テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

何も言う事ありません!

なのでちゃちゃっと行きましょう!

それでは〜!?

琥珀(コハク)

行ってらっしゃいませ(((ペコリ

呼び鈴が鳴った朝

不思議に思い、イルマ様と外へ出ると そこにはアズ様とウァラク様が居た

クララ

入間ち!コハち!
おっはよーう!!

琥珀(コハク)

おはようございます。
ウァラク様

クララ

ウァラク様…

琥珀(コハク)

アズ

申し訳ございません…

アズ

ご迷惑かと思ったのですが、
ウァラクがどうしてもと…

イルマ

いいよいいよ!
準備してくるね!

と、中へ入ったイルマ様

私はアズ様、ウァラク様に ここでお待ちするようお願いして

イルマ様の後ろを着いて行った

サリバン

いや〜よかったねイルマくん!

サリバン

2人もオトモダチができて!

イルマ

え?

ティーカップ片手に イルマ様へ言葉を贈るサリバン様

それにイルマ様はピシッと固まったが 照れながらこう返した

イルマ

えっいやあのっ…
あの2人は友達というか…

イルマ

よく一緒に遊んで気軽に話すだけで…!!

琥珀(コハク)

おや、それを人間界ではオトモダチと言うのでは?

イルマ

そ、それは…そうだけど……

イルマ様はそこまで言いかけて 考え事を初めてしまった

何か間違えていたでしょうか…

琥珀(コハク)

あ、そう言えばイルマ様

琥珀(コハク)

本日は会議がありますのでサリバン様も学校に行くそうですよ

イルマ

あっはい

イルマ様をオトモダチの2人に任せ見送り 私はサリバン様と共に学校へと向かった

職員室

サリバン

えーでは一同異論無しということで…

サリバン

入間くん以下3名は問題児(アブノーマル)クラスに決定!

イルマ様を含めオトモダチの2人について ビッシリ書かれている書類

それらの書類に 『承認』と書かれたハンコを押す

私はそれを横で眺めながら サリバン様の傍に控えていた

職員室での会議を終わらせた後 サリバン様と共に理事長室へ移動した

琥珀(コハク)

問題児…アブノーマルクラスなんて

琥珀(コハク)

またとんでもないクラスを作りましたね…

サリバン

まぁね〜!

サリバン

これでイルマ君も
目立たないでしょ〜!

自信満々に言うサリバン様に 「そうじゃないだろ」と言いたくなるが

彼も中々楽しそうなので そうゆう事にしておく事にした

琥珀(コハク)

はぁ、

サリバン

なんでため息!?
僕なんかした!?

琥珀(コハク)

いえ。何もしてませんよ。

琥珀(コハク)

ただ…問題児クラスの副担はさぞ面倒臭いんだろと

サリバン

そんな事言わないでよ〜!

サリバン

きっと琥珀ちゃんでも楽しめるはずだからさっ!

頬を少し紅く染めながら こちらにウインクを飛ばすサリバン様

不安を残しつつも、SDとして 彼の命令は聞かなければならない

私は問題児クラスの副担任を承認された

そうして迎えた翌日の事

琥珀(コハク)

おはようございます。

ダリ先生

あれ?琥珀先生早いんですね!

琥珀(コハク)

私は貴方が1番に居る事の方が驚きですよ

ダリ先生

あはは!それどうゆう事〜!?

琥珀(コハク)

そのままの意味です

ダリ先生

琥珀先生冷た〜い

新任になって初めての遅刻回避

個人的には一番乗りなのだと思っていたが 見た通り、机に座る彼が居た

あ、イルマ様はオトモダチに任せてます

琥珀(コハク)

( まぁ、あんなんでも一応教師統括だし当然なのかな )

ダリ先生

なんか、今琥珀先生にバカにされた気がするなぁ〜

琥珀(コハク)

気のせいですね

と、そのままの勢いで ダリ先生との会話をスタートさせた

そうして居るうちに 続々と先生方が集まってきた

何名か既に私が居る事に驚いていたが それ程驚く事なのだろうか

琥珀(コハク)

すみません。
挨拶回りして来ます

ダリ先生

は〜い!

