6人とシオンの花には償いを

2週間後…

そう言って、目を逸らす

なぜ、こんなことになっているかというと

朝ごはんを食べていた時のことだ

ということだ

そう言い、地図を見せる

持ち物を確認する

そして、任務には変わりないので、いつもの任務の格好で行く

こうして家を出た

先程、なかむさんとの任務でショッピくんを見送った数分後、

なかむから、急に連絡が入ったそうだ

そう言い、トントンは出ていった

少し早く来すぎたようだ

少し待つか......

数分待っていると彼が来た

しかし、その表情はどこかびっくりしているようだ

ショッピがそう言い終わると、ナイフを投げた

頭に刺さった、いや吸い込まれて行ったという表現の方が正しいかもしれない。

それぐらい、正確だった

それと同時に弾が飛んでくるのを避け、ナイフで一突き

刺すと、苦しそうに声を荒らげるターゲット

そんなの当たり前なので無視して中へ入って行った

そう言うと、びっくりしているように目を見開いていた

お前らは仲間だったんじゃないのか？ だとしたら酷い、恐らくこいつがボスだろう

多分ボスだと思う奴が、合図を出すと奥から数え切れない人が出てきた

俺はショッピと目を合わせてからいっせいに走り出した

その目は前の目とは違い、殺気の溢れている目だった

銃声音に混じり、悲鳴が聞こえる中

紫の2人は嘲笑っていた

2人は、余裕を持ちながら宙を舞っていた

藤色を紅く染めた紫が言う

そう言いながら菫色は血を浴びる

背中を合わせながら戦うその姿は、どうも "慣れた"ような姿だった

スマイルが見た景色は そこら中に人が転がっていて、全員気絶していた

ただ、あの"ボス"は立って怯えていた

誰からも返事は帰ってこない

そう言い近くにあった銃を拾う

焦りながらもそいつは銃を打った

俺はそれを軽々避けると、後ろからうめき声が聞こえてくる

ショッピはそう言うと、そいつの首に向けて手をやった

水がぽたぽたと落ちる音が聞こえてくる

兄弟

そうショッピが言うのでうんうんと頷いた

外に出るとそう言われた

確かに、血を散々浴びているので、服は血まみれ。なのできりやんが着ていた上着を俺が着ることになった

そう言ってきりやんは話し始めた

きりやんにヒミツがバレた

1枚、花びらが散った