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輝優

本当に勢いだったよ

輝優

殺そうなんて思ってなかった

輝優

ただ全部をぶつけた

輝優

気づいた時には

輝優

もう動かなくなってた

輝優

今まで生きていたものが

輝優

ピクリとも動かなくなって

全身が痺れて身体中から汗が溢れてきて

そこから自分の体が冷たくなってくるのを感じた

輝優

なんて事したんだって

輝優

ああ、やった

輝優

終わったと思った

輝優

仕事は?家族は?友達は?

ヒトゴロシ?

輝優

これからどうすればいい?

ふと目を戻すと嫌でも目に入ってくる

横たわる彼女に対して罪悪感がこみ上げてきた

輝優

ごめん

輝優

ごめんなさい

輝優

そんなつもりじゃなかった

何度も謝った

でもそれは答えてくれなくて

もしかしてまだ間に合うかもしれない

輝優

気絶しているだけかも

輝優

救急車を呼ぼうか

でも、なんて説明すればいい?

輝優

ネットなら・・・

蘇生術を試そうとネットに潜ったり

何時間たっただろう

輝優

拳が痛くてジンジンする

俺は彼女にそれだけの力をぶつけたんだ

昔に君と撮った写真を見返すと

幼い日の君はまだ俺をみて笑ってる

でも

目の前のソレは硬くなり身体から液が溢れて冷たくて

輝優

生きてないんだなと思った

輝優

そう思った瞬間

輝優

自分でもびっくりするくらい

輝優

冷静になれた

まるで他人事の様に

輝優

台所から包丁を取り出し

輝優

俺はソレを風呂場に持っていった

輝優

ベトベトの服も下着も

輝優

全て剥ぎ取って洗い流した

あの頃の君は可愛かったよ

輝優

優しくて、わがままで

輝優

ずっと俺の後ろを追いかけてきてさ・・・・・・

俺がいないと何もできなかった君

輝優

ははははは・・・

輝優

大きくなり過ぎちゃったんたんだな・・・

手に持った包丁は

よく手入れがされ

光っている

輝優

君はよくこれで料理を作ってくれたね

輝優

小さい頃に戻ろう

輝優

元に戻してあげるよ

ソレの手に

ソレの脚に

輝優

何度も

輝優

何度も

輝優

何度も

刃を振り上げた

でも

輝優

切れない

輝優

切れない

輝優

切れない切れない切れない切れない切れない切れない切れない切れない切れない切れない!!

輝優

なんだよ

まだお前は俺に逆らうのか!?

輝優

おい

輝優

なんで言うことを聞かない

輝優

小さくなれよ

輝優

なれよ!!

本当にお前は出来損ないだな

人の気持ちもわからないのか?

輝優

少し殴ったくらいで勝手に死にやがって!!

刃はボロボロになり

辺りは血と悪臭で溢れる

輝優

オエェ・・・はぁはぁはぁ・・・

臭い、汚い

輝優

人に・・・

輝優

人に迷惑ばっかりかけやがって!!

お前は最低なゴミだ

輝優

ゴミだから

輝優

ゴミみたいになったんだな

輝優

おい

輝優

聞いてるのか?

輝優

おい!?

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