イフリート先生

( 挨拶回り… )

モモノキ先生

琥珀先生…本当に真面目…

ダリ先生

彼女もSDだしね!
それも理事長のSD♪

オリアス先生

それもうやめて下さい…

イフリート先生

何回聞いても心臓飛び出る…

ダリ先生

アッハッハッハッハッw

教師

( 楽しそうだなぁダリ先生 )

生徒

あ!琥珀先生!
おはようございます!

琥珀(コハク)

おはようございます

生徒

キャー!!!

生徒

デビ綺麗!!!
噂通りじゃん!!!

生徒

琥珀先生〜!!!

琥珀(コハク)

………

挨拶回りを済ませ、廊下を歩いていると 生徒達からの声や視線が凄かった

まぁそれもすぐに 隣を歩く彼のおかげで落ち着いてくれるが

カルエゴ

先輩、なんでこんな事になってるんですか。

琥珀(コハク)

私が聞きたいです。
何故こうなってるのか

新任なのだから興奮するのはまだ分かる

然しながら、これは少々 羽目を外している程だった

琥珀(コハク)

何か別の理由があるはず…

生徒

琥珀先生綺麗だなぁ…

生徒

じゃあさ!
あの噂も本当なのかな!?

生徒

噂?なんだそれ

生徒

は!?お前知らねぇの!?

生徒

琥珀先生が理事長のSDだって噂だよ!

琥珀(コハク)

………

カルエゴ

先輩今度にしてください

すれ違った生徒の言う噂について 詳しく聞こうと思い方向転換すれば

すぐ、カルエゴくんが肩を掴み、止めた為 仕方なくクラスへ向かう事にした

問題児(アブノーマル)クラス

生徒

〜〜〜〜〜!

生徒

〜〜〜〜〜〜〜!

ザワザワと中から聞こえる声

それにすらもう嫌な予感しかしなくて 私はため息を付く

その横で同じように苛立っている彼が 手をわなわなと震わせて教室へと入った

カルエゴ

粛に!!

ガシャガシャーン!!

カルエゴ

外まで丸聞こえだ貴様ら。

カルエゴ

もっと粛にできんのか!

琥珀(コハク)

…………

カルエゴくんが入った瞬間発動される罠

それらは意図も容易く カルエゴくんにより防がれた

イルマ

カルエゴ先生!?
琥珀先生も!!!

琥珀(コハク)

こんにちは。イルマ様

クララ

わー!エギー先生とコハちが担任なの!?

カルエゴ

お陰様でな!!

ウァラク様はカルエゴくんを中心に回り 元気そうにそう言った

カルエゴくんは心底嫌そうな顔をして 私の方をチラ見するが

私にはどうしようも出来ないので 彼から視線を外した

生徒

え!琥珀先生って新任の!?

生徒

まぁ♡

生徒

デビ綺麗じゃん!

生徒

貴方の太腿に挟まれたい…

私が噂のヒトと分かった瞬間 私を囲み騒ぎ立てる

正直、騒がれるのも目立つのも苦手だが これも無心で耐え切るしか他にない

琥珀(コハク)

( しかも今あぶねぇの居たな )

カルエゴ

貴様ら!粛に座れ!!!

「は〜い」と怠そうに返事をする 問題児クラスの生徒達

各々、生徒が席についたのを確認すると 出席簿を出し出欠を開始させた

カルエゴ

アガレス・ピケロ

アガレス

ふあぁい…

カルエゴ

アスモデウス・アリス

アズ

はっ!

全員の出欠を二人で確認したのち バン!と教卓に出席簿を置いたカルエゴくん

怒りはまぁまぁ酷いようだ

カルエゴ

それでは授業を始める!

カルエゴ

全員外へ出ろ!
この問題児、阿呆共!!

カルエゴ

これから貴様らの位階を決定する!

