全校清掃の朝のことだ。
sn
sn
毎日というべきか、 僕の上履きに画鋲がつまっている。
pn
sn
kn
tz
sn
pn
sn
kn
sn
tz
pn
sn
pn
sn
sn
tz
kn
バシッ
knさんが差し伸べた手を 振り払う。
すると、僕がやった行為に気が付く。 皆が僕のことを驚いた目で見てくる。
あぁ。やっちゃったな……
sn
pn
sn
sn
pn
sn
tz
kn
sn
pn
sn
kn
tz
sn
pn
僕から画鋲の入った上履きを 奪って、
中の画鋲をゴミ箱に捨てた。
pn
sn
kn
tz
pn
sn
図星だ。 少なくとも、この問題の元凶は 僕だ。
だって、どうしても皆と僕が傷つくのは怖いから。
tz
kn
pn
sn
sn
pn
全校清掃
モブA
kn
モブA
モブA
バシャンっ
sn
モブA
sn
モブA
sn
sn
pn
sn
モブA
sn
pn
sn
グイッ と僕の腕を引っ張る。
sn
pnさんは、 無視して僕の裾をまくる。
pn
そこには、 モブさんが殴った痣や傷が いくつもついていた。
モブA
pn
僕だって、見たくない。
でも、そんなことより、
sn
pn
sn
そんなこと、いいのに……
数週間前
俺…pnは、 どうやったらsnを助けられるか 考えていた。
pn
あいつ(モブ)に逆らうのも怖い。 助けたって、またsnが制す。
pn
pn
いや。違う。
pn
pn
この前、snが、 必死で先輩に話すことをとめられた からなぁ。
pn
そう。今日は、 1日中考える為にも、学校を休んだから。
pn
これだから俺は駄目なんだ。 すぐデジタルに頼ろうとする。
学校に行ってる時間帯だから、 見たことないTV番組しかなかった。
pn
ふと、とある映画に目を向ける。
そういや、この映画のCMやってたな。
pn
pn
映画は心の薬らしいからな(?)
物語は病気で苦しんでいる 少女と、その医師の話だった。
少女の病気は もう誰も助からないとされていた。
けれど、諦め切れなかった医師は ずっと少女の隣にいた。
pn
pn
物語はクライマックスに 差し掛かった。
少女『もう、あたしのことを助けない で。』 医師『そんなこと言わないで。』 少女『でも!』 医師『俺はなぁ、お前が何よりも大切なんだよ。』
pn
医師『人間、自分が幸せじゃ納得いかねぇ。自分が一番大切にしたい奴も 幸せにしねぇといけない。』
医師『それが、支え合い、助け合いってことなんだろうなぁ。』
医師『俺の使命は俺自身もお前を幸せにすることだよ。』
pn
俺はどうだ?
大好きな編集もできて、 毎日が幸せだ。
だが、 俺の大切な人、snは今幸せじゃない。
じゃあ、俺がやるべきことは……
pn
絶対にsnはそれをとめるだろう。
でも、
pn
knさんのメール
kn
pn
kn
pn
〜詳しいことを話す〜
kn
kn
pn
pn
kn
pn
kn
pn
kn
tzのメール
以下略
職員室
ダメ元で先生に いじめのことを相談してみた。
pn
担任
こちとら真剣に話しているのに、 先生は面倒事に巻き込まれたと いった表情をしていた。
担任
pn
担任
pn
pn
担任
なにか先生は言っていたが、何も聞こえなかった。
学校
pn
snの腕を見せつけながら言う。
モブA
モブA
pn
sn
モブA
sn
sn
pn
sn
モブA
今日俺達は、モブさんに いい意味で(?) 喧嘩を売る。
俺達の大切な…… snのために。
第5話(160タップ)終
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