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ピピピピピピピピピ

武道

ん...もう朝かぁ

俺は毎朝目覚ましの音で起きてるけど、やっぱり慣れない

俺は学校に行く準備を整え家を出る

武道

いってきまーす

まぁ、学校に行っても真面目に授業を受けることなんかしない

今日もぼーっと外を眺めて、眠くなったら寝て。の繰り返し

武道

ふぁぁ...

成長期だからなのか寝ても寝ても眠い

気づけば学校も終わってしまっていた

これじゃあマイキーくんと同じじゃないか...

武道

マイキーくん...

俺は今マイキーくんと付き合っている

本当にあのマイキーくん、佐野万次郎くんとだ 俺も信じられないよ

そりゃ、最初は彼と付き合えるだなんて思ってもいなかった だってあの"無敵のマイキー"だぞ?

彼が俺のことを好きだと言ってくれた時は本気で冗談だと思った

でも、彼の目は真っ直ぐで、嘘なんてついていないように見えて...

そして、その日から俺らは付き合い始めた ちなみに東卍公認だ

まぁ、特別恋人っぽいことをしているかと言われるとわからない

前よりスキンシップは多くなったり、頻繁に連絡をとるようになったり...それくらいだ

???

...い、た...ち!

俺としてはもう少し恋人っぽいことをしてもいいんじゃないかとは思うんだけどなぁ

と考えているといきなり頭に衝撃が走った

武道

いっってぇ!おい!なにすんだ...よ

見上げるとそこには千冬が立っていた

武道

ち、千冬?どうしてここに...

千冬

はぁ?タケミっちが誘ったんだろ。放課後遊びに行こうぜって

武道

あっ...

すっかり忘れていた

確か16時に待ち合わせだったはず

俺は慌てて今の時間を確認すると16時55分。つまり一時間弱過ぎている

彼はわざわざ迎えに来てくれたんだ

武道

うわあああ!ごめん千冬!!俺かんっぜんに忘れてた...

彼はため息をつき、呆れたように

千冬

まぁ、タケミっちのことだしどうせマイキーくんのことでも考えてたんだろうけどよ

武道

なっっ//

千冬

へ〜図星か?

と言って彼は笑う

武道

まぁ....

千冬

はー!ラブラブだな〜。応援してるぞー

武道

うぅ

ちょっと嬉しいような恥ずかしいような...

千冬

そういえば今日はどこに行く予定だったんだ?

武道

あっそういえば...って特に決めてないんだよねw

武道

千冬と会ってから決めようかなって

千冬

はぁ...じゃあさ、カラオケとかは?最近行ってなくね?

武道

おお!いいね!俺も久しぶりに歌ってみたかったんだ〜

千冬

タケミっちはもう少し歌の練習したほうがいいと思う

武道

えっ!?

彼は、よいしょっと立ち上がるとさっさと扉の前まで行った

千冬

ほら、タケミっち〜決まったんだしさっさと行くぞー

千冬

誰かさんが遅れたせいであんまり時間がないんだしさ

武道

ちょ、ちょっと待ってよ!ごめんって!

俺も慌ててあとを追う

千冬

あ、タケミっち1時間遅刻した詫びになんか奢れよー

武道

うっ...分かったよ

寂しくなってきた懐を心配しながら俺は千冬と並んで歩く

千冬

はぁー!楽しかったな!

武道

だよな〜!

武道

てか、千冬って歌上手いんだな。意外なんだけど

千冬

そりゃタケミっちよりはなw 逆にタケミっちよりも下手なやつの方が少ねえ

武道

俺ってそんなに下手かなぁ

俺はぴったり歌っているつもりなんだけど...

点数は毎回50点以下だ

武道

いつか上手くなって千冬を見返してやる!!

千冬

おう!楽しみにしてるぜ

千冬はいつものようにニカッと笑う

なんだかんだ言って千冬は一緒にいてくれるし、俺のことをしっかり見ていてくれてる

武道

またこうやって遊ぼうな

千冬

だなー。とりあえず今日は解散すっか!

千冬

じゃあ、またなー相棒!

武道

うん。またね千冬

千冬はなんとも言えない顔をして帰っていった

武道

俺も帰ろっと

俺が家に向かって歩きだそうとした時、持っていた携帯が鳴る

武道

あれ、マイキーくんから?

通知を見てみるとその前にも2件マイキーくんからきていた

マイキー

タケミっち、今空いてる?

マイキー

久しぶりにタケミっちと走りたいなって

マイキー

タケミっち?大丈夫?

武道

すいません!今気づきました。ずっと千冬と遊んでて...

マイキー

そっか。ならよかった

マイキー

変なやつに絡まれてるんじゃないかって心配した

武道

本当にごめんなさい...

マイキー

いいよ

マイキー

でも、今度からは誰かと遊びに行くときは一言声をかけてほしい

マイキー

連絡取れないと心配だからさ

武道

わかりました!

武道

心配してくれてありがとうございます!

マイキー

心配するよ

マイキー

タケミっちのこと好きだから

武道

えっと...

武道

ありがとうございます。俺も、その、マイキーくんのこと好きです

マイキー

良かった

マイキー

じゃあ、また明日ね

武道

はい。また明日

武道

(好き...マイキーくんが俺のことを...)

思い出すだけでニヤニヤしてしまう

武道

(いやいや!俺は彼女か!!)

頭を振って気持ちを切り替える...こともできず、俺は顔を赤くしながら帰路についた

束縛度 0→10

誰かと遊ぶ時は連絡して

こんにちは

投稿が遅れてしまい申し訳ありません

TELLERに直接書き込むのではなく、メモ帳に書いてからコピペしての執筆なので、どうしても時間がかかってしまいました(・・;)

っと、私の言い訳はここまでにして、今回からの新連載のことについて簡単に説明します

今回は少しずつ重くなっていくマイキーを書いていけたらと思っております

最初の方はヤンデレや束縛系が苦手な方でも読めるようになっているはずです

スローペースですが更新をしていきたいと思っておりますので、楽しみにしていてください!

ここまで読んでくださりありがとうございました

好きだから、君を縛る【完】

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151

コメント

2

ユーザー

コレくらいはまだ普通ー

ユーザー

サイコーです🤍

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