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テラーノベル(Teller Novel)
usss マフィア編

usss マフィア編

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9

マフィア

♥

524

2020年04月23日

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urt side

やっとここまで来たんだね

坂田

俺、知ってたよ

坂田がずーっと頑張ってたの

お前を見てるとさ

どうしても自分の過去を思い出しちゃうんだよね

おい、わたる

あんなことも出来ないのか

父の声が大きく響き渡る

urt

すみません…

urt

しかし、こんなことは…っ!

うるさい!!!

なぜお前はこんなことも出来ないんだ…っ

兄を見習え!!!

ガツッ

urt

ヴッ…ッカハッ

下腹部を蹴られる

俺の兄はなんでも出来て

苦労なんてしなくて昔から全部できていた

俺は毎日毎日努力したのに追いつけなかった

俺の家に出来損ないはいらない

どこからが聞こえる父の声

いつの間にか俺は縄で縛られていて

身動きが取れない状況だった

動くな

父は俺に何かを差し込む

urt

……ウッ、

体に大きな痺れが…

これでお前はもう出来損ないなんかじゃない

お前は____だ

urt

skt

…、ん

skt

…、ら、ん

skt

、らさ、ん

skt

うらさん、!

urt

…ハッ、!

いけない、もうあのことは忘れるんだ

思い出しちゃ、いけない

今は訓練に集中しないと…

urt

、フーッ…

なんだかんだこいつらに俺の姿を見せるのは初めてかもしれない

skt

…ッ!?

sm

…は、っ?

snr

、えっ?

俺の姿を見て驚く3人

urt

さあ、始めようか

skt side

やっと、うらさんと戦える…!!!

待ちに待ったこの勝負

これに勝ったら俺は、

うらさんに

"告白"する

うらさんに相応しいって思って貰えるように

俺を見て貰えるように

今まで練習してきた

突然過ぎるかもだけど

俺は一生をかけてうらさんを守りたいんだ

urt

、フゥーッ…

うらさんが深呼吸する

すると

skt

…ッ!?

sm

…は、?

snr

、え、っ…

突然うらさんの雰囲気が変わり

妖異な雰囲気をまとい始める

skt

(なんや、あれ…)

うらさんが目を開けると

目の色が黒く変わり

右腕に黒紫の血管がうきがでてきた

snr

…、なんやっ、あれ

sm

あんなの、見たことねえ…

skt

言葉にならない

なんだよ、っ、あれ…

urt

これが俺の本当の姿

urt

俺の本気の姿

うらさんはいつものようにニッコリ微笑む

うらさんなのに

目に光がないから

まるでうらさんじゃないみたいだ

skt

…ッ

戦わなきゃ

snr

そ、それでは

snr

見合って…

snr

はじめ、っ!

snr side

うらたんにあんな素顔があったなんて…

しかも、どちゃくそ強そうやんけ

目が笑っとらんし

俺は混乱しながらも我に返る

snr

(試合を始めな…)

snr

そ、それでは、!

snr

見合って…

坂田、頑張れ…ッ

snr

始め!!!

シーン…

両者ともに動かない時間が長く続いた

先にしかけたのは坂田

タッタッタッタッタッ

坂田はうらたんの周りを回り

目をくらましてるようだ

坂田は意外と足が早いから

姿を分身しているように見せることが出来る

そして頃合いを見て一瞬でうらたんに飛びかかった

はずだった

シュン…

突然小さな音が鳴ったかと思えば

skt

…え、っ?

うらたんの姿が見えない

snr

ど、どこや…?

sm

どこいったん…?

志麻くんも混乱してるようで

あたふたしている

skt

(なんで?)

skt

(今、飛びかかったはずじゃ…?)

坂田が周りをキョロキョロと見渡す

その時だった

ピュンッ

坂田目掛けて毒針が飛んできた

skt

…ッ!?

間一髪坂田は避けることが出来たが

どこからとんできたのかわからないため

うらたんの場所さえも分からない

skt

…っ!?

坂田が何かに気づき

一瞬で腕を構えたと思えば

バシィッ

坂田の腕には回し蹴りをしたうらたんの足があった

urt

…フフッ

坂田は鼻がいい

坂田でなければ今の攻撃は避けられなかっただろう

しばらくその状態でいたかと思えば

うらたんがまた姿を消した

snr

…また、っ

sm

見えへん…っ

俺たちは2人のようにこれといってずば抜けた能力は無いため

うらたんが見えない

坂田はうらたんの匂いが分かって冷静になったようで

腰の拳銃を抜こうとした

skt

…あれ、っ

skt

ない、…

ふたつもあった拳銃が坂田の腰に見当たらない

そして瞬きをするうちに

urt

俺の勝ちだよ、坂田

一瞬で姿を現したうらたんが坂田の拳銃を持ち坂田の額に当てる

skt

……

ありえないと言わんばかりに大きく目を開ける坂田と

urt

…フフッ

と小さく微笑み元のうらたんに戻る

snr

…うそ、やん、

sm

、凄すぎる…

元々スパイの組織にいたまーしいでもこんなに強いひとは見た事がないらしく

元々大きな目を飛び出るくらい大きく開けている

urt

urt

だからお前らと戦いたくなかったんだよ…

urt

こうやって怯えるだろ?

urt

まあしょうがないけどな

うらたんはハハッと寂しそうに笑う

snr

な、なぁうらたん

snr

嫌やったら別にええんやけど

snr

うらたんの過去、教えてくれへん…?

