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みうちゃんの使ってる化粧水とかパックを借りて
ベッドでは、みうちゃんのぬいぐるみで遊んで
誰といても笑っていても心の奥にある疲れが
みうちゃんといると浄化されて
やさしく綺麗で丸くなる気がした。
はんな
みう
はんな
みう
はんな
みう
はんな
みう
はんな
みう
はんな
はんな
はんな
みう
はんな
みうちゃんは目に涙を浮かべながら私を睨んでいた
みう
みう
みう
はんな
みう
みうちゃんはそう言ったまま、朝まで帰ってこなかった
全く眠れず、みうちゃんの部屋でソワソワしていたら1枚の手帳を見つけた
はんな
はんな
小学5年生『大好きなママとパパで💓』
はんな
はんな
パパ、みういい子にするから家に戻ってきて。ママが毎日泣いてるよ。
はんな
次々とページをめくる
小学6年生『大好きなトモダチ💓』
はんな
友達だって信じてたのに、大嫌い!
中学1年生『初めての彼氏💓』
私の事好きって言ったくせに、大嫌い大嫌い!
中学2年生『私だけの彼氏💓』
私の全部捧げたのに、初めてのえっちもしたのに大嫌い大嫌い大嫌い!
はんな
みんな私の事嫌いなの?私なんて居なくなればいい存在?ただ愛されたいだけなのに何がダメなの?
はんな
手帳をそっと元の場所に戻した
手帳をなおしてある小物入れの底には、他にも血のついたカッターと小瓶に入っている薬がしまってあった。
翌朝
みう
みう
はんな
はんな
みう
みう
はんな
みう
はんな
何も聞かなかった
私たちは、薄っぺらい会話をひたすら繋げた
はんな
みう
はんな
みう
はんな
みう
はんな
みう
はんな
みう
みう
はんな
テレビを見ながら気づいたら2人とも眠っていた。
みう
はんな
みう
はんな
みう
お母さん
はんな
お母さん
お父さん
お母さん
お父さん
はんな
お父さん
はんな
はんな
普段無口な父が私の腕を強く掴んで外に追い出した
ガチャ
お母さん
お父さん
はんな
はんな
はんな
はんな
はんな
グループトーク
リサ
リサが退会しました
アイナが退会しました
はんな
はんな
はんな
私が生まれて育ったクソみたいな町を泣きながら歩いた。
みう
何故かわかんないけど、みうちゃんを呼んでいた
はんな
みう
みう
家族の事、リサ達の事、全てを話した
みう
みう
みうちゃんの声が優しくて暖かくて荒れていた心を静かに落ち着かせた
はんな
はんな
みう
はんな
はんな
みう
はんな
みう
はんな
みう
私もまた、みうちゃんを都合よく使う人の1人なのだと気づいた
はんな
はんな
みう
みう
はんな
みう
はんな
みう
みう
みうちゃんは、私の手を取って走り出した
はんな
みう
はんな
みう
はんな
みう
はんな
みう
はんな
みう
みう
はんな
みう
次は〜✕〇駅〜次は〜✕〇駅〜
みう
みう
はんな
みう
はんな
みう
はんな
みう
カラオケで寝泊まりをして
はんな
みう
みう
はんな
みう
昼間はゲームセンターに行って
みう
はんな
みう
はんな
はんな
みう
はんな
みう
はんな
みう
はんな
みう
はんな
みう
はんな
みう
はんな
みう
はんな
みう
はんな
おじさん
はんな
みう
みう
おじさん
はんな
みう
おじさん
おじさん
はんな
みう
みう
はんな
みう
おじさん
おじさん
みう
おじさん
はんな
みう
おじさん
はんな
みう
みう
はんな
ドキドキドキドキ
おじさん
みう
みう
おじさん
みう
はんな
おじさん
みう
おじさん
みうちゃんはまた私の腕を掴んで走った
おじさん
みう
みう
おじさん
はんな
みう
みう
はんな
おじさんの財布を握りしめて
夜道を駆け抜けた
人生で初めて凄い悪い事をして
人生で初めて自分が主人公になった気がした
はんな
みう
みう
みうちゃんといると
囚われた籠の中から
大空を羽ばたく気持ちになる
手を繋いで走るみうちゃんの姿と
夜なのに明るい繁華街と
色んな人生を背負った人々
頬を撫でるこの風が
最っ高に気持ちいい