第二話
『君が欲しい』
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❣️
僕が目を覚めるとあいつが何かを言っていた
起きている僕に気づいていないみたいだった
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❣️
❣️
そんなことを思っていると
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あいつは僕に気づいて話しかけてきた
僕は怖くて目に涙を溜めてしまう
❣️
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❣️
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❣️
あいつの突然の一言に僕は驚いてしまった
まるでさっきとは別人のようだった
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僕は別人のようなあいつ、、いや
れるをみてどこか安心してしまった
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❣️
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別人のような彼だったから忘れていたが
こいつは僕のストーカー的存在なんだ
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❣️
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僕が問うとれるは黙ってしまった
少し沈黙が続くとれるが口を開いた
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❣️
れるの口から出てきた言葉に僕は何も言えなかった
するとまたれるが話し始めた
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そう言って昔のことを話し始めた
そう、それは僕がちょうど大学に入った時期
1年前
れるはいつも通りの1日を過ごしていたそうだ
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れるも僕と同じで大学生になってまもなかった
その日はいつも通り起きて
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いつも通りご飯を食べて
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いつも通りの道を歩いていた
そんな時
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れると同じように鼻歌を歌っている僕を見つけたらしい
その瞬間れるは
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僕を手に入れたくなったそうだ
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それからというものれるは
僕の家、家を出る時間
大学に行く日、帰る時間
全てを特定し僕を付けていたそうだ
そしてあの日
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僕を誘拐するためだけに取った車の免許
慣れない車にのって僕を誘拐したらしい
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