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skt side

シャラン

俺は昔、華麗な衣装に身を包んだ彼らを見ては「高嶺の花」だと思っていた

skt

綺麗…

たくさんの髪飾り

着物もすごく華やかで

貧乏な農民の子供だった俺には別世界に見えた

俺には関係ない世界だと思ってた

でも、それは突然起こった

ごめん、ごめんね…

うちも生活キツくなっちまったんだ…

skt

母さん…

この時代、支払いや生活がキツくなると

「ある手段」が用意されていた

それは…

吉原に行けば、こんな苦しい思いしなくてもいいし

毎日美味しいご飯が食べられるんだ

綺麗な着物も着られるし

これも親孝行だと思って我慢しておくれ…

こんな母親で、ごめんね…

この言葉は俺を吉原に入れるという事だった

母さんは優しいけど、とても切なそうな顔で俺を見た

skt

おれは、っ

skt

俺はどんなに苦しくても母さんと居たい!

skt

母さんといればなんでも乗り越えようと思えるんだ、っ!

skt

お願いだから母さん…

skt

俺を、っ、捨てないで…っ

…っ、

ごめん、ごめんねぇ…

この日、俺は

最初で最後の母の涙を見た

今日からここが俺の居場所…

突然連れてこられた吉原で

息を着く間もなく俺は下積み期間が始まった

吉原では最初から接客が出来るのでなく

下積み期間を得てから接客ができるようになるのだ

sm

今回は男の子なんかね

sm

今日から俺がここのしきたりを教えてあげる

skt

は、っ、はい…っ、

綺麗な方だ

sm

俺はsm

sm

なんとでもお呼び

skt

では、smくんって呼ばせて頂きます!!!✨

下積みの間俺たちは「禿」(かむろ)と呼ばれ

先輩である花魁のお世話や雑用をしながら未来の花魁として育てられる

snr

ねぇねぇ君

snr

君も売られたんだね?

snr

俺はsnr。仲良くしよや

同じ時期に入ってきたsnrと俺はすぐに仲良くなり

2人で支え合って頑張ろうと誓い合った

毎日毎日花魁の風呂を沸かしたり水を渡したり、

こき使われる毎日で

辛かったこともあったが

唯一、snrと俺の楽しみは

1ヶ月に1度だけお目にかかれる上級花魁

「urtさん」と俺たちを育ててくれた「smくん」の2人を眺めることだった

sm君は最初俺達を育ててくれていたが

俺達に全てを教えると自分の仕事に戻り

俺達と関わらなくなってしまった

あの二人を見ると

俺もsnrも胸が苦しくなって

俺達も上級花魁になってあの二人と同じ場所に立てるようにしようと

見る度に気合いを入れ直すことが出来た

skt

いつか、2人と同じ場所にたって

skt

仕事ができるといいね

snr

せやなぁ…

そして俺たちは約10年間の下積み期間を終え、

遊女になる前日を迎えた

(吉原に売られたのは10歳の時です)←急な作者登場(殴) (ursmは12歳にして上級花魁という素晴らしい好成績)

前日に行うこと

それは

初体験を卒業する儀式だ

そしてその相手は…

urt

へぇ

urt

君が新人のskt、ねぇ

urt

君の初めて、俺が貰うね

urt

優しくするから

urt

安心して…?

まさかこんな形であの、「urtさん」に関わることができるなんて…

sm

5年ぶりくらいかな?snr

sm

あーんなちっこかったsnrが

sm

もう遊女かぁ…

sm

まあ、snrの処女俺が貰うな…?

snrの相手はsmくんらしく

お互いとてもドキドキしてるのが相手に伝わったようだ

urt

じゃあ、sm君

urt

部屋移動して儀式始めるかぁ…

sm

せやなぁ

sm

俺、そっちの部屋行くわ

urt

じゃあ俺あっち

それぞれ上級花魁に連れられて別々の部屋へ

skt

(お互い頑張ろ)

snr

(おうっ)

俺達は軽く視線を交し部屋の窓を占める

こうして上級花魁に初体験を奪ってもらう人は初めてなようで

とても新鮮だった

urt

よしっ、それじゃあ、

sm

君の初めて

ursm

いただくね

5年後

urt

おぉい、skt〜!!!

skt

なぁに?urさん

あれから5年も経ったのか…(作者の都合テヘペロ(´>ω∂`))

俺たちが初体験をしてから俺達はもっと2人のことがすきになってしまったようで

2人ともガムシャラに働き

ついにursmと同じ上級花魁になれた

ここでは俺を含めた4人しか上級花魁は居ない

売上の大半は俺たちが稼いでいる

今俺たちはある計画を立てている

それは

"夜逃げ"だ

ときは三日前にさかのぼる

三日前

sm

大変やurtさん!skt〜!!!

skt

なんやなんや

urt

どうしたの??

何かと慌てた表情でやってきたsm君

sm

せ、snrが!

sm

"見受け"させられるんやって…っ!

