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さつまいも

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橘靖竜
囚人のジレンマ。
それは、互いに協力したほうが、協力しないよりも有益な結果となるのを分かっていながら、しかし協力しない者がより利益得る状況だと、互いに協力しない――というジレンマだ。
あるところに犯罪で捕まったAとBという囚人がいた。
ここで担当の検事は、両者の自白を促すために、こんな提案をする。
本来ならば互いに懲役10年だが、両者共に黙秘をするのであれば、懲役5年に短縮する。
ただし、どちらかが自白し、どちらかが黙秘した場合、自白したほうは即釈放とし、黙秘したほうは刑期が倍の懲役20年となる。
両者共に自白をした場合は、本来の刑期である懲役10年とする。
この場合、互いに黙秘すれば、刑期は半分の5年になるのだから、これを選ぶのが互いの利益となる。
しかさ、相手を裏切り、自白してしまえば、なんと即釈放である。
ただ、互いに裏切るのであれば、結果的に刑期は10年になる。
目先の利益か、双方の利益か――これが囚人のジレンマである。
タカマツ
タカマツ
タカマツ
タカマツ
タカマツ
タカマツ
タカマツ
タカマツ
タカマツ
タカマツ
タカマツ
タカマツ
タカマツ
タカマツ
ユエ
ユエ
ユエ
ユエの質問のエグさに、タカマツは戦々恐々とする。
タカマツ
タカマツ
タカマツ
タカマツ
ユエ
ユエ
ジュンナ
マリエ
マリエ
マリエ
ユエ
タカマツ
ユエ
マリエ
ジュンナ
ユエ
ユエは一同を見回すかのごとく、辺りをぐるりと見回してから続けた。
ユエ
ジュンナ
マリエ
マリエ
ユエ
ユエ
タカマツ
タカマツ
ユエ
ユエ
タカマツ
ユエ
ジュンナ
マリエ
タカマツ
タカマツ
タカマツ
タカマツ
タカマツ
タカマツ
ユエ
ユエ
タカマツ
ユエ
ユエはそう言うと、タカマツのそばまでやってきて、耳打ちをするかのように唇を近づけた。
ふわりと髪の毛の良い匂いが漂った。
ユエ
ユエの言葉を待っていたかのように、ある人影が姿を現した。
タカマツ
そこにいたのは、マネージャーだった。
マネージャー
マネージャー
マネージャー
マネージャー
マリエ
タカマツ
タカマツ
タカマツ
ユエ
マネージャー
マネージャー
ユエ
ユエ
ユエ
マリエ
マリエ
ジュンナ
タカマツ
タカマツ
ユエ
ユエ
ユエ
ユエ
タカマツ
ユエ
ユエ
ユエ
タカマツ
タカマツ
ユエ
ユエ
タカマツ
ユエ
ユエ
ユエ
その言葉が合図だったかのように、スポットライトが次々と落ちて行き、そこに残ったのは――。
愚かな男の呻き声だけだった。
コメント
3件
結局お前が悪いんかい笑