さて今回は 初の曲パロ です!
弐十×キル で行こうと思います! 口調が違ってたらごめんなさい
あとちょっと暗めな内容になるので 苦手な方は回れ右
みんなが知ってるか分からないので 一応コメントの方に曲名を書くつもりです
では本編どうぞ!
俺はクラスでいじめを受け不登校になった 毎日毎日飽きもせず繰り返し投げられる言葉の刃 「なんで生きてるの?」 「さっさと死ねよ」 そんなの自分でも分からない 酷い扱いを受け暴力を振るわれても「死ぬ」 という選択を取れず 1人で部屋に閉じ籠るのが精1杯
キルシュトルテ
暗い部屋で1人ベッドに力無く寝転がり考える
それでも毎回助けてくれる幼なじみがいた 何か言われていると間に入って 「そんなこと言うな!」 と叫び 暴力を振るわれている時は 「そんなことしてるといつか自分に返ってくるぞ」 と怒りに震えながら諭すように言う
キルシュトルテ
そんなことをポツリとつぶやく
途端にいじめられている時の恐怖が頭をよぎり 震える体を抱きしめるように背を丸める
キルシュトルテ
俺が死ぬのはいいんだ でももしあいつが思い詰めて死んでしまったらどうしよう そう思うと死にたくても死ねない… 誰かを嫌うこといじめることは1種のファッション なんじゃないかって思うことがある 俺がその標的にされたから いじめてくる理由を聞いた時 「なんとなくムカつくから」 と返されてそんなふうに考えるようになった
キルシュトルテ
そう呟いた時コンコンッとノック音がした
キルシュトルテ
弐十
ドアの向こうから聞こえたのは いつも庇ってくれていた幼なじみの声
キルシュトルテ
弐十
キルシュトルテ
弐十
弐十
そんな言葉を聞きたくなくてドアを開ける
キルシュトルテ
弐十
それからしばらく続いた沈黙を破るように ポツポツと話し始める
キルシュトルテ
弐十
キルシュトルテ
キルシュトルテ
キルシュトルテ
キルシュトルテ
酷く悔しそうな泣きそうな顔で見つめる彼に 乞うように問いかける
弐十
弐十
弐十
弐十
弐十
弐十
弐十
キルシュトルテ
弐十
キルシュトルテ
弐十
キルシュトルテ
キルシュトルテ
弐十
キルシュトルテ
弐十
弐十
弐十
涙でぐしゃぐしゃになった顔で必死に訴えてくる 生きてて欲しいと、一緒に笑っていたいと
キルシュトルテ
キルシュトルテ
ただ一言、絞り出すように呟いた言葉 その言葉が全身に血が巡るように沁みていく
弐十
弐十
キルシュトルテ
それから暫くは抱きしめ合いながら泣いた 涙がかれるまで泣きはらしいつの間にか一緒に ベッドで眠りについた
起きた時にはなんだかスッキリした気分で これからの未来に思いを馳せる2人
その顔は笑顔に満ちていた
コメント
2件
命に嫌われているか!! よかった!
というわけで曲パロは「カンザキイオリ/命に嫌われている」でした 思っていたよりも暗くなってしまいましたねw 自分の解釈と曲の歌詞を織り交ぜながら書いたので実際の解釈とは違うのかもしれませんが、こういう作品を書けて満足してますw