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貴方が私を殺して＿＿。

第27話 - 第二十六話　“喫茶店うずまき”にて

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2023年05月01日

#文豪ストレイドッグス

#夢小説

#オリキャラ

スイ星

此処はうずまき喫茶店だよ（圧）いい画像が無かったんだ☆

潤一郎

す…すんませんでした！！

翠

ﾋﾞｸｯ

入社試験終了後、この建物の一回にある“うずまき”という喫茶店で、私達は一息ついていた。

潤一郎

いくら試験の為といえど、力強く押したり、騙したりと随分失礼な事を……

太宰

ｳﾝｳﾝ

敦

（何故太宰さんは頷くのだろうか……(─.─||) ）

潤一郎

本ｯ当にすみませんでした！

翠

別に、大丈夫…

潤一郎

服も汚しちゃって御免ね〜、洗って返すよ…

翠

……有難う、

潤一郎

あっ、自己紹介が遅れたね、ボクの名前は谷崎潤一郎、探偵社で助手のような仕事をしてます

翠

（助手……）

潤一郎

それで此方が＿＿＿

ナオミ

妹のナオミですわ！

そう云って、谷崎クンに抱きつく。

翠

兄妹……

翠

よく似てますね
↑空気を読んだ

敦

えっ…

ナオミ

そうでしょう？特にこの辺りとか本当にそっくり♡♡

そう云って彼女は谷崎クンの服の下に手を入れる。

潤一郎

…………

翠

(^_^)ﾆｺｯ

敦

（凄く空気よんでる……）

国木田

翠と云ったか？

翠

あ、はい

国木田

貴様も今日から武装探偵社の一隅、故に周りに迷惑を振りまくような、社の看板を汚す真似はするな

国木田

俺も他のみんなも、その事だけは徹底している

翠

判った、

敦

そう云えば…翠ちゃんも探偵社が使ってる寮に入れるんですよね？空き室ありますか？

潤一郎

満室じゃありませんでしたっけ？

国木田

嗚呼、満室だな

敦

如何しましょう？

太宰

別に翠ちゃんは今まで通り私と一緒に寝るよー

鏡花

えっ…

敦

一緒に……？

国木田

誤解を招くような云い方は止めろ太宰、

太宰

えー間違った事は口にしてないけどなー

太宰が後ろの席から顔を出し、私と目を合わせる。

太宰

翠ちゃんも私と同室がいいでしょ？

国木田

圧をかけるな圧を、

翠

……うん、一緒で良いよ

太宰

ほらね！翠ちゃんもこう云ってる！

国木田

本人が云うなら良いが……

国木田

いいか翠？太宰はああ見えて屑だから、就寝中何かあったら与謝野女医の所へ行け

太宰

待って、与謝野女医は一寸…（切り刻まれる……）

翠

判った、

太宰

翠ちゃんも返事しないでっ！！

潤一郎

（仲良いなぁ……）

女給

お茶をお持ちしました

翠

有難うございます

お茶を受け取り、一口飲む。

敦

（あれ、太宰さんが女給さんに話しかけてない……）

敦

（珍しいな……）

太宰

却説、探偵社定番の遊戯でもしようか

翠

ゲエム…？

太宰

新入りは我々先輩達の前職を当てるのだよ、ま、探偵修行の一環かな

翠

………じゃあ、谷崎クンとナオミちゃんは…学生？

潤一郎

おっ、正解、！

ナオミ

どうしておわかりに？

翠

ナオミちゃんはセーラー服着てて、先刻太宰がバイトって云ってたから学生かなって…

翠

谷崎クンはナオミちゃんの兄妹って云ってたから……

潤一郎

すごい…

敦

（僕と同じ考え方…）

太宰

じゃ、次国木田君、

国木田

はぁ？

翠

えっと、国木田さんは………

翠

教師…？

乱歩

正解〜！すごいねぇ翠ちゃん、

太宰

如何して解ったの？

翠

国木田さんの手帳を教科書に見立てたら、様になったから……ただの感、

敦

なる程…

太宰

正直でいいねぇ〜

太宰

次は、私〜

敦

太宰さんのは難しかったです……

乱歩

元七不思議の一つだからね〜

国木田

賞金七十万まで膨れ上がってたからな

潤一郎

今は全員知ってるから、十万くらいに減っちゃったけど…

太宰

さぁ当ててご覧翠ちゃん、ヒントはね〜私と鏡花ちゃんは同じ職場だったことかな

鏡花

当時の面識はないけど、

潤一郎

流石に難しいんじゃ…

乱歩

解けるでしょ？

敦

えっ…

乱歩

もう何となく解ってるんじゃない？

太宰

…………

翠

………太宰の前職…、

ポートマフィアでしょう？

敦

嘘…本当に当てた……

鏡花

すごい…、

潤一郎

十万手に入れた……

太宰

その理由は？

翠

これも感だけど………何方でも出来そうだから、

敦

えっ…

翠

人を殺す側も救う側も変わらなさそう……

太宰

………、

太宰が驚いて目を見開く。

太宰

ふふっ…

太宰が笑みをこぼして、微笑む。

太宰

矢張り翠ちゃんで良かった、

翠

…？如何いう＿＿＿…

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ

谷崎クンの方から着信音が鳴る。

潤一郎

もしもし…あっ賢治君？

潤一郎

うん、うん…判った伝えとくよ、ううん有難う、

国木田

依頼か？

潤一郎

いえ、何か敦君と鏡花ちゃんに電話が来たらしくて、

潤一郎

『書類はまだか』って…

敦

あ゛！！

鏡花

っ…！

鏡花ちゃん達が同時に立ち上がる。

国木田

真逆、貴様等…依頼を忘れて＿＿＿

敦

これから行く予定だってんですよ！あは…あはは…！

そう苦笑しながら席を離れて行く。

敦

行こう鏡花ちゃん！

鏡花

うん、！

二人はそう云って、喫茶店を後にした。

国木田

そろそろ俺達も戻るか、行くぞ太宰

太宰

えー…私もう一寸此処でゆっくりしていきた〜い

国木田

子供じゃあるまい、寝言は寝て云え！

国木田さんはそう云いながら、太宰をズリズリと引きずって行く。

潤一郎

あっ、うん…今敦君達行ったよ、連絡してくれて有難うね

潤一郎

いや、全然＿＿＿

乱歩

谷崎君、

潤一郎

はい、なんでしょう？

乱歩

一寸、代わってくれない？

潤一郎

良いですよ、

乱歩

有難う、あっ…賢治君？今起きてて警察が解けないような難事件ない〜？

翠

（そんな事件あるの…？）

乱歩

ある？判った隣町ね、今直ぐ行ってくる！

潤一郎

乱歩さん隣町まで行くんですか？付添は……

乱歩

平気だよ、翠ちゃんに付いて来てもらうから

翠

えっ…

乱歩

じゃあ行くよ！

私の手を掴み、乱歩さんは走り出す。

潤一郎

あっ…乱歩さん！！

潤一郎

ｯ＿＿…はぁ……

ナオミ

あのままで良いのですか？お兄様、

潤一郎

まぁ、多分翠ちゃん電車の乗り方分かるだろうから大丈夫だと思うし、乱歩さん一緒だから……

ナオミ

そうですわね、それじゃあ探偵社に戻りましょうか！

潤一郎

うん、！

主

タップ数ヤベー

主

はいっと言う訳で…

主

いきなり乱歩さんと依頼を解決（？）することになった翠ちゃん！

主

その先には何が待ち受けているのでしょうか！？

主

お楽しみに！

♥️宜しくお願いします！

貴方が私を殺して＿＿。

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