イルマ

( 位階を…? )

琥珀(コハク)

………

そうして私達は学校裏の高台へと向かった

高台だと思ってください…

カルエゴ

…………これを見ろ

琥珀(コハク)

フッw

カルエゴ

笑わないでください💢

高台に着くなり、カルエゴくんが そう言うので見てみれば

理事長自作の説明セットを取り出し それはすぐに説明を開始した

コースを説明するよ〜! 遠回りだけど緩やかでのどか〜な谷を進む 囀り谷(サエズリダニ)コース! そして!カナキリの谷コース! 途中は危険や罠(トラップ)がいーっぱい! 無数にそびえる岩山と 巣を守る怪鳥を避けて進んでね〜! さぁ皆もr

まだ途中だったのを気にせず 踏んずけてしまったカルエゴくん

リード

( 嫌いなんだ… )

ガープ

( やはり嫌いで御座るか。あの可愛いやつ )

デジャブである

カルエゴ

ゴホン。概要は以上だ

リード

はい!使い魔先生!
鳥への攻撃はありですか!

カルエゴ

構わん。
やり過ぎは減点だがな。

カルエゴ

後、次使い魔先生と呼んだらコロす。

サブノック

ふんっ

サブノック

1秒でも早くゴールする為にはカナキリの谷コースのみ!

カルエゴ

ただし、今年のコースは囀り谷コースのみとする

サブノック

んなっ!?待てい!!

サブノック

カナキリの谷コースも通過コースであろう!!

カルエゴ

ああ。

カルエゴ

だが何故かカナキリの長の気が立っていてな。

カルエゴ

「カナキリ」は立ち入り禁止なのだ

琥珀(コハク)

長に遭遇しても
命の保証はありませんし

琥珀(コハク)

いくら生徒であろうとも私達は一切の責任を取れません

サブノック

なっらっぬっ!!!

と、私達が説明しても尚 納得した様子を見せないサブノック様

いい加減喧しいので黙ってて欲しいところ

サブノック

己(ウヌ)は絶対にカナキリにする!

サブノック

カナキリでなければ意味がないのだ!

琥珀(コハク)

( 知らねぇ… )

カルエゴ

粛に!とにかくだ!
コースの変更はない!

カルエゴ

総員準備!!

カルエゴくんがそう声をかけた瞬間 生徒の皆は各々翼を広げる

カルエゴ

用意はいいな!

イルマ

えっ

カルエゴ

ではただいまより!
飛行レースを開始する!!

カルエゴ

よーい……

カルエゴ

スタート!!!!

その瞬間、砂埃をあげながら物凄い勢いで 生徒達は飛び立っていく

ただ一人を除いて

イルマ

せ、セーフ……

琥珀(コハク)

あ、イルマさm

カルエゴ

早く行け(((ドン

イルマ

え……

イルマ

えぇぇぇぇぇぇええ!!?

カルエゴ

よし。

琥珀(コハク)

いや、「よし」じゃねぇよ。

イルマ様に声を掛けようとした瞬間 それを隠すよう彼はイルマ様を突き落とす

その行動に私は咄嗟に 何時もと違う口調で口走っていた

琥珀(コハク)

まだ翼を出してない生徒になんて事してるんですか

琥珀(コハク)

貴方それでも教師ですか

カルエゴ

? 何か問題でも?

反省の色無しのそれが返ってきた

確かにイルマ様の正体が 人間なのは知らない上

そもそもとして"人間"という存在自体 この魔界では空想の生き物と片付けられる

そりゃあ、無理もないけれども

琥珀(コハク)

はぁ、もういいですよ。

琥珀(コハク)

ただ後で1発殴らせて下さい

カルエゴ

いやですよ!💢

私とカルエゴくんは 移動式のエレベーターに乗り込み

生徒達より先にゴール地点へと向かい モニターで様子見をする事となった

カナキリって漢字全然出てこなくてカタカナにしました…

申し訳ない…😇🙏

たまに漢字で書いてる人見かけるけどどうやって変換してるの

気になるんですけど…

琥珀(コハク)

話す事あったな。

ありました。

琥珀(コハク)

おせぇ

書いた後に気づいたんですぅ

琥珀(コハク)

あっそ

冷たい🥺

琥珀(コハク)

それじゃみんなまたね。

私のセリフ…

琥珀(コハク)

喧しい。

ハイ

皆さんまたね!

サリバン様のSDはもう一人居たようで…?

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

141

コメント

3

ユーザー

1コメ!今回の作品もうますぎて泣いた(?) 楽しみに待ってます!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