…え、?

skt

、嘘やろ…

urt

そんな、…

urt

で、でも、っ!

urt

俺たちは花魁のなかでも上級だからそんな軽々しく身請けはさせられないはずでしょ…っ!?

urt

sm君の聞き間違えじゃないの…?

珍しくurtさんが動揺している

そりゃそうだ

大切な仲間の1人がいなくなってしまいそうなんだから

sm

いや、それがな?

sm

snrのことを気に入った人が

sm

有名なお家の人やってん

sm

で、あのババア(店主)が売上の大半は俺たちが稼いでいるからって断ろうとしてんよ

sm

なんに、

sm

その売上の倍の金をよこすって言い出して…

skt

はぁあ??

なんやそれ

俺らの稼ぎ舐めるんやないぞ

urt

それで?

sm

もう、4日後には身請けさせられてまうって

sm

お金を今日持ってきたから

urt

え、…?

urt

もうなんだよそれ…

skt

俺たち何も出来へん…

しばらく沈黙が続いた

skt

sm君はそれでいいの?

skt

snrのことを好きなんでしょ?

skt

諦めるの…?

あの負けず嫌いなsm君が諦めるとは思えなかった

sm

諦められるわけあらへんやろ

やっぱりな

skt

じゃあ、さ

skt

提案、なんやけど

skt

みんなで、"夜逃げ"せえへん?

urt

…え、?

2人がぽかんと口を開けた

skt

俺ももうurさん以外の人に愛されたくない

urt

それは俺もだよ、skt

urt

もう、お前しか見たくない

そう俺達は

あの初体験の日に俺から告白し、付き合っているのだ

sm

はーい、イチャイチャはやめ

sm

でも夜逃げ、見つかったら殺されんで?

sm

ええの?

そうだ

俺達花魁は鳥籠の中の鳥

もしも逃げたりしたら殺されてしまう

skt

…俺は

skt

お前らとバラバラになるくらいなら

skt

死んだ方が、マシや…

急に涙が溢れてくる

バラバラになった時のことを考えると

母さんに捨てられたようにみんなに捨てられるのかと思い

涙が出てくる

urt

俺も、離れたくない…っ

sm

ダメ元で逃げて、

sm

見つかったら

sm

みんなで、死のか…

志麻くんの優しい目が

優しく俺を見る

本当はみんな死にたくないだろう

それでも

離ればなれにはなりたくない

と、ゆうことがあり

俺達は今日、夜逃げします

snrにも状況を話したが

快くOKしてくれた

そして夜(作者の都合(殴))

sm

俺、抜け道見つけたで

sm

さ、行こか(小声)

skt

おっ、さすがやsm君(小声)

urt

じゃあ、行くぞ(小声)

俺達は普段来てた豪華な衣装を畳み、質素な服装に着替える

そして走って街に逃げた

計画はとても順調

な、はずだった…

ババア

おーい

ババア

4人揃って何をしとん?こんな夜中に

snr

…ッ!?

1番見つかったら厄介なやつに見つかった…

ババア

夜逃げでもするんかな?

ババア

そんな格好で

ああ

俺が3人に変な提案したせいで

3人が危機に晒されている

俺一人だったら何か言い訳が出来たかもしれないのに

skt

(…っそうや、)

skt

んー、せやなぁ

skt

まあ夜逃げや

urt

…ちょ、skt、ッ!?(小声)

3人が動揺している

snr

(何考えてるん…ッ?)

snrが心配そうに見ていることが伝わってきたから

俺は後ろを向いて微笑み

skt

(先に行ってて)

と、口パクで伝えた

snr

…ッ!?

snrには伝わったようで

そんなことできひんと言わんばかりにこちらを見てくる

それが分かったから

お前の優しさが伝わってきたから

俺は大声で叫ぶ

skt

行"け"え"!!!

skt

さっさと走れぇ!!!

skt

グズグズしてんじゃねぇ!!!

skt

俺もすぐ行く!!!

俺が急に叫んだため3人は驚いた顔をしている

sm

…skt、っ

urt

やだ、ッグス

snr

…、俺らは、っ

snr

俺らはお前を信じてるから走るんやぞ、っ

snr

生きてこいよ、っ

snr

絶対に、っ!

あぁ、snr

お前はいつもそうやって優しかった

お互いいじりあったり、喧嘩しまくったりしたけど

一途でsmくんが大好きなお前が

なんだかんだ言って本当に好きだったよ

sm君

君もまた悲しそうな顔をしてるね

sm君はいつも自分のことより周りの人のことを考えられる人だったね

そして一途でsnrのこと好きすぎてキモかったしw

そんな君を俺は大好きだったし、尊敬してた

最後に

urさん

なんで泣くの?

