琥珀(コハク)
琥珀(コハク)
琥珀(コハク)
琥珀(コハク)
琥珀(コハク)
カルエゴ
カルエゴくんがそう言うと 彼の腕に飛んできた1匹の梟
これは位階袋梟(ランクフクロウ)と言い その名の通り位階を教えてくれる袋梟
彼の胸の袋に手を入れれば その者の位階の章(バッヂ)を授けてくれる
カルエゴ
カルエゴ
彼の視線の先には 「反省中」と書かれた物を下げるイルマ様
そしてその隣には 「もう約束やぶりません」を下げる サブノック様が居る
カルエゴ
カルエゴ
サブノック
琥珀(コハク)
カルエゴ
琥珀(コハク)
カルエゴ
リード
カルエゴ
サブノック
イルマ
生徒達はカルエゴくんに任せ 宥めるイルマ様の元へと足を運ぶ
琥珀(コハク)
イルマ
琥珀(コハク)
イルマ
琥珀(コハク)
サブノック
琥珀(コハク)
その言葉を聞いたのち 私は座るイルマ様の左隣に立つ
すると、真面目な表情を浮かべ サブノック様が口を開いた
サブノック
サブノック
イルマ
サブノック
隣でハッキリと聞こえた言葉は 私にとって自分の事の様に喜ばしいモノで
何故かイルマ様が認められた気がして 頬が緩みそうになった
サブノック
イルマ
サブノック
イルマ
カルエゴ
カルエゴくんにそう呼ばれて 二人は最後尾に並ばれ
いよいよ生徒の位階が発表される
問題児クラス
リード
カムイ
カルエゴ
琥珀(コハク)
琥珀(コハク)
カルエゴ
ジャズ
ケロリ
ソイ
クララ
続々と位階が発表される中 彼女の位階に納得いかない生徒が一人
アズ
アズ
クララ
アズ
カルエゴ
アズ
悔しがるアズ様を置いて 生徒達は次々に位階を発表される
少しするとあっという間に 1番最後であるイルマ様の番となった
ジャズ
リード
カルエゴ
カルエゴ
カルエゴ
カルエゴ
そう言った次の瞬間 「ギイヤァァァ」と叫び声が上がる
その声の主はたった今カルエゴくんが 話題にあげた位階袋梟だった
カルエゴ
琥珀(コハク)
カルエゴ
イルマ
位階袋梟はイルマ様そっちのけで 何処かへ飛び去る
行き場の無くなったイルマ様の右手は 空に置かれ、私達の視線を釘付けにした
アズ
クララ
イルマ
イルマ様の右手にあったのは黄金の指輪
それはある有名な話に出てくる 魔王の証と呼ばれる指輪だった
琥珀(コハク)
コハク
デルキラ
コハク
デルキラ
デルキラ
デルキラ
コハク
デルキラ
コハク
デルキラ
琥珀(コハク)
琥珀(コハク)
イルマ
琥珀(コハク)
突然、その声が耳に入り 周りの音を迎え入れた
のだが、
イルマ
カルエゴ
琥珀(コハク)
指輪からナニカが出ており 混乱するイルマ様はカルエゴくんを追う
それに必死で逃げながら 怒るカルエゴくんの姿が見て取れた
本当に何やってんだアンタらは。
ナニカ
瞬間ナニカが叫び始め、地面が揺れる
それと同時にこの場の大半が 耳を塞いで苦しみ始めた
ガープ
ジャズ
イルマ
リード
イルマ
琥珀(コハク)
ナニカ
琥珀(コハク)
琥珀(コハク)
イルマ
イルマ
ナニカをあやす様に持つイルマ様
それに間髪入れずにツッコム生徒が入れば 歌を歌い始める生徒もいる
クララ
アズ
ナニカ
ジャズ
ガープ
リード
琥珀(コハク)
カルエゴ
そんなやり取りをしていると サブノック様が任せろと名乗り出た
イルマ
サブノック
その瞬間、ナニカがサブノック様に触れ 彼は膝から崩れ落ちた
イルマ
サブノック
イルマ
アズ
今度はアズ様目掛けてナニカは噛み付く
まぁ当然ちゃ当然だが、アズ様も サブノック様と同じ様に膝から崩れ落ちた
イルマ
イルマ
アズ
アズ
カルエゴ
と、続けて喋るアズ様を他所に またナニカはアズ様に噛み付いた
そのせいかアズ様は吐血し 被害が増える一方
しかし、あのナニカは アズ様の頭が気に入ったのだろうか
カルエゴ
琥珀(コハク)
イルマ
カルエゴ
カルエゴくんは自らの左手を触った後 目付きを変えてイルマ様を見る
そうして一瞬考えた顔になり また1歩近づき、片腕を宙に上げる
彼はイルマ様の腕ごと吹き飛ばす気だ
琥珀(コハク)
イルマ
カルエゴ
と、イルマ様を守ろうと 保護繭(グランココン)を発動させるが
それは無駄なモノになってしまった
サリバン
彼がカルエゴくんの手を止めたからだ
私はそれを確認した後 すぐに保護繭を解除し、膝を付く
カルエゴ
イルマ
サリバン
琥珀(コハク)
サリバン
サリバン
そう言われるなりカルエゴくんは 図星で何も言えないのか視線を逸らす
アズ
カルエゴ
サリバン
またイルマ様に視線を戻したサリバン様
そんな彼目掛けてナニカは また魔力を吸おうと素早く近づいた
イルマ
サリバン
ナニカ
大きくお腹を張らせて 飲み込む音を奏でたナニカは
シュルシュルと指輪の中に引っ込んで行った
サリバン
イルマ
サリバン
サリバン
悪食の指輪について説明するサリバン様
相変わらず詳しいこって…
アズ
アズ
リード
カルエゴ
サリバン
サリバン
イルマ
サリバン
サリバン
サリバン
琥珀(コハク)
と、意味の分からぬ所で 私に振ってくる彼に適当でそう返す
すると、近くに居たイルマ様に密着して 誰にも聞こえないよう耳打ちした
サリバン
琥珀(コハク)
そんなこんなで 私達の初授業はなんとか幕を閉じ
測定不能だと言われたイルマ様は 1番下の1(アレフ)となった
サリバン
サリバン
サリバン
琥珀(コハク)
リード
エリザベッタ
ジャズ
群がるようにして私を囲み始める生徒達
彼らを拒む事も出来ず 囲まれるだけ囲まれて騒がれるのだった
琥珀(コハク)
琥珀(コハク)
琥珀(コハク)
琥珀(コハク)
琥珀(コハク)
( ※話し合い = 一方的な暴力 )
琥珀(コハク)
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愛してる