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優香
あぁ……新学期ってのに遅刻遅刻っ
バンッ
義真
うわっ
優香
すっすみません
義真
……お前大丈夫なの。早く行かなくて
優香
え？
義真
だから、グダグダしてないで学校。早くしないと遅れるだろ
優香
いや、でもあなたも
義真
俺はある理由なあってゆっくりでいいから。……ってお前は間に合わねーよな。使えよ。
優香
えっ？でもそれあなたの自転車じゃ……
義真
いいから。説教受けたかねーだろ
優香
あ、ありがとう！いつか返す！
義真
ったく。またいつ会えるかもわかんないのに
優香
はぁ、はぁギリ間に合ったぁ
ザワザワザワ
優香
それにしてもなんでこんなにザワザワしてるんだろう……
優香
けど私が喋りかけてもきっと……。
優香
皆何してるの？
皆
。。。。。。。
優香
だよね……
皆
(小声)えなんかゴミがしゃべり掛けたきたよ
皆
きもぉ
皆
うざいうざい
皆
あいつに消しカス投げよ
皆
おk
ピュン
優香
うわっ
優香
またか……
優香
私皆に何かしたっけなぁ……
先生
はいみんな何してるのー席について
皆
やべっ
先生
じゃあ今日転校生来るので仲良くするように
優香
転校生！？
皆
だからかぁ机1個多かったもんね
皆
わぁわぁがやがや
先生
はいはい静かにして。おいで。自己紹介しましょう
義真
こんにちは…義真です
皆
かっかよー
優香
えっ！？
先生
義真君は北海道から来たんだって。
じゃあ、、窓側の1番後ろの席ね。
じゃあ、、窓側の1番後ろの席ね。
義真
はい。
先生
では授業を始めます
授業が終わって
優香
あの……
義真
まさか同じ学校だったとはね
皆
おいくそ豚どけ！
皆
こんにちは！義真君！
皆
かっこいいですね！
皆
ちょ気持ち悪いならブスどっか行け
皆
クールですね！
義真
……おい。
義真
お前ら今さぁ優香の事ブスって言ったよな
義真
テメーらどの面下げて言ってんだよ
皆
……うっ
皆
何あいつ
皆
感じ悪ぅ
優香
……ごめん
優香
あいつらあんな感じだから気にしないで
義真
いつもあんなんなの？
優香
うん。
皆
ねぇ義真って奴なんかブスのこと庇ってない？
皆
きもっ
皆
そんなかっこよくもないのに調子乗んな
皆
まじそれなって感じ
優香
……っはぁ
皆
ねぇ優香ちゃん！ちょっと一緒にトイレ行こ！
優香
うん、、、
皆
……言葉使いには気をつけろカスが
優香
はい。今すぐ行きます
優香
(個室の中入って一旦落ち着こ)
皆
ベリッベタっベリッベタッ
皆
ふーう。これで出てこれないね。可哀想に笑
皆
ねえ上から水かけない？
皆
いいね！
皆
せーのっ！
優香
きゃぁぁぁっ
皆
きもおっもう皆行こ？
優香
はぁ、、
皆
次いでに上靴も持ってない？
皆
いいねっ！
優香
あっ！……もうやだ
10分後
皆
怪しまれるからもう取っとかない？
皆
おk
優香
はぁはぁ、、やっと……
皆
次の放課もだよ？
優香
え……
皆
気持ち悪い顔してないではいだわカス
優香
……
皆
はいって言えゴルァ！
ガンっ
優香
痛い……
皆
皆行こぉこんなボロボロで気持ち悪い人しらなぁい
給食の時間
優香
いただきます。
皆
あっ手が滑った！
優香
きゃっ
皆
あぁ見事に頭に牛乳が掛かっちゃってるぅ可哀想
優香
……
昼放課
優香
はぁ、、
皆
あ！これ流行りのやつだ！こんな所に落ちてる
優香
あ！ちょっと
皆
は？何言ってんのこれ私のなんだけど
優香
それ私が買った……
皆
何言ってるのこの障害者気持ち悪
義真
あいつ虐められてんな……
義真
ちょっくら行くか
ボゴッ
皆
キャ！何すんのよ
義真
うわー気持ち悪い喋んなカスがメス豚
皆
何よ底辺が！
皆
ちょっと！引っ張らないで！きゃぁぁぁ
義真
ふぅ。ロッカーの中に治まったならもういい
義真
二度と出れないようにしてやるから。
義真
あ～こんな所に誰かの日記が～破り捨てちゃお！、
皆
ちょっと！それ私の
義真
はぁ？
皆
ご、ごめんなさいもう許して！私達があんたに何したって言うのよ
義真
謝るなら優香に謝れ。そして二度と優香に関わるな。
義真
関わったら……な？
皆
ご、ごめんなさい
優香
もうやめてね。まあ、、、、、一生許さないけどね
皆
ｳｸﾞ……ﾋｸｯ
皆
ｼｸｼｸ
優香
やっと……か。
皆
ﾋｸｯ……え？
優香
やっと貴方達から謝って貰えるなんて
皆
ごめんなさい……実は優香が綺麗で……優しいし性格もいいから嫉妬して……本当にごめんなさい
義真
テメーらマジ次やったら覚えとけよ
優香
あっ！義真！
義真
あ？
優香
ありがとう！今日は
義真
……別に
義真
んじゃ
優香
……
何だろう……もっと、喋りたい。 もっと、義真のことを知りたい。 なんてことを考えるようになってしまった。
優香
ば、バカ！？まさか、まさかあたしが……んなわけないない！！
優香
けど、、無性にあの背中を追いかけたい。
優香
そんなのか、勘違いよね。何言ってんの。
毎日毎日何故か喋り掛けてしまう。 しつこいって嫌がられてるかも、、 そんな。
義真
なあ優香
優香
……
優香
はっ！ど、どうしたの？
義真
……。何でもない
ああん。やっぱ嫌われたんだ。どうしよぉ。だって、、そうだよね。自分の気分に合わせていつも話しかけてたもん。相手の気持ちも考えないと。
義真
お前どうしたんだよ
優香
何が？
義真
なんか、、、オドオドしてる
優香
別に……
やっぱ嫌われてるんだ。 って！？
優香
なんでそんな事考えてるの私！
でも、自分の気持ちは正直だった。
優香
義真！
義真
あ？
優香
んと、えっと、、
ええい！もう勢いに任せちゃえ！
優香
私、義真のことが好き！
優香
義真が転校してきた時からずっと！
優香
付き合って下さいっ！！！！
優香
はぁ、はぁ、はぁ
義真
あー。良いぜ
優香
……え？
義真
これからよろしくな。ばか
優香
ちょ、ばかって！酷いなぁ
義真
初めて会った時なんてお前遅刻しそうじゃなかったっけ？
優香
もう！そんな事言わないでよ忘れ去りたいくらいの黒歴史なんだから
義真
まぁ初めて俺らがあった日でもあるがな
優香
……っなによ、、、
終わり。 雨。のシリーズ投稿サボってすみませんm(*_ _)m
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
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