ありさん
ありさん
ありさん
ありさん
ありさん
桃くんに連れられて、僕は病室の外に出た。
桃
優しく聞いてくれる。
でも、僕の心は優しさを反対する。
桃
青
桃
青
桃
桃
青
桃
桃
青
その瞬間、気づかないフリをしていた“液体”は
僕の声が枯れるほどの嗚咽と一緒に流れてくる。
桃
桃
桃
青
桃
青
桃
青
『嫌い』
黄ちゃんの気持ちだからしょうがない。
でも、不安だ。
そんな僕の気持ちをわかってくれているのだろう。
桃
桃
なんでだろうね。
こんなにも、不安だったのに
なんの根拠もない桃くんの『大丈夫』に
安心感を覚える。
青
桃
青
桃くんの笑顔を見て、笑顔になる。
桃くんが親友でよかった。
ありがとう。
桃
黄
桃
赤
戻ってきた君の目は赤かった。
僕は、やっぱり彼を悲しませた。
泣かせた。
あれだけ、赤に勇気を貰った。
でも、彼の顔を見て本当に僕でいいのか迷ってしまう。
それに、悲しいのは彼なはずなのに…
黄
涙が出てくる。
黄
拭っても、拭っても止まらない。
黄
気づくと目の前には彼がいた。
ギュッ…
黄
彼の体温を感じる。
青
青
黄
青
黄
青
黄
青
黄
黄
青
黄
青
君との未来を描けない僕。
そんな僕でも君は…
黄
青
青
黄
じゃあ僕もちゃんと真実を話さなきゃね。
僕に真実を話そうとする君は
僕の方を向いて視線を逸らさない。
そして、ゆっくりと話し始める。
黄
黄
青
黄
青
黄
青
黄
黄
青
黄
黄
青
黄
青
黄
青
黄
僕の声は届いたんだ。
青
黄
青
毒リンゴを食べず生きた
僕のお姫様
キスでは起きなかったけど
僕の声が届いて眠りから覚めた
僕のお姫様
それだけでよかったよ。
もう、いいでしょ?
なんでだろうね。
神様が僕たちに味方してくれないのは。
「赤さん。」
突然かけられた、先生からの声。
きっと黄ちゃんのこと。
赤
それから俺が知るのは、
見たくなかった未来。
ありさん
ありさん
ありさん
ありさん
ありさん
ありさん
コメント
4件
フォロー&ブクマ失礼します🙇⤵️
うん、ありちゃん大好き←おい キミセカ続き待ってるよ(´;ω;`) ハピエン待ってる(´;ω;`) ゆっくりでいいからハピエン待ってる (´;ω;`)←うるせぇ 明日でテストも終わる...頑張る(´;ω;`)