1ヶ月というのは短いものだ、
もう、学園に通う日になっていた
レラー
私、ちゃんと友達できるかな…
リーシャ
大丈夫よ
リーシャ
私達がいるじゃない
レラー
そ、そうよね!
ジューダス
ここか?
リーシャ
ええ、
リーシャ
ファリヤ・ドーアド学園
リーシャ
私達は、ここの新入生になるのよ
レラー
ど、ドキドキする…
ジューダス
ジューダス・ラファです、よろしくお願いします
「えっ、待って待って…イケメンじゃなーい?」
「やばい、惚れそうー♡」
レラー
えと、レラー・アメゾルです!よろしくお願いします…!
「美女だ。」
「美女が降臨したぞ」
「いや、待て……」
リーシャ
リーシャ・テォラスです。よろしくお願いします
「こっちの方が美女だーっ!」
「うおーっ!////」
「男子うっさい!」
リーシャ
《楽しそうな学級ね》
レラー
《うんっ!》
キーンコーンカーンコーン
「ジューダスくんは、どこから来たのぉ?」
「リーシャさんは隣国出身なんだってね!」
ジューダス
(これは、一生離してくれないな…)
ジューダス
リーシャ……っ
リーシャ
ジューダス…どうしたの、?
ジューダス
ゆっくり話す機会が少なそうだ……
ジューダス
昼休みに……
「ジューダスく~ん♡」
「待ってぇ、ジューダスくん、私を見て~♥」
リーシャ
あっ……
リーシャ
(ジューダス…すごい野次馬だったわね……)
リーシャ
(何を言いかけていたのかしら…)
「ねぇねぇ、リーシャちゃん」
「リーシャちゃんて隣国のお姫様だった人でしょ!?」
リーシャ
え、えぇ…まぁ、
ジューダス
(無礼な学級だな……)
ジューダス
(お姫様って言ってんなら、敬語とか使えばいいのに…)
リーシャ
(な、何かしら…後ろから冷たい視線が……)
昼休み
レラー
リーシャ!一緒にご飯食べよ!
リーシャ
ええ、いいわよ
「レラーちゃん達~こっちで一緒に食べない?」
リーシャ
《どーする?レラー》
レラー
《いいんじゃない?》
リーシャ
(レラーが良いなら、いっか)
レラー
今向かうね~
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「えっ!これ、リーシャちゃんが作ったの?」
「すっごぉーい!」
リーシャ
そんなことな……
ジューダス
リーシャ
リーシャ
へ?
ジューダス
ちょっとこい
リーシャ
……!?!?///