うらたんに何があったのか

何故こんなにも強いのか

なにか辛い過去でもあるのか

その辛そうなほほ笑みを見て

相談して欲しいと思った

urt

urt

ッごめん、今はっ、無理…

いつもの目の色に戻ったうらたんは俺たちから目をそらす

snr

そっか…

sm

まぁ、うらたさんが言うならしょうがないよな

skt

辛くなったらいつでも相談してや

坂田が自分の傷に包帯を巻きながら優しく微笑む

urt

ごめんみんな

urt

ありがとう

うらたんもいつもの笑顔に戻り

今日の訓練はあっけなく終わった

snr

(いくら組織の中で強くたって)

snr

(4人の中で弱かったら意味ないんよ…ッ)

俺は悔しさのあまり

次の日の潜入捜査のことを忘れ鍛錬を続けたのだった

sm side

翌日

バシッ、ピチ

俺たちは作業服である、スーツと手袋を付ける

skt

よし

skt

行くか

久しぶりの3人での任務

謎の集団をおうために

拳銃や双剣などそれぞれの武器を持ってアジトをでる

snr

なんか俺の調べによるとな

センラが話し出す

前々から調べてくれたようだ

snr

その軍団、俺らよりは小規模なんだけど

snr

"情報屋"らしくて

情報屋…?

sm

俺らを嗅ぎ回ってる理由はそれか…

俺達は移動専用の車に乗り

リーダーが前、そいつらを見たという場所へ

skt

俺らのことおってるんなら

skt

多分、着いてくるよな?

俺達は車の窓から後ろを見る

snr

今は着いてきて、ないな

周りには車ひとつも通ってない

sm

なぁ…

sm

この辺、俺知らんのやけどさ

sm

こんなに車って通らんもんかな…?

いくらなんでもおかしい

周囲も薄暗くて

車ひとつ横を通らない

skt

たしかにな…

skt

って、あれ?

突然車が止まる

snr

なんで、とまったんやろ…?

sm

なんかあったんか…?

俺が運転手に問おうとすると

運転手

ちょっと失礼しますね

運転手

少しお話をさせてください(ニコッ)

運転手は微笑んだ後、車に鍵をかけた

skt

(まさかっ、ハメられた…ッ?)

snr

(こいつ、誰やし…)

sm

(たしかに見たことない顔や…)

俺らは一気に警戒態勢に入る

運転手

まぁまぁ

運転手

そんなに警戒しないでくださいよ

運転手は危害を加える様子もなく

ただひたすらに笑っている

運転手

私にお気づきにならなかったのですか?

運転手は一気に顔つきを変え

瞬きをしないうちに着替えていた

運転手

あなた方の探っている集団は

運転手

私の所属している集団です

その少年はにっこりと笑う

運転手

私の名前は「琉煌」です

琉煌

以後、お見知り置きを

いやそんなに呑気に自己紹介をされてもどんな反応をすればいいのか…

skt

い、いや、知らへんけど

skt

なんであんたはここにいるん…?

たしかにそれもそうだ

組織の中にスパイとして派遣されたようでもなさそうだし

琉煌

うーん…

琉煌はしばらく考えたあと

琉煌

まあ行けば分かりますかね…

琉煌

着いてきてください

と、車の鍵を外し

外に出た

こうして俺達は琉煌について行くことになった

何日か前

??? side

???

へーぇ、あの集団のボス、死んだんだ

最近とあるマフィアの集団に潰されたというスパイ集団の滅団を聞く

???

結構強かったのに…ね、__さん

俺は相方の___さんの方に目を向ける

???

そうだな

???

そう簡単に潰される集団じゃない

____さんもうんうんと頷く

???

どうやら、うらたさん、という人の集団が潰したらしいですよ

???

へぇ…

____さんは眠そうに返事をする

???

なんか面白くなりそうですし

???

調べません?

情報屋の僕達が知らないということは

それだけ身を隠すのが上手いってことだ

???

俺らが知らないってちょっと珍しいしな

???

調べてみるか…

____さんはその言葉と同時に指を鳴らす

???

琉煌

琉煌

はい

そらるさんが指を鳴らすと同時に琉煌が姿を現す

琉煌はこの集団の中でもとても優秀で

僕達のお気に入りだ

???

ごめんねぇ今回も

???

こき使っちゃって

僕は申し訳なさそうに微笑む

琉煌

いえ

琉煌

自分も楽しいので全然大丈夫ですよ

琉煌は俺たちにひざまずきながらニヤリと笑う

???

ありがとう

???

今回はうらた、という人の集団を調べてきてくれ

???

何も情報がないところからだと難しいと思うけど

???

がんばってくれ

____さんが琉煌に命ずると

琉煌

御意

そう言って頭を下げると同時にいなくなった

???

ふふふw

???

これから楽しくなりそうですね

???

場合によっては潰しちゃいましょうか…w

???

そらるさん

僕はナイフをくるくる回しながらニコニコと笑う

???

お前の笑顔怖すぎ

???

でも

???

場合によっては

???

そうだな

???

つぶす、か

???

まふまふ

僕達は目を合わせながら静かに足を組んだ

はい!!!

短いし面白くないし…

最近駄作ばっかですね…

楽しみにしててくれた方、本当にすみません💦

マフィアの次回は割とすぐ上がると思います

明日は「守るべきもの」の1話が上がります(´˘`*)

ぜひ、ハートとコメントお願いします!!!

絡んだことない人でも大感激です

オトモダチクダサイ( ˙-˙ )

じゃあばいばーい!!!

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