この作品はいかがでしたか?
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銀茶
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あれは今から4年前の秋頃のお話です。
当時の私は18歳、免許を取り車の運転が 楽しくて仕方なかった頃です。
私の家は行き先を伝えておけば 何時まで遊んでいようが 特に問題を起こさなければ 咎められる事はない ゆるい家庭環境でした。
まぁ隠すことでもないので 言ってしましますが 当時の私の素行も 良いという物ではありません。
次の日が休みという事もあって 小学校からの友達と夜遅くまで 遊んでいました。
時間ははっきり覚えていませんが、 確か日は変わってなかったと思います。 2人で遊んでいた友達が何を思ったのか 「清滝のトンネル」に行ってみたいと 言い出しました。
京都にお住まいの方や心霊系が お好きの方なら ご存知かもしれませんが 京都の右京区嵯峨にあるトンネルです。
ここでどんな心霊現象や何があって 心霊スポットと呼ばれているかは 当時の私は知りませんでした。 なんなら心霊スポットだと言う事も その時初めて知りました。
ちなみに現在も調べていません 怖いので。
少し話が逸れました その友達が言い出したことに 私は特に何も思うことなく承諾しました。
そして、私の運転でそのトンネルへと 向かったのです。
その当時住んでいた 家からは約40分ぐらいの 道のりで、その道中にその友達が 以前お昼間に別の友達と言ったことを聞き その時は何もなかったので 夜に行ってみたかったからと トンネルに向かう理由を聞きました。
そして、民家が並ぶ上り道を進み 目的手前のカーブを曲がり 少し進んだところでトンネルが見え 私は車を止めました。
霊感と呼ばれるものは全く無く そう言った体験もしたことなく なんなら全く信じていなかった そんな当時の私が そのトンネルを見た瞬間でした。
逃 げ ろ
逃 げ ろ
ま だ 間 に 合 う
全身が危険信号を感じ取ったのか 私は隣に座っている友達に 「無理、帰ろう。」そう言いました。
友達も何かやばい雰囲気を感じていたのか 私の言葉に即答してくれて。
私はトンネル前の道でUターンして 大急ぎで登ってきた道を降りました。
ただ、その時私は後部座席より さらに後ろから 何かの気配を感じましたがバックミラーを 見ることができませんでした。
そしてようやく街の明かりが見え 人や車が多くなってきた頃に 後ろを見ることができました。
安堵し友達とあれはやばかった もう絶対行かない等と 話しながら帰路につきました。
ただ、ここで終わりではなかったのです。
駐車場に車を止め その友達の家に泊まる事になっていたので 2人で歩いて行く事にしました。
そして、2人で彼女の家に向かっている時 地元にある松尾大社の御旅所前に 差し掛かった時。
パァン!!
背後で何か金属が弾けたような 音が響きました。
ビクッ!となった私達の横を猛スピードで 一台の車が走り抜けていき。
音の原因はその車がマンホールを 踏んだ音だと分かりましたが タイミング、場所が あまりにもでき過ぎていて 私は何かが祓われたのかなと 思う事にしました。
銀茶
銀茶
銀茶
コメント
30件
わぁ、←今見た人 こ、怖い 私も昔そう言う経験あったからめっちゃ分かります、、
いや怖い\=͟͟͞͞(꒪ᗜ꒪ ‧̣̥̇)/
なるほど... その経験はマジで怖いですね... そもそも近くには心霊スポット自体無いので私にはそんな経験無いですねー... 多分...