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※注意※
この作品はこれ単独のセカイです
私が書いた他のモノとは 関係ありません
また、ぬるいですが 押し倒している描写があります
心の広い方のみ お読みください
青柳冬弥
青柳冬弥
青柳冬弥
モブ山モブ彦
モブ山モブ彦
青柳冬弥
青柳冬弥
パーティーの途中 たまたま廊下で聞いた会話が
どうしようもなく 喉の奥をヒリつかせる
主催者側らしき 金も権力も手に入れて
あとは誰かで遊ぶくらいしか 進化の先がないような男に
ただ声をかけられて 逃れる為に言っただけ
冬弥に悪いところは無いし 相手もちゃんと
未成年なのは分かってるから 引き下がった
だから俺も無理に間に入らず 黙って見守っていたのに
なのに、どうして
青柳冬弥
俺はホテルの部屋で 冬弥をベッドに押し倒しているんだ
昔から何故だか 外見のことで騒がれるのが多かった
そして陰口としても よく言われたことがある
青柳冬弥は女を惚れさせては フるのが趣味の酷い男だと
実際はそんなわけも もちろん無く
ただ当たり障りのない態度を装い 見えない壁を作っていただけで
女子を弄ぶどころか同級生とも どう話せばいいか分からなかった
だからなのか、彰人と知り合い 俺の世界が広がっていき
だんだん彰人に惹かれていって 彰人に告白された時
俺は素直な返事をすることが 出来ないまま付き合ってしまった
自分の素直な気持ちは とっくに決まっていたのに
俺は司先輩を尊敬しているし どうか幸せになってほしいと願っている
でも、それと 彰人への気持ちは別で
俺は彰人の触ると柔らかいのに 毎朝のように跳ねる髪が好きだ
実は歌だけじゃなく 絵や色彩も優れているのが好きだ
パンケーキを食べてる時の 幸せそうな笑顔が好きだ
……そんなことも口に出せない 臆病な自分が嫌いだ
そんな時、司先輩に ピアノを弾くからと招待された
ホテルで開催されている パーティーの途中で抜け出して
彰人に押し倒された瞬間 声も出ないほど驚いてしまった
床にはパーティーから帰ってきて すぐに脱いだままの
スーツのジャケットや 靴が散乱していて
いつもの冬弥なら 片付けろと注意してくると
頭では理解出来るのに 身体は冬弥を押し倒したまま
ずっと動けないでいる これじゃヘタレと言われてしまう
青柳冬弥
青柳冬弥
東雲彰人
青柳冬弥
青柳冬弥
青柳冬弥
東雲彰人
青柳冬弥
東雲彰人
東雲彰人
東雲彰人
青柳冬弥
青柳冬弥
青柳冬弥
東雲彰人
青柳冬弥
青柳冬弥
青柳冬弥
東雲彰人
あまりに冷静な態度に 胸がチクリと痛む
もしかして慣れているのか こんな状況に
そんな考えが頭を過ぎり また嫉妬で頭がグラつく
一緒に来ていた二人は きっとまだ会場にいるはずで
会場から帰ることは おそらくまだ無いだろう
でも、もしもなにかあって アンコールを頼まれたりしたら……
いや、それならそれで アドリブで乗り切るかもしれない
そんなグルグル回る思考の中で 彰人に言えたのは
いつも通りを装った つまらない小言だけで
こんなロマンの欠けらも無い 自分自身が嫌になる
本当はスーツのシワなんて どうでもいいのに
女子みたいな可愛い反応なんて 出来るわけ無い自分を誤魔化して
焦っているのもひた隠しにして 何とかシャワーに誘導する
彰人のいないうちに準備して せめてもう少しだけでも
明らかに女子には見えない なんだったら彰人より大きい俺が
なんとか愛らしく見えないか 模索してみる
後から入るのならば いっそバスローブだけの方が……?
でもそこまでするのは さすがに恥ずかしい
迷った結果 着て来た服に着替えたが
シャワーを浴びる彰人を 一人で待っている間は
まったく落ち着けず ただ時間が過ぎるのを待っていた
青柳冬弥
東雲彰人
シャワーを順番に浴びて それぞれの普段着に着替えると
場所はホテルでも いつも通りすぎて
さっきの状況は 嘘だった気がしてきた
あと、シャワーを浴びてる間に 出ていかれるんじゃないかと
部屋に居なかったらどうしようか そんなふうに思ってずっと怖かった
東雲彰人
青柳冬弥
青柳冬弥
東雲彰人
東雲彰人
青柳冬弥
青柳冬弥
東雲彰人
東雲彰人
青柳冬弥
東雲彰人
青柳冬弥
この返事を聞く限り 本当はオレに恋愛感情なんて無くて
天馬先輩と並べるレベルで 好きじゃないんだと思う
オレと付き合っているのだって もしかしたら
俺が告白した時に妥協や同情心から なんとなく承諾しただけ
そんなふうに思えてしまって 暗い気持ちになる
オレは天馬先輩には勝てないんだ
青柳冬弥
東雲彰人
こっから先は
CPの受け攻め問題が発生するので
書きません