刹那
...どこまで知っているのでしょうか?
朔
猫屋敷さんの専属メイドであること、メイド研究同好会なんて存在しないこと、いじめの加害者の行方...まだ必要かな?
刹那
....
朔
おっと、口封じで殺すのは猫屋敷グループの都市伝説がまた増えてしまうよ?
刹那
私の処分は何でしょうか?退学ですか?それとも投獄ですか?
朔
そんな物騒なことはしないよ。私はただ事実を言っただけだし、君をどうこうしようかなんて微塵も考えていないさ
朔
ただ...猫屋敷さん、君は別だよ
瑠流
....
朔
君は血洗島さんに伝えてはいけないことを伝えた
朔
通常だったら厳重注意或いはそれなりの処罰になるかもだけど...
朔
今回は“人の命”が懸かっているからね
瑠流
退学...ですよね
朔
察しがいいね、そのとおりだ
朔
もちろん、私の権限ではなく教員の署名も済んでいる
朔
つまり...君はこの学校に居場所がないという訳だ
そして会長は書類の山の中から 一枚の紙を取り出した。
朔
退学届だ、これを書いて近々私のところまで持って来てくれ
...分かってた。 こうなることくらい。
それでも私は 後悔はしていない。
刹那
それならば、私も退学させていただきます
瑠流
刹那...
刹那
私にも退学届をいただけますか?
朔
別に血洗島さんは退学しなくていいよ
刹那
私も学校内の生徒や教員を殺めました、退学の処分が妥当だと考えます
朔
まあ退学したいならいいけどさ...いいの?風祭さんのことは
瑠流
そうだよ...刹那は私の代わりに風祭さんのことを支えてよ‼︎
刹那
しかし、それは学校外でもできることです
朔
あ、ちなみに退学したら学校の敷地内及び病院に入ることは禁止だからね
瑠流
病院も⁉︎どうして‼︎
朔
前も言ったと思うけど、あの病院は我が校の校長や副校長との交流があって、私達が入れるんだ
朔
つまり退学した生徒は部外者として、病院に入れなくなる
朔
あ、風祭さんは関係者だから入れるよ
朔
まあ、普通に診てもらいたいところがあるなら病院として使えるけどね
瑠流
そんなの...蛇ヶ崎さんに会えないってことじゃないですか‼︎
朔
そうだね
瑠流
そんなの...あんまりですッ‼︎
朔
あ、猫屋敷グループの力を使うっていうのは通用しないからね
刹那
それはどうでs
朔
暦、アレを見せて
すると黄桜副会長は ある紙を私達に見せた。
刹那
これは...
暦
これは猫屋敷さんのお父様にご署名をいただいた誓約書です
暦
内容は、今後一切の学校の出来事への関与をしないというものです
刹那
この筆圧...確かに旦那様のものです...
朔
これで分かったかい?君たちが今置かれている状況がね
瑠流
...じゃあ尚更、刹那には学校に残ってほしい
瑠流
それで私に風祭さんと蛇ヶ崎さんの様子を報告してほしい
瑠流
お願い、刹那
刹那
瑠流様...
刹那
...かしこまりました
朔
あ、風祭さんには猫屋敷さんが退学したことは伝えないように‼︎
瑠流
何でですか...?
朔
今風祭さんが生きている理由は蛇ヶ崎さんが生きているから、そして猫屋敷さんに死ぬ様子を見てもらいたいからだ
朔
でも近い将来、蛇ヶ崎さんが亡くなってしまったら残る理由は猫屋敷さんの存在だけだ
朔
しかし猫屋敷さんが退学したという事実を聞いてしまえば、彼女の生きる理由がなくなってしまう
朔
そうすれば...分かるかな?
瑠流
...分かりました
朔
分かってくれて何よりだ
朔
じゃあ気をつけて帰ってくれ






