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歯車は
カチリカチリと
動き出す
君が出てきた
細い木の手を振って
綺麗なワルツを踊ってる
可愛い音楽と仲間と一緒に
クルリクルリと回ってる
やがて音楽が鳴り止むと
君は奥へ行ってしまう
待って待ってと言うけれど
振り向きもせず行ってしまう
今日も言えなかったな
2つ前の君に
好き
たった2文字の言葉
一人で呟いてみた
だけどそれは届かない
僕らは踊り子
木でできた踊り子
動けずに見守る踊り子
やがて音楽がまた鳴って
クルリクルリと回ってる
次は大きな声で言ってみよう
だけど君は前の子と
クルリクルリと踊ってる
やがて音楽が鳴り止むと
君は奥へ行ってしまう
僕の気持ちも届かずに
僕らは踊り子
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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