テラーノベル
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紫
桃
桃
紫
大体話されることは分かってた
俺は桃
高校三年生で遊び盛りの年齢
バイト三昧の人生に飽きちゃって
友達作って遊んでた
別にバイトだってちゃんといってる
バイト代も半分以上はこの家につぎ込んでる
あとは遊んでるだけ
そのせいで家族と大きな壁が出来てしまった
紫
紫
桃
桃
桃
正直友達よりも家にいたいぐらい家族が好きだ
でもそんなこと言えないし
みんな多分俺のこと邪魔者扱いしてる
分かってる。
家に帰らない不良男は要らないとか思われてるんだろうな
赤
赤
赤
黄
橙
桃
赤
赤
赤
赤
桃
目の前に出されたのはタバコだった
これはバ先の先輩から貰ったタバコ
いつか吸おうって思ってて
けっきょく吸えてないやつ
桃
桃
紫
桃
紫
桃
紫
桃
桃
紫
紫
桃
あーあまた
壁が分厚くなった
赤
桃
桃
桃
桃
吸うつもり無かったは嘘になる
吸う勇気が無かっただけ
紫
紫
桃
紫
紫
紫
桃
赤
赤
赤
桃
赤は真っ直ぐな目で俺を見てきた
俺にもその優しい目してくれるんだな
桃
赤
家族の雰囲気はこれで
良くなると思ってた
思ってたのに
数ヶ月後
青
青
タバコの火を僕の腕に当ててきた
青
僕はなんとかバイトに通えていた
そのお陰で体も壊れて
メンタルもすごく崩壊していた
青
青
僕の体はボロボロだ
色んな人に殴られたりやられたりしてきた
もうどうでも良くなってきた
家族とか。生きるとか。人のためになるとか。
なんでも良くなってきた
青
青
青
青
僕はタバコの箱を見ながら帰った
これを僕が吸っていた
タバコ。
未成年は吸っちゃいけないのに
でも
未成年じゃやっちゃいけないことを僕は沢山してきた
沢山されてきたんだ
タバコぐらいなんともならない。
青
僕はタバコに火をつけて
吸ってしまった
#すとぷり
スーパー鼻水
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コメント
1件
おお……第3話、一気に重く深いところまで来ましたね。桃くんの「家族好きだけど素直になれない」もどかしさが切なかったです。赤くんが真っ直ぐな目で話してくれたあの場面、一瞬希望が見えた気がしたのに……。シーン2で青くん視点に切り替わってからの転落が怖くて、タバコを強要される描写が生々しくて胸が痛みました。ラスト、青くんが自ら火をつけてしまう選択、どうしようもない絶望感が伝わってきました。この先どうなるんだろう……続きがすごく気になります。