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校門前
水無瀬 雫
上島 弥生
水無瀬 雫
上島 弥生
水無瀬 雫
私たちは校門に背を向け、ショッピングモールへと歩き出す。
水無瀬 雫
ザワザワザワ...
水無瀬 雫
上島 弥生
上島 弥生
水無瀬 雫
私たちは人と人のわずかな隙間を進んで行く。
上島 弥生
水無瀬 雫
そうしてやっと辿り着く。
上島 弥生
水無瀬 雫
水無瀬 雫
上島 弥生
私はすぐそこに置いてあった椅子に腰を下ろす。
水無瀬 雫
水無瀬 雫
ドスっ
水無瀬 雫
その時座っていると誰かと足がぶつかった。
私は落ちたカバンを拾ってホコリを払う素振りをして、顔をあげる。
辻本 玲央
水無瀬 雫
辻本 玲央
水無瀬 雫
辻本 玲央
水無瀬 雫
水無瀬 雫
辻本 玲央
水無瀬 雫
私は玲央に飛びつく。
辻本 玲央
辻本 玲央
水無瀬 雫
玲央は幼なじみ。
小中高すべて同じ学校で、家も隣だったから仲がよかった。
辻本 玲央
上島 弥生
上島 弥生
上島 弥生
水無瀬 雫
上島 弥生
辻本 玲央
水無瀬 雫
上島 弥生
辻本 玲央
水無瀬 雫
辻本 玲央
そして玲央は離れていく。
上島 弥生
水無瀬 雫
上島 弥生
水無瀬 雫
上島 弥生
上島 弥生
店員さん
店員さん
なんやら愛想の良さそうな可愛らしい新人店員さんを呼び、 メニューを待つ。
水無瀬 雫
上島 弥生
上島 弥生
上島 弥生
水無瀬 雫
水無瀬 雫
上島 弥生
上島 弥生
水無瀬 雫
実は弥生には叶くんのことは一応伝えていた。
上島 弥生
店員さん
上島 弥生
水無瀬 雫
弥生はやっぱり優しいな、そう思いながらメロンフロートを口にする。
メロンの味がほのかに口に広がり、その後にはソフトクリームの 濃厚な甘さ、そしてはじけるしゅわしゅわが口の中を刺激する。
水無瀬 雫
上島 弥生
そう言って弥生はナイフを使い一口サイズにし、フォークで フワフワパンケーキを刺す。そしてゆっくりと口に運ぶ。
上島 弥生
と、弥生はピースをしてみせる。
その後も私たちは雑談で盛り上がり、時間は過ぎた。
上島 弥生
水無瀬 雫
上島 弥生
水無瀬 雫
そう言われ、私は素直に外へでる。
外に出た瞬間、夏の蒸し暑さが感じ取れる風が私をなびかせる。
水無瀬 雫
思わずそう口に出してしまうほど。
水無瀬 雫
その時後ろの自動ドアの開く音がし、私は振り返る。
辻本 玲央
???
水無瀬 雫
私は玲央に話しかけようとした。
水無瀬 雫
でも私は開いた口を閉じる。
水無瀬 雫
???
風になびく明るい茶色の髪の毛。
背の高い男の人。
そして、素敵な笑顔。
そして___、
見覚えのある顔...。
水無瀬 雫
私はもう一度目をこする。
でも姿は変わらない。
昔の叶くんと今の姿が重なる。
その瞬間気づけば私は走り出していた。
水無瀬 雫
辻本 玲央
???
水無瀬 雫
水無瀬 雫
水無瀬 雫
水無瀬 雫
辻本 玲央
叶 晴斗