れい
れい
れい
れい
⚠注意⚠ ハイキュー!!夢小説 キャラ崩壊 オリキャラ出てくる 原作ガン無視 女装男子 それでもいい方のみどーぞ!!
咲籐純白
咲籐純白
咲籐純白
俺の名前は咲籐純白(さとうましろ)。
たった今大好きなFPSゲームで目標だった20キルを達成した。
咲籐純白
俺はそう呟き、布団にくるまった。
コンコン
扉をノックされた。
姉さん、起きてる?
扉の向こうから聞こえる声。
俺はめんどくさいので無視することにした。
姉さん?
起きてるでしょ?さっきすごい大きい声出してたもんね!
咲籐純白
バレてるなら仕方ない。 あれは俺だってあんな大声出すつもり無かったし……
咲籐純白
入るよ?
咲籐純白
ガチャ
咲籐空黒
ドアを開けて入ってきたのは俺の弟である空黒(あくろ)だった。
咲籐純白
朝から綺麗な顔をしている…… 眩しいくらいだ。俺の弟とは思えない。
咲籐空黒
咲籐純白
あまりにも申し訳なさそうな顔をするものだからいいよと言ってしまった……
咲籐空黒
咲籐純白
咲籐純白
咲籐空黒
そう言われたので俺は壁に吊るしてあるカレンダーに目を向ける。
咲籐純白
咲籐純白
咲籐空黒
咲籐純白
入学式……。正直行きたくはない。
咲籐純白
咲籐空黒
晴れ舞台という程でもないだろうに。
あんなの話聞いて終わりだ。
咲籐空黒
咲籐純白
なんなんだ。どんどん最近『おねだり術』が進化している気がする。
こんな頼み方を弟にされては断れる兄はそうそういないだろう。
咲籐純白
空黒の顔がどんどん明るくなっていく。
咲籐空黒
満面の笑みでそういった。そんなに嬉しいものか。
そう言ってから、空黒は部屋を出ていった。
咲籐純白
可愛い弟のために支度を始めますか。
先程の会話でも察している人が多いかもしれないが俺はほぼ不登校だ。
ほぼというのも、計画的な不登校であり、ただ単に学校に行ってないという訳では無い。
単位を取れる分を計算して学校に行き、卒業する。
これもこれで考えてるしいいだろう。
楽しそうに笑い合い、元気に通学していた。
咲籐純白
咲籐純白
久しぶりに袖を通す制服。
俺の通う、私立青葉城西高校の制服。
ただ俺の制服は少しだけ違った。
咲籐純白
俺の制服は女子用の制服だった。
俺は昔から自分の性別に違和感を感じていて
可愛いものが好きだったし、髪も伸ばしたかったし、スカートが履きたかった。
幼稚園生や小学校低学年の頃はそれを隠さずさらけ出していたけれど
それは小さい頃の話だった。
俺は男だから、男の格好をしなきゃいけない。そう言う常識があったのだ。
好きでも無い服を着て、あまりよく分からない男同士のノリに乗って。
中学生の頃にはもう疲れてしまった。
母さんや父さん、空黒にその事を話すと、みんな親身になって話を聞いてくれた。
そして気が強かった母さんや子供のためならなんでも出来る精神の父さんがの先生に掛け合ってくれて。
高校では女の子として生きることが許された。
声も高かったし、背も低かったから違和感を持つ人はいても、気づく人いないだろう。
だが、自分でもおかしいのは分かっているから。
俺に女の子だと思って話しかけてくる。申し訳なくなる。
だから俺は必要最低限しか学校に行かないことにしている。
今日の朝ごはんは何かな……
そんなことを考えながら制服を着て、 その答えを確かめるべく"私"はリビングへと向かった。
電気がついていなかった部屋から出てきたからか、リビングの電気が眩しく感じ、少し目を細めた。
咲籐純白
母
父と母は私を『しろちゃん』と呼ぶ。 呼び方をどうこう言うつもりは無いが少し恥ずかしい。
ちなみに空黒のことは家族みんな黒と呼ぶ。呼びやすくていいと思う。
母
咲籐純白
咲籐純白
本日の朝食は目玉焼きに味噌汁に白米。 ごくごく普通の朝食であった。
母
咲籐空黒
咲籐純白
咲籐空黒
母
母
母
咲籐空黒
母が満面の笑みで私たちをみるので 私はとても心が暖かくなった。きっと黒も同じなのであろう。
母
母
咲籐純白
咲籐純白
実際そうであろう。
バレないか心配であっても、もう2年間も隠し通してきた。
これからバレることなんてあまりないだろう。
母
咲籐空黒
小っ恥ずかしいことをよくそんな平然といえる。
兄弟でなければ惚れていてもおかしくは無い
そうこう話しているうちに最後の一口を食べ終わった。
咲籐純白
咲籐空黒
母
今日は入学式だし頑張ることも特にないが……
咲籐純白
そう返しておいた。
咲籐空黒
あれ、部屋に戻ってスマホでも見ようかと思っていたのに。もうそんな時間だったのか
咲籐純白
私はスクールバックを手に持ち黒を追いかけた。
母
"いってきます"
その声が黒と重なり、私と黒は玄関を出た。
れい
れい
れい
れい
れい
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