お父さん。そして…
お父さん。そして…
杏奈
私の大好きなお姉ちゃん…)
終わり…
死神
会えて良かったな、杏奈。






