Virusと名乗る人から拠点、食事を用意された、
あの人が何を望んでいるのかはわからない
しかし、
手を差し伸べてくれるのなら
助けてもらいたい
そう思うのだった
あの人は一日に数回私の様子を見にくる
Virus
やほ、元気そー?
霧雨 魔理沙
、、普通だ
Virus
よかたよかた
Virus
どうだいここは
Virus
充実しているだろう
ドヤッとしてそんなことを語る
霧雨 魔理沙
食料もあるし娯楽もそこそこあるいい場所、
Virus
でしょでしょ
話は面白く、その日にあったことなどを話してくれる
Virus
今日急に変なのに絡まれてさ
Virus
食料よこせって言われたんだけど
Virus
逆に食料もらっちゃった!
Virus
優しい人だったわ()
霧雨 魔理沙
そんなわけないでしょ、
私は少し笑いながらそう返す
Virus
お、すげー笑った
Virus
俺の前で初めて笑ったな
霧雨 魔理沙
、そう、なのかな
Virus
そよそよ
こんな日々がずっと続く
そんな彼を私は好きになってしまった
彼は私だけを見てくれている
そうだと思ってた
Virus
よう、まりーさ
霧雨 魔理沙
今日も来たのか
Virus
そりゃ俺の拠点だからねw
霧雨 魔理沙
それもそうか
Virus
突然なんだけどさ
霧雨 魔理沙
?、どうかしたのか?
Virus
この子も一緒に済ませてやってくれないか?
博麗 霊夢
、、、、
その赤い服を着た子は四季の後ろから現れた
Virus
こいつは霊夢、博麗霊夢だ
Virus
お前を同じ状況だったから助けてきた
霧雨 魔理沙
あぁ、、そうか
Virus
仲良くしてあげてくれ
Virus
ほら霊夢、挨拶〜
博麗 霊夢
、、、、
霊夢はVirusにピッタリくっついていてなかなか離れない
Virus
おーい、霊夢ぅ、、、?
霧雨 魔理沙
、、、、
心の中ですごく糸が絡まった気がした
これが嫉妬ってやつなのかな、、
博麗 霊夢
私は博麗霊夢、よろしく、、、
霊夢はVirusの後ろにいながら自己紹介をした
Virus
俺も用事あるからさ、
Virus
あとでまた、な?、、、
博麗 霊夢
、、、わかった
霊夢はこくりと頷いてようやく離れた
Virus
ふぅ、、魔理沙、あとは頼んでいいか?
霧雨 魔理沙
、、、わかった、、
見たところ霊夢もVirusのことが好きだと思う
早速の恋敵ができてしまったのだった、、