urt side
やっとここまで来たんだね
坂田
俺、知ってたよ
坂田がずーっと頑張ってたの
お前を見てるとさ
どうしても自分の過去を思い出しちゃうんだよね
父
父
父の声が大きく響き渡る
urt
urt
父
父
父
ガツッ
urt
下腹部を蹴られる
俺の兄はなんでも出来て
苦労なんてしなくて昔から全部できていた
俺は毎日毎日努力したのに追いつけなかった
父
どこからが聞こえる父の声
いつの間にか俺は縄で縛られていて
身動きが取れない状況だった
父
父は俺に何かを差し込む
urt
体に大きな痺れが…
父
父
urt
skt
skt
skt
skt
urt
いけない、もうあのことは忘れるんだ
思い出しちゃ、いけない
今は訓練に集中しないと…
urt
なんだかんだこいつらに俺の姿を見せるのは初めてかもしれない
skt
sm
snr
俺の姿を見て驚く3人
urt
skt side
やっと、うらさんと戦える…!!!
待ちに待ったこの勝負
これに勝ったら俺は、
うらさんに
"告白"する
うらさんに相応しいって思って貰えるように
俺を見て貰えるように
今まで練習してきた
突然過ぎるかもだけど
俺は一生をかけてうらさんを守りたいんだ
urt
うらさんが深呼吸する
すると
skt
sm
snr
突然うらさんの雰囲気が変わり
妖異な雰囲気をまとい始める
skt
うらさんが目を開けると
目の色が黒く変わり
右腕に黒紫の血管がうきがでてきた
snr
sm
skt
言葉にならない
なんだよ、っ、あれ…
urt
urt
うらさんはいつものようにニッコリ微笑む
うらさんなのに
目に光がないから
まるでうらさんじゃないみたいだ
skt
戦わなきゃ
snr
snr
snr
snr side
うらたんにあんな素顔があったなんて…
しかも、どちゃくそ強そうやんけ
目が笑っとらんし
俺は混乱しながらも我に返る
snr
snr
snr
坂田、頑張れ…ッ
snr
シーン…
両者ともに動かない時間が長く続いた
先にしかけたのは坂田
タッタッタッタッタッ
坂田はうらたんの周りを回り
目をくらましてるようだ
坂田は意外と足が早いから
姿を分身しているように見せることが出来る
そして頃合いを見て一瞬でうらたんに飛びかかった
はずだった
シュン…
突然小さな音が鳴ったかと思えば
skt
うらたんの姿が見えない
snr
sm
志麻くんも混乱してるようで
あたふたしている
skt
skt
坂田が周りをキョロキョロと見渡す
その時だった
ピュンッ
坂田目掛けて毒針が飛んできた
skt
間一髪坂田は避けることが出来たが
どこからとんできたのかわからないため
うらたんの場所さえも分からない
skt
坂田が何かに気づき
一瞬で腕を構えたと思えば
バシィッ
坂田の腕には回し蹴りをしたうらたんの足があった
urt
坂田は鼻がいい
坂田でなければ今の攻撃は避けられなかっただろう
しばらくその状態でいたかと思えば
うらたんがまた姿を消した
snr
sm
俺たちは2人のようにこれといってずば抜けた能力は無いため
うらたんが見えない
坂田はうらたんの匂いが分かって冷静になったようで
腰の拳銃を抜こうとした
が
skt
skt
ふたつもあった拳銃が坂田の腰に見当たらない
そして瞬きをするうちに
urt
一瞬で姿を現したうらたんが坂田の拳銃を持ち坂田の額に当てる
skt
ありえないと言わんばかりに大きく目を開ける坂田と
urt
と小さく微笑み元のうらたんに戻る
snr
sm
元々スパイの組織にいたまーしいでもこんなに強いひとは見た事がないらしく
元々大きな目を飛び出るくらい大きく開けている
urt
urt
urt
urt
うらたんはハハッと寂しそうに笑う
snr
snr
snr
うらたんに何があったのか
何故こんなにも強いのか
なにか辛い過去でもあるのか
その辛そうなほほ笑みを見て
相談して欲しいと思った
urt
urt
いつもの目の色に戻ったうらたんは俺たちから目をそらす
snr
sm
skt
坂田が自分の傷に包帯を巻きながら優しく微笑む
urt
urt
うらたんもいつもの笑顔に戻り
今日の訓練はあっけなく終わった
snr
snr
俺は悔しさのあまり
次の日の潜入捜査のことを忘れ鍛錬を続けたのだった
sm side
翌日
バシッ、ピチ
俺たちは作業服である、スーツと手袋を付ける
skt
skt
久しぶりの3人での任務
謎の集団をおうために
拳銃や双剣などそれぞれの武器を持ってアジトをでる
snr
センラが話し出す
前々から調べてくれたようだ
snr
snr
情報屋…?
sm
俺達は移動専用の車に乗り
リーダーが前、そいつらを見たという場所へ
skt
skt
俺達は車の窓から後ろを見る
snr
周りには車ひとつも通ってない
sm
sm
sm
いくらなんでもおかしい
周囲も薄暗くて
車ひとつ横を通らない
skt
skt
突然車が止まる
snr
sm
俺が運転手に問おうとすると
運転手
運転手
運転手は微笑んだ後、車に鍵をかけた
skt
snr
sm
俺らは一気に警戒態勢に入る
運転手
運転手
運転手は危害を加える様子もなく
ただひたすらに笑っている
運転手
運転手は一気に顔つきを変え
瞬きをしないうちに着替えていた
運転手
運転手
その少年はにっこりと笑う
運転手
琉煌
いやそんなに呑気に自己紹介をされてもどんな反応をすればいいのか…
skt
skt
たしかにそれもそうだ
組織の中にスパイとして派遣されたようでもなさそうだし
琉煌
琉煌はしばらく考えたあと
琉煌
琉煌
と、車の鍵を外し
外に出た
こうして俺達は琉煌について行くことになった
何日か前
??? side
???
最近とあるマフィアの集団に潰されたというスパイ集団の滅団を聞く
???
俺は相方の___さんの方に目を向ける
???
???
____さんもうんうんと頷く
???
???
____さんは眠そうに返事をする
???
???
情報屋の僕達が知らないということは
それだけ身を隠すのが上手いってことだ
???
???
____さんはその言葉と同時に指を鳴らす
???
琉煌
そらるさんが指を鳴らすと同時に琉煌が姿を現す
琉煌はこの集団の中でもとても優秀で
僕達のお気に入りだ
???
???
僕は申し訳なさそうに微笑む
琉煌
琉煌
琉煌は俺たちにひざまずきながらニヤリと笑う
???
???
???
???
____さんが琉煌に命ずると
琉煌
そう言って頭を下げると同時にいなくなった
???
???
???
???
僕はナイフをくるくる回しながらニコニコと笑う
???
???
???
???
???
???
僕達は目を合わせながら静かに足を組んだ
はい!!!
短いし面白くないし…
最近駄作ばっかですね…
楽しみにしててくれた方、本当にすみません💦
マフィアの次回は割とすぐ上がると思います
明日は「守るべきもの」の1話が上がります(´˘`*)
ぜひ、ハートとコメントお願いします!!!
絡んだことない人でも大感激です
オトモダチクダサイ( ˙-˙ )
じゃあばいばーい!!!
コメント
26件
マフィア楽しみに待ってたんで嬉しいです!
配信見てたけどれもちゃんのあがったからきたwww
生配信聞いて、物語見て…… 感情の変化が激しいww