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光樹

…ねえ、紫。

光樹くんの、いつもとは違った真剣な瞳の色。

な、なんだろう…?

光樹

…魔法使いって、信じる…?

魔法使い、かあ…。

信じてる…けど!!

それを言ったらまた光樹くんにからかわれる…!!

ど、どうしよう!?

…ええっと…。

ここはやっぱり…。

本当の事を 言おう…!!

信じ…てるよ。

…魔法使いって、なんだか素敵だし…。

なんか、憧れるよね!!

光樹

ぷっ!!

ああっ、やっぱり

笑われたーーーっ!?

やっぱり信じてないって 言った方が…!?

…だけど、

光樹くんの口から出てきた 言葉は。

正直、意外なものだった。

光樹

…ふーん…?

光樹

…奇遇だね、

光樹

俺も信じてるよ。

…えっ!?

光樹

え?信じて、悪い?

…いや、その…。

意外だったから。

光樹

意外、ねえ…。

光樹

え、ちょっと紫!?

光樹

俺、何も信じないような人に見えんの!?

光樹

ちょっとショックなんだけど!?

…それは!!

…光樹くんがいつも私をからかうからでしょ!!

…私の視線は途端に 冷ややかなものとなる。

冷ややかな視線とは裏腹に。

私の鼓動はどくどくと。

まるで太鼓のように…。

速く、大きな音を立てて 脈打っているのでした…。

光樹

…よかった…。

えっ!何がっ!?

光樹

な、なんでもない!!

光樹くんの顔が、みるみる 赤くなる。

普段は恥ずかしそうな表情を あまり見せない光樹くん。

だから…。

…なんだか…。

私まで恥ずかしく なってくる…。

光樹

そ、それより、さ…!!

恥ずかしさを吹き飛ばすように

光樹くんが慌てて 話題を変える。

…可愛いな…。

光樹

あ、あのさ、七月の七夕祭り…。浴衣で…いい…?

ゆ、浴衣っ!?

光樹

う、うん…。

光樹

だめ、かな…?

…浴衣は…。

ちょっと恥ずかしいな…。

それに私、

浴衣似合わない人だから…。

光樹

あ、俺も浴衣で来るから、安心して…?

あ、そうなんだ…!

光樹くんも浴衣なら…!

着よう、かな…?

じゃ、じゃあ…。

わ、私も着てくるよ!!

その言葉を聞いた瞬間、

光樹くんはにっこり笑って ガッツポーズをする。

光樹

やったーーーっ!!

光樹

じゃあ…!

光樹

絶対、一緒にまわろうな!!

うん!!

あれ、それより…!

伊織くんは一緒じゃなくていいの?

光樹

げっ!!

光樹

兄ちゃんは…。

光樹

…連れて行かない…!!

えっ!?いいの?

光樹

うん、いいんだ!

光樹

その…。

光樹

紫と、二人で楽しみたいから…。

「二人で」という言葉に

私の心臓はとくん、と 飛び跳ねる。

な、なんだろう、この感覚…。

でも、私…。

この感覚、 知ってる…!!

あ、そ、そうなんだ…っ!?

そそそそそその、よよ、宜しくお願いしますっ!!

光樹

…ぷっ!!

光樹

何で焦ってんだよ…。

光樹

急に敬語になったし…。

いや、そのっ、

みみみ、光樹くんと二人でって…!!

その、なんか緊張するというか…。

光樹

いや、今は二人きりだけど緊張してないじゃん!!

光樹

なんで今から緊張してるんだよ!?

それって…。

ま、まさかっ!?

…い、いや、その…。

それって…。

光樹

…デート、だよ?

ええええええええええ!?

光樹

えー?なんでそんなに驚いてんの!?

光樹

もしかしてー?

光樹

デートした事…

あ、あるよっ!?

光樹

ほんとー?

ほ、本当だよ!?

…だけど。

…祭りデートは、初めて…。

光樹

…ふーん…?

光樹

あっそ!!

光樹くんは素っ気ない返事を 私に返す。

なっ!!光樹くんから聞いてきたくせに…!?

なにその態度っ!?

光樹

え?

光樹

だって俺、紫のデート事情とか興味ないし?

ええっ!?

きょ、興味ないっ!?

私は今日も。

ころころと変わる光樹くんの 表情や言葉に

振り回されています…。

失恋しちゃいました‼️光樹くんルート‼️

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225

コメント

19

ユーザー

こりゃ、続きが気になりますね‪w

ユーザー

光樹くんと紫ちゃんで祭りデートかぁ…… 好きな人と祭りデート羨ましぃぃぃぃぃぃ!!!!! うちも好きな人と行きたいな……w

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