俺はurさんを泣かせたいわけじゃないよ

出来ればずっと一緒にいたかった

君の笑った顔は俺だけがみていたかった

笑顔が可愛くて優しくて

商売が上手くて接客が上手くて

俺らの中で1番の売れっ子

そんな君を僕は

愛してた

skt

さ、行き

skt

最後の忠告や

俺は優しく微笑みババアの方をキッと見る

ババア

なんかよう知らんけど

ババア

お前らは鳥なんだよ

ババア

この鳥籠からは逃げられない

ババア

逃げるなら殺すだけだから

そう言ってババアは俺に向かってナイフを向けて走ってくる

俺は3人が走ったのを確認して

ババアの攻撃を避ける

最後にurさんが俺に向かって

urt

「愛してるよ」

と、口にしたのを最後に見て

ババア

他の3人を逃がした…!?

ババア

まあいいだろう

ババア

お前を殺してからあいつらも殺す…ッ

ババアが殺意を持った目で走ってくる

skt

俺を助けてくれたあの吉原のババアには感謝してる

skt

あの仲間に出会わせてくれたから

skt

ありがとうございます

skt

でも、

skt

あいつらのとこには行かせへん…っ

グサァッ

skt

ウグ、ッ!?

辺りに鈍い音が鳴り響く

skt

(心臓に、近いっ)

俺は左胸を刺され激痛にもみわれる

skt

それでも、

skt

守りたいん、やっ、

そうして俺はババアを引き止めた末に息絶えた

urt side

あれから何日もたったが

sktが来ることはなく

sktが足止めしてくれたにもかかわらず

俺達は

ババアに見つかり今から殺されるところだ

urt

最後くらいは、

urt

sktと死にたかったなあ

俺は空を見上げる

urt

ねぇ、sm君、snr、skt

urt

俺、お前らと花魁やれて

urt

お前らと過ごせて

urt

こうして鳥籠の外に少しでも出られて

urt

すっごい幸せだったよ

呟くと同時に胸を刺される

urt

…sk、t

urt

1人にして、ごめん、っ

urt

俺も、行くよ、っ

俺の横には

恋人繋ぎをして倒れている紫と黄色がいて

俺も 静かに目を閉じた

skt side

20△△年○○月××日

俺は歌い手として活動している

前世の記憶は全て残っていて

あの3人のこともはっきりと覚えていた

skt

あいつら、どうしてるんやろなぁ

skt

また、会えるかなぁ…

そう小さく呟きながら街を歩く

その時だった

俺の目に飛び込んできたのは

見覚えのある、金髪と紫髪と茶髪だった

skt

…ッ!?

俺は3人を急いで追いかける

urt

それなぁ!?

sm

いやわかりみが深すぎるwwww

snr

でしょお?www

楽しそうに話す3人の背中に勢いよく飛び込む

skt

みんな、っ

skt

また、っ、会えた…っ

俺が涙を流しながら抱きつくと3人はキョトンとした顔で

urt

すみません

urt

どちら様、でしょうか??

skt

え、…?

一瞬何が何だかわからなかった

まさか、覚えているのは俺だけ…?

神様、どうして俺をこんなにいじめるんですか

俺をどれだけ苦しめたらいいんですか

urt

sm君、知ってる…?

sm

俺、しらんよ、?

snr

俺も知らーん

3人が口を揃えて言う

3人とも、覚えて、ないんや

skt

す、すみません

skt

人違い、でした…

本当はこんなことしたくなかったし

やっと会えたのに…

あかん、また泣いてしまいそうや…

俺が3人に背を向け歩き出した時だった

urt

なーんってね

sm

おいskt

snr

どこ行くんだよ

後ろから懐かしい声で呼び止められる

snr

あの時の仕返しや

sm

よくも俺たちを置いていったな

俺は振り返り勢いよく3人に抱きつく

skt

よかった、良かったよおおお

urt

フフフッ

3人は俺を抱きしめながら泣いている

顔は見えないが伝わってきた

urt

もう、っ

urt

置いてなんて行かせねえから

sm

俺たちずっと一緒やから

snr

もうバラバラになんてならへんぞ

そして結成されたグループ

"浦島坂田船"

彼らは人気歌い手グループでもあるが

かつて、上級花魁として

華やかな衣装をまとい、人々に一夜限りの夢を見せていたのだとゆう

彼らは、前世も、今世も

きっと来世も

共に生き続けるだろう

作者です!

もう最後の方意味わからんwww

誰か語彙力と文才を…(((殴

とりあえず浦島坂田船最強です

良かったら❤と💬してくれると嬉しいです

それじゃあ、ばいばーい!!!

この作品はいかがでしたか?

1,124

コメント

36

ユーザー

初コメント失礼しますm(__)m 素晴らしい小説ですね...(´;ω;`)涙が止まりません...(´;ω;`) フォロー失礼します...(´;ω;`)

ユーザー

吉原ラメントの世界観がすごい!!! めっちゃ好きだわ!

ユーザー

神だ...エモエモのエモで泣きそうになりました‪w ええっと...好きです‪w

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