いつだって優しくしてくれた貴久。
どんな時もそばにいてくれて、 味方でいてくれて。励ましてくれて。
貴久の言葉や優しさにどれだけ救われたか。
そんなの…数えきれない。
増田
○○
増田
○○
でもね_______。
○○
貴久の背中をぎゅっと抱き締め返して、 その胸に顔を埋める。
増田
増田
○○
体を離して、顔を上げると、 貴久は拗ねたような顔をしてて、目が合うと、そらされる。
その顔は、心なしか、赤く見えて、
○○
増田
そう言って、唇を尖らせた貴久は、 私の唇に唇を重ねたんだ。
増田
○○
私はずっと貴久とこうしたかったんだよ。
心に空いた穴はいつの間にか埋まっていた。
増田
○○
増田
○○
増田
○○
増田
何それっ………。
好き…。この気持ちの正体が分かったら。
その時は………。
増田
真剣な貴久の声が耳元に聞こえる。
甘くて、優しい声に胸が熱くなる。
手越くんの事が好きだったはずだったのに。
今は貴久にドキドキしちゃってる。
何なんだろう。この気持ち。
これが……恋?
貴久の視線が刺さってる気がして、 上をむくと、優しく笑う貴久と目が合って、 目をそらそうとすると…
増田
増田
熱のこもった瞳に吸い込まれて、 貴久の唇と私の唇がもう1回重なって。
○○
まともに顔見れないじゃん…!!
そこから、私の唇は、 貴久と手を繋いで帰ってる間も、 ずーっと熱かった。
つづく…
コメント
4件
続き早く見たい〜!
よかったよかった 両片思いですね よかったよかった 増田くんの機嫌もすっかり直ったわけだし。あとはバスケをやめないという言葉と好きって言葉ですね(⌒▽